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カナダのバーで7ヶ月働いて分かった、海外のリアルな仕事風景と衝撃体験

海外で働くってどんな感じなの?

僕は友人からそんな疑問をよく聞かれます。

たしかに「海外で働くイメージ」ってなかなか湧きませんよねー。

僕はカナダのトロントで7ヶ月ほどバーテンダーをしていたんですが、日本とは違っていて驚いたことが何度もありました。

今回はその中から特に印象に残っていることをいくつか紹介します!

どんなバーで働いてたのか?

まず、僕が働いていたバーについて簡単に説明しますね。

そのバーはダウンタウン(中心地)から電車で10分ほどの郊外にありました。

周囲には様々なお店が軒を連ねていましたが、あたり一帯の雰囲気は比較的落ち着いていました。

おそらく住宅が多かったからだと思います。

客層は地元の人たちが中心で、年齢層は30〜60代と高め。

店内にはテーブル席が8席とカウンターに6席。それにビリヤード台とジュークボックスがありました。

全体的に少しレトロなバーでした。

笑えない事実が発覚!

働き始めて1週間ほど経ったころ、カナダ人のオーナーに店の周辺のことを聞いていると衝撃の事実を知らされました。

「道を挟んで斜め向かいに、ちょっとヤラシイ店があるだろ?2年前、そこで殺人事件があったんだよ。だからお前も気つけろよ。ははは」

笑い事じゃねぇ!!

実はそのバーから5分ほど歩いた距離に、治安の良くないエリアがあったんです。

そんな地域だったので、命をかけて働きました(笑)

クレイジーな客たち

常連の中に長身で男前の40代の男性がいました。

外見だけ見ると良い男なんですが、中身がほんとにクズ(笑)

普段は愛想が良く、ウィスキーを飲みながら真面目な話をする人なんですが、給料日から3日間くらいは、おクスリタイムに入るんです。

はじめてその姿を目にしたときは驚きました。

いつも通り入ってきたと思ったら、顔が少し違う。

とろーんとした感じ。

最近どう?と聞くと、聞き取れない返事を返してくる。

ちょっと様子が変だと思い、店の裏にいるオーナーに聞くと

「あぁ、こいつ今ドラッグやってるから、酒出しちゃだめだよ」

ド、ドラッグ!!??あんな真面目な感じの人が??

言葉を失いました。

男と話してみると、目の焦点が合ってないし呂律も回ってない・・・

僕は少し恐怖を感じました。

男は「一杯だけでいいから出してくれよ」と言いましたが、僕は「今日はダメだから、帰って」と言い、帰らせました。

カナダでは、客の様子によって店側が酒を出す出さないを決めることができるんです。

もし客が飲みすぎて、店を出たあとに何か事件を起こすと、それはその客に酒を出した店の責任になってしまうんですよ。

日本と違うとこですね。

お客さんもそれを知ってるので、はっきりと「ノー」を言うと帰ってくれます。

彼以外にもキマってる人はたまに来ましたが、毎回すぐにお引き取り頂きました。

ある夜、もうお店を締めようかという時間に、1人の男が店に入ってきました。

背は低めでかなりがっちりとした男はすでに少し酔っている様子。

「1杯だけですよ」と言い、僕はビールを出しました。

男はグビグビ飲んでから、僕の出身を聞いてきました。

日本だと答えると、

「じゃあ空手やってんだろ?」と。

空手も柔道も習ったことがないかったので、僕はやってないと言いました。

しかし男はなぜか戦う気満々で、

「なぁ、一戦やろうぜ。すぐ近くにジムがあるからよぉ」

と僕の目をまっすぐ見て、真顔で言ってきました。

僕は出したビールを下げ、

「飲み過ぎだから、このまま帰ってくれ」

と冷たく言いました。

ピリピリした空気が流れる中、男がガッと僕の腕を掴んで

「ビビってんのか?」

と低い声で脅してきました。

僕は無言でメンチを切りました。

ビビっていて、言葉が出なかったんです(笑)

5秒ほどの静かな時間のあと、男はフンッと鼻を鳴らし、ゆっくりと店から出て行きました。

暴力的な酔っ払いはほんとに多かったです。

お客さん同士の喧嘩を何度も目撃しました。

日本の酔っ払いって平和ですよ。ありがたい(笑)

お客さんとビールを飲みながら・・・

次は楽しい話です!

先ほど説明したように、店内にはビリヤード台があり、客は有料でプレーすることができます。

働き始めて3ヶ月ほど経った頃、常連客のおじさんたちと仲良くなり始めていた僕は、彼らに誘われてビリヤードをすることが増えました。

もちろん営業中に。

ビール出して、球打って、ビール出して、球打って、という感じ。

みんなビリヤードが異常に上手いんですよ。

なので構え方から、ボールの細かい動き方まで教えてもらいました。

また、ビリヤード中はお客さんたちが気前よくおごってくれました。

なので、3ヶ月目以降は基本ほろ酔いで働いていました。

なんと自由な(笑)

とはいえ、ちゃんと仕事はしていたので、オーナーには一言も文句は言われませんでした。

こういうゆるくて楽しい雰囲気、日本にももっとあればいいなと思います。

アンフェアな世界

カナダにはチップ制度があります。

ビール1本にもチップが発生します。

ところがこのチップ制度、かなりアンフェアなんですよ!

何がアンフェアなのか、順に説明しますね。

僕が働いていたバーには僕の他に女性のスタッフが3人ほどいました。

といっても、小さい店なので基本的に1人で店を回すんです。

なので、スタッフ同士が一緒に働くことはほとんどありませんでした。

これがどういう意味かというと、その日稼いだチップは全てその人のものになるんですね。複数で働く場合は、分けないといけないんです。

さて、僕が1日働いたとき、稼いだチップは平均25ドルでした。

ある時、他の女性スタッフにチップについて聞いてると、彼女らは、1日平均50ドル近く稼いでいたんです!

2倍も違う!!

その理由は明確でした。客のほとんどが男性だったからです。

4ドルのビールを1本出したとき、僕へのチップは50セントなのに、女性スタッフには1ドルも出すんですよ!1ドル!

僕がチップで月500ドルほど稼いだとき、彼女らは月1000ドル稼いでたんです!!

こんなアンフェアな世界あるの!!??

しかも女性スタッフは、お酒をおごってもらったり、いろんなものをプレゼントされたり。

ここはキャバクラか!!といつも裏でツッコんでしました。

海外でお金を稼ぎたい女性の皆さん、チップ制度のある国ではバーで働きましょう!

おわりに

少しインパクトのある話を紹介しましたが、いつもこうだったわけではありませんよ(笑)

働いていた大半は、非常に平和で平凡で、英語を使いながらとても楽しく仕事が出来ました。

そしてカナダで働いてみて思いました。

こんなに選択肢に溢れてる時代に日本だけで働くのはもったいない!と。

ぜひ海外で働いてみてください!素晴らしい人生経験ができます!

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