私が海外移住を決めたきっかけ。肌で感じた海外の生活スタイルの魅力とは

日本を離れてはや7年。

数字にするとかなり長く感じますが、もうそんなに経つんだなぁと自分では実感が湧かないほど、この7年はあっという間でした。(笑)

私は、オーストラリアとニュージーランドで留学、ワーホリを経験し、現在はカナダ在住。

今回の記事ではいろんな国に滞在してみて、「やっぱり海外に住みたい!」と海外での生活を選んだ私の、海外移住をすることになったワケをお話しします。



海外に住む?日本に戻る?

「オーストラリアに住みたい!」という思いでワーホリや学生ビザを伸ばしながら、気が付くとオーストラリアでの生活が5年ほど経っていました。

ですが、「今あるビザがもう少しで切れてしまう。この後はどうしよう…..。」その時の学生ビザが切れるまであとわずか、どうするか心を決めなければならなくなってしまいました。

オーストラリアでの生活は、本当に毎日が楽しくて、自分が学びたいことを学び、アルバイト先にも恵まれ、仕事も楽しく、毎日がとっても充実していました。ですが、学生ビザでダラダラとビザを伸ばしていくのはそろそろ限界。

「住めるものなら、ココに住みたい!」と思いながらも、このままオーストラリアに残るか、それとも日本に帰り、また日本の生活に戻るのか、なかなか答えが出せずにいました。

周りを見ると、最初にワーホリで来た時の友人はみんな日本に帰り再就職をしていたり、大学卒業後から1つの企業で働いている友人は、部下に指示を出すようなポジションに就いたりと、みんな地に足をつけた生活をしています。

それなのに私は、海外でふらふらしている….。

「こんなんじゃだめだなぁ。」と心ではわかっていても、日本に帰ってまた仕事をするという気持ちにはなかなかなれませんでした。

「海外に住む!」私の決断

オーストラリアに住むための永住権などについても調べたのですが、当時の私にとって、条件を満たすためにはかなりハードルが高く、わずかな残りの滞在期間でどーするか決められず、とりあえず日本に帰ってから考えることにしました。

日本に帰国後、実家の近くで再就職をし、家族と一緒に過ごしながら、働き始めました。長い間会っていなかった家族との時間はとっても居心地の良いもので、毎日一緒にご飯を食べ、いろんな話をして、穏やかな日々を過ごすことができました。

家族との生活は良かったのですが、問題は、仕事。日本での生活が長くなるにつれて、仕事でのストレスがどんどん溜まっていってしまいました。

オーストラリアとニュージーランドでは、パートタイムでありながらも、介護の仕事をしていたのですが、海外では年齢や、人種などは関係なく自分の意見を言うことができたり、細かいことまで指導されることはなく、自分のスタイルで仕事ができていました。

そんな自由で、お互いを尊重しながら働ける職場が私は大好きで、介護職は大変な仕事ではありましたが、自分では「大変だなぁ。」とか、「辛いなぁ。」と思ったことはありませんでした。

しかし、日本での仕事は、細かいルールがあったり、職場内での派閥などもあって、「こんなにストレスを抱えながら仕事を続けられるだろうか?」と思った時に、「やっぱり、自分には海外の生活が合っているんだ!」と再確認。

「もう一度海外に出て、挑戦しよう。」と思い立ち、もう一度、今度は留学ではなく海外移住をすることを決意しました。

海外移住をして良かった?

現在は、オーストラリアではなく、カナダでの永住権申請中なのですが、カナダでの生活を満喫しています。同じ英語圏でありながらも、国が違えば、習慣も、使う言葉も違ったりして、まだまだカナダを勉強中。

11月ごろから降り出す雪や、短い日照時間など、日本とは違ったことがたくさんありますが、そんな環境も楽しんでいます。(笑)

そしてなんと言っても、私が一番好きなのは、道を歩いているだけでも、いろんな国の人に出会えちゃうこと。

いろんな人種の人を見るたびに、「海外に戻ってきたー!」と実感しています。この国では、出身国に関係なく、みんな平等。どんな人でもみんなスタート地点は一緒なんです。

そんな、いろんな人たちが一緒に暮らす国のワンピースとして自分がいるんだなぁと感じながら暮らせている私は、とってもラッキーだなぁと感じています。

あとがき

カナダに来るまでに、オーストラリア、ニュージーランドといろんな国に滞在してきたので、他の国の良いところとカナダを比べてしまったりすることもありますが、自然が豊かで、ゆったりした雰囲気なカナダに移住したことは良かったなぁと思っています。

移住してまだ1年ほどなので、まだまだいろんな発見がありますが、たくさんの出会いや刺激的な毎日に、日々ワクワクしています!!