海外のアパートってどんな感じ?実際に経験してわかった日本との違い

海外での生活をするのに大切な、住まい。

海外でアパートを探すには、大家さんと英語でやり取りしなければならなかったり、なかなか自分の思ったような物件が見つからなかったりと、大変な部分もあります。

今回の記事では、カナダ在住の私が実際に体験して知った海外のアパート事情についてご紹介していきます。



海外でのアパートの探し方とは?

海外でアパート探しは主に、インターネット。

私が住んでいるカナダでは「kijiji」というサイトがポピュラーで、自分が住みたいエリア、家賃、部屋数などを入れて検索すると、写真付きの部屋の情報が出てきます。

自分が気に入った部屋があれば、その部屋のオーナーさんに電話やメッセージをして、実際の部屋を見せてもらいに行きます。

海外では、アパートの部屋を探すのに不動産屋さんを通すことはまずありません。なので、直接部屋のオーナーさんと契約をして、部屋を決めることになります。

日本と海外のアパートの違いとは?

#1 家具付きの場合が多い

海外のアパートでありがたいのが、家具付きな部屋が多いこと。シェアハウスの場合は、共用の冷蔵庫や洗濯機が付いているのはもちろん、自分の部屋にテーブルやベッドが付いている場合がほとんどです。

ワーホリや学生さんの場合、そんなに長期滞在する予定ではないのに、家具を買うのはもったいないですよね。そんな時は、借りる部屋にどんな家具があるのかもチェックすると良いですよ。

一般のアパートでも、コンロ、冷蔵庫と洗濯機はついている場合が多いので、私も、カナダに引っ越してすぐに、自炊もでき、洗濯もできたので、とっても便利だなぁと感じました。

#2 部屋が大きい!

海外のアパートの部屋は、良くも悪くも部屋が大きい!

私もカナダに来てからいくつか部屋を見せてもらったのですが、1人で住む場合、キッチンとリビングルーム、そしてベッドルームがあるのが主流で、金額も月10万ほど。日本と比べるとちょっと高いなぁといった感じです。

フルタイムで働いていれば、払いきれない金額ではありませんが、1人にはちょっと広すぎるし、学生さんなどにとっては、かなり高い家賃。

日本のようなちょっと小さめで、家賃の安い1人用の部屋があったらいいのになぁと思っています。(笑)

#3 いきなり引っ越し??

海外では、アパートの一部屋を買い、それを貸すことで、投資するのがとっても一般的。

私もカナダで最初のアパートは、部屋を買ったオーナーさんから借りていたものだったのですが、半年ほど経った頃、いきなりオーナーさんから連絡があり、「町に戻ることになったから、1か月以内に引っ越してくれますか?」と言われてしまい、引っ越さなければならなくなってしまいました。

日本では、そんな状況に陥ったことがなかったので、かなりビックリ体験でした。

#4 煙探知機におびえながらの料理

海外では、スモークアラームと呼ばれる煙探知機がどのアパートの部屋にもついていて、コレが結構やっかいなんです。(笑)

アパートによって付いている場所は様々なのですが、私が住んでいたアパートでは、キッチンのすぐ横についており、私も料理をしていた時に、「ピピ!」と鳴りだして、かなりパニックになりました。

タオルで煙探知機を仰いだら、止まったので良かったのですが、もし、そのまま煙探知機が鳴ったままでいると、消防車が来てしまうと聞いていたので、かなり焦ったのを覚えています。

カナダに来てからも、この問題はあって、夜中の3時に「ビー!ビーッ!!」という激しい音で起こされ、何かと思って壁を見ると、火災報知機のランプが光っていました。

パジャマの上にジャケットを羽織り、エントランスに出ていくと、多くの居住者の方がすでに避難していました。

20分ほどした後、消防士の方が来て、間違いのアラームだったというのが分かったのですが、1つの部屋で煙が発生すると、すべての住民が避難しなければいけないという、ちょっと面倒なものだなぁと思いました。

#5 アパートの人と仲良くなれる

日本のアパートでは、隣に住んでいる人がどんな人か分からないなんてことはよくありますよね。

カナダに来てからビックリしたのが、人々がとっても気さくに話しかけてくること。

新しいアパートに引っ越してきてからも、大きな荷物を持っていたら、「あら、新しく越してきたの?」と話しかけてくれる人が何人もいて、「私は〇〇号室だから、たまにお茶を飲みに来てね。」なんて言われることもあって、すぐにお友達ができちゃいました。(笑)

何かあった時も、だれか知り合いが同じ建物にいると思えるので、とっても心強く感じています。

まとめ

海外のアパートは、日本と違うメリットもデメリットもあります。

最初は私もたくさん戸惑いがありましたが、郷に入っては郷に従えで、意外と慣れてしまうものです。(笑)

住んでいるうちに、カナダのアパートにも慣れ、居心地が良いなぁと思えるようになってきています。