「Lit」はどんな意味?使い方や英語のスラングをわかりやすく解説!

英語を学んでいる人にとって、スラングを覚えるのって一苦労ですよね。

私もオーストラリアに留学していた頃、今まで聞いたことのないフレーズを聞いて、「それってどういう意味??」と思ったことがたくさんありました。

日本にも「マジでイケてる」とか、「超ウケる」なんて感じで流行り言葉があるように、英語にも流行り言葉があるんです。

今回はそんな最近流行っているスラングの中でも「Lit」についてご紹介していきます。



「Lit」の本来の意味とは?

「Lit」は「Light」という動詞の過去形です。ですので、「火をつける」とか、「照らす」なんて意味があります。

文章にすると、

He lit the match to smoke a cigarette.

彼はたばこを吸うためにマッチに火をつけた。

The candle lit everyone’s faces.

ろうそくがみんなの顔を照らした。

なんて感じで使われます。また、

She saw his father coming home and she had smile lit up on her face.

父親が返ってくるのを見た彼女の顔には笑顔が輝いた。

なんていうステキな使い方もあります。

「Lit」のスラングにはどんな意味がある?

「Lit」は本来の意味とは違ったスラングに使われることもあるんです!

多くの場合、若い人たちの間でよく使われていて、「Cool」(かっこいい)とか、「Awesome」(ヤバい)と同じような感じで、「It’s lit!」と言う事で、「めっちゃ楽しい!」とか、「最高!」なんていう気分の時に使われます。

また、「I got lit.」と言うと、「酔っ払っちゃった。」と言う意味にもなります。

この言葉はスラングなので、友達同士での会話で聞かれることが多いので、フォーマルな場面では使われることはあまりありません。

また、「It’s lit!」というフレーズは高校生や大学生ぐらいの若い人たちが使う言葉でもあるので、年齢が少し上の方が使ってしまうと、「そんな言葉まだ使ってるの?」なんて思われてしまうかもしれないので気を付けましょう。(笑)

「Lit」の使い方とは?

「Lit」は「スゴイ!」とか、「最高!」なんて意味があるので、パーティーなどで、かなり盛り上がっている時に使われることが多いです。例えば、

What do you think about the party?

このパーティーどう?

と聞かれたときに、

It’s so much fun!

めっちゃ楽しい!

と言う意味で、

It’s lit!

めっちゃ最高!

なんて感じで言うことができます。また、

How was Rihanna’s concert?

リアーナのコンサートどうだった?

OMG! It was lit!

信じられないくらい盛り上がってたよ。

と、「盛り上がった」と訳すこともできます。

文によって意味が少しずつ変わってきますが、どれも「スゴイ」とか、「楽しい」といった「Exciting」な気持ちを表す時に使うことができますよ。

また、「Lit」には「酔う」と言う意味もあるので、「酔っ払おう」と言いたい時には、

Forget about everything and let’s lit tonight.

全部忘れて今夜は酔っ払っちゃおう!

とか、

I was drunk.

の意味で、

I was lit last night.

昨日はかなり酔っ払っちゃったよ。

なんて感じの使い方もできます。

海外でパーティーやお酒を楽しむのも良いですが、羽目を外しすぎないようににしましょうね。(笑)

スラングはどうやって学ぶ?

日本で英語を勉強しているだけでは、なかなか英語のスラングに触れる機会ってありませんよね?

ちょっとした英会話がでれきればいいとか、ビジネス英語だけを学びたいという方にはスラングはあまり必要ないかもしれませんが、留学する方や、海外で生活したい方、海外で働く機会があるといった方は、知っておくと便利です。

いろんなスラングを学ぶには、英語の映画を見るのも良いですが、英語のネイティブスピーカーに聞くのが一番!

「最近流行ってる言葉って何?」とか、「今日It’s litって言ってるのを聞いたんだけど、それってどういう意味?」なんて聞くことで、実際に使っている人から英語の意味を聞けるので、スラングの使い方や意味を理解しやすいんです。

私も留学中はネイティブスピーカーの友人に、「これってどういう意味?」とか、「この言葉ってこういう場面でも使える?」なんて感じで、スラングの使い方を教えてもらっていました。

特にスラング表現は辞書を引いても分からないことがあるので、実際の英語話者と話をすることで、いろんな表現を学べることが多いですよ。