料理好きにお勧めの海外番組「Destination Flavour Japan」の魅力!

今回は、海外では珍しい、日本食を紹介するTV番組「Destination Flavour Japan」の紹介をします!

私がこの番組を知ったのは、オーストラリア留学をしていたときです。

オーストラリア人の友人から「日本の料理番組やってるの知ってる?」と聞かれ、「オーストラリアで日本の料理番組?」とかなり興味津々。

私の家にはテレビがなかったので、その友人宅にお邪魔して見させてもらったのですが、「オーストラリアでも有名なマスターシェフのアダムさんが日本に来て日本を紹介している!」とかなり衝撃でした。

そのシリーズを見るためだけに、その友人の家を週1回訪れるのが習慣になるほど、ハマってしまった番組です。

料理好きで楽しく英語力を伸ばしたい人は必見ですよ~。



あらすじ

この番組は、オーストラリア人のマスターシェフ、アダム・リアウが、日本各地を訪れながら、日本の文化や和食を紹介していくドキュメンタリースタイルの番組です。

毎回日本各地の美しい映像とともに、日本の伝統的な料理からストリートフードまで様々な料理が紹介されていくので、日本人でも楽しめる番組となっています。

この番組の見どころ

「オーストラリアの番組で日本が紹介されている!」というだけでかなりテンションがあがって見ていたのですが、日本の事を海外の人の視点から見るのは、とっても新鮮でした。

そして、「この言葉って英語でこう言うんだぁ。」と、英語の勉強にもとっても役立ちました。

海外にいると、日本の事を聞かれることは日常茶飯事。

例えば、「納豆ってどんな食べ物?」と聞かれたときに、今までは適当に、「「Natto is made from soy beans and have really strong smell, like cheese.」(納豆は大豆からできていて、かなり強いにおいのあるチーズみたいな食べ物だよ。)という感じで説明していたのですが、

この番組を見て、発酵は「Fermentation」で、納豆は「Fermented soy beans」であるということを知り、それからは、「発酵」という単語を使って納豆を説明できるようになりました。

また、アダムさんの英語はとっても聞き取りやすいので、当時、英語の勉強真っ最中だった私にとって、この番組は英語教材でもありました。

なのでいろんなシーンで、「こうゆう英語の表現があるんだ~。」と、たくさん英語を学んだ番組でもあります。

日本人の私でも知らないような日本の事を知れる!

この番組の好きなところは、すべてがリアルなところ。日本を紹介する海外の番組では、「えっ?そんな文化日本にはないよ。」と思ってしまうほど、事実ではない情報が伝えられることもあるんです。

ですが、この番組では、日本料理も、日本文化も、本物。アダムさんがマスターシェフということもあって日本料理の細かいところまで紹介されていました。

私がこの番組を好きなのは、日本各地での異なった文化や料理を紹介しているところ。海外では、「日本では、みんな寿司や照り焼きチキンを食べている。」と思われがちですが、日本には各地に名物がありますよね。

アダムさんも北海道から沖縄まで旅していくのですが、北海道では、北海道産のミルクとチーズを使ったチーズケーキ、名古屋では名古屋コーチンなど、各地で地元の名産を紹介していて、「こんな名産品もあるんだ。」と、日本人の私でも知らないものがいっぱいでした。

シリーズを通して北から南へと旅していくアダムさん。見ているだけで、遠いオーストラリアから日本旅行を楽しんだ気分になれました。

いろんなレシピを紹介してくれるので、レシピの幅を広げられる

全ての回で地元のフレッシュな食材を使ったレシピを紹介してくれるのも、とってもタメになるんです。

お豆腐を紹介していた回では、「どんな料理を作るんだろう?」と思っていたら、なんと、「豆腐ハンバーグ!!」

オーストラリア人なのによくこんな料理を知っているなぁとビックリでした。(笑)

私も彼のレシピをまねして作ってみたのですが、オーストラリアにはない、ふわふわのハンバーグができて、日本に帰ったような気持ちになれたのを覚えています。

まとめ

デスティネイション・フレーバー・ジャパンは、私のオーストラリア留学時代に、日本のステキな文化と、美味しい料理を再確認できた思い出のあるドキュメンタリー番組です。

海外で日本を紹介しているテレビ番組を見るというのは、ちょっと不思議な感覚でしたが、毎週楽しい時間を過ごせましたよ。