Go aheadってどんな意味?使いこなして英会話の表現を豊かにしよう!

Go aheadとはどんな意味なのでしょうか?

「どうぞ」という意味だと理解している人も多いかと思いますが、どれくらいの程度の「どうぞ」なのか分かりますか?

またgo aheadと動詞で始まる命令形の表現なのに命令のニュアンスがないのはどうしてでしょうか?

今回はそんな様々な疑問に答えながらこのgo aheadについて解説していきたいと思います。



go aheadの意味①:許可(名詞)

実はこのgo aheadには名詞的意味もあります。

この場合の表記はgo-aheadとなり「許可・承諾」という意味で使われます。

How’s project A going?
(プロジェクトAはどんな感じ?)

It’s not that good. I haven’t received go-ahead.
(あんまり順調じゃないよ。まだ許可が下りなくて)

ビジネスの場でこのgo-aheadが使われると躊躇わずに「思う存分やってみなさい!」というニュアンスの許可、という印象です。

ビジネス英語ではstartと同じ意味でlaunchという単語が使われたりしますよね。これもlaunchの方が勢いよく気合十分で始める!というニュアンスが含まれています。

go aheadの意味②:「進め」という(形容詞)

形容詞としての使い方もあります。

名詞形と同じくgo-aheadと表記してこんな風に使いましょう。

Let’s just across over it. It’s still go-ahead signal.
(渡っちゃおう、まだ信号が青だから)

It seems like that we can go. There’s a go-ahead sign.
(進んで良いみたい。進めの看板があるから)

go aheadの意味③:どうぞ

一番知られている意味がこの「どうぞ」だと思います。

ドアやエレベーターなどで人と居合わせた時の「どうぞ」や電話で相手が言いたいことがありそうな時の「どうぞ」など色々な「どうぞ」に使うことが出来ます。

さてここで冒頭の疑問に戻りましょう。Go aheadは動詞から始まる命令形なのに、「どうぞ」は命令形ではありません。これはどうしてなのでしょうか?

実は命令形には「人のためになる、人を思って言われた命令形は事実上命令形にならない」というルールがあるんです。

例えばhave a nice dayもhaveで始まる命令形ですが、相手のことを思って発した言葉なので「良い1日を過ごしてね」という命令形でない訳になりますね。

なのでgo aheadも「先に通りなさい」などという命令形にはなりません。

ただ多少カジュアルな表現になりますので、ビジネスの場ではplease go aheadと言うかafter you という表現を使った方が無難です。

I think like…oh, sorry
(私は…あっ、ごめんなさい)

I’m sorry, please go ahead.
(いえ、こちらこそすみません、どうぞ)

go aheadの意味④:先に行く

動詞としての使い方で「先に行く」という意味もあります。

Aheadは先に、前に、という意味の単語ですね。

Our time is three points ahead.などと言って「私たちのチームは3点勝っている」という文章を表すことも出来ます。

それでは「先に行く」という使い方の例を見ていきましょう。

Oh no! I forgot the key.
(ヤバい!鍵忘れた!)

I’ll go and get it. Can you go ahead? I’ll catch up soon.
(私が取ってくるよ!先に行っててくれる?すぐ追いつくから)

ちなみにこの例文で出てきたcatch upですが「追いつく」以外の意味もあるんですよ。これは日常英会話で使える表現なのでぜひ覚えて下さいね。

It’s been a long time! There’s a lot that I wanna catch up on!
(久しぶり!話したいことたくさんあるよ!)

Catch upには「会っていなかった期間を埋める」という意味もあります。久しぶりに友達に会った時などに使うことが出来ますね。

まとめ

今回はGo aheadの意味をご紹介しました。

この言葉は今回紹介した意味以外に、ヒーローもので「攻撃してみろよ!(やってみろ!)」なんていう時にも使われます。

また「お好きなようにやって下さい」などという時もgo right ahead and do as you want.などと表現することが出来ます。

様々な意味があり便利なgo ahead。あなたもぜひどんどん使ってみて下さいね。

それではまたお会いしましょう!catch you later!