英語上級者になりたければ洋楽を聴け!あっと驚く英語の言い回し3選

英語学習中のそこのあなた!洋楽は聴いていますか?

英語で歌が歌えるようになったら良いな、と思うのは英語学習者の共通の願いかも知れませんね。実は洋楽には英語学習者が学ぶべき表現・言い回し・スラングなどがぎっしり詰まっているんです!

文法がいつも正しいとは限らないため英会話初心者の人には向かないときもありますが、中級者以上のあなたにはもってこいの勉強法だと思いますよ!

今回は私のおすすめの楽曲3曲から英語ならではの言い回しを選んでご紹介したいと思います。



洋楽①:Pink/fuckin’ perfect

1曲目はアメリの歌手PinkのFuckin’ perfectという曲の歌詞をご紹介します。

FuckingがFu**ingなどと表示されることもありますが、4 letters(一般的にFu*k)を指すも曲の中で濁すことなく歌われていますので私もそのまま表記します。

さてこの歌詞を見てください。

Always second guessing, underestimated

Look I’m still around

Second guessing→人がどう感じるか推し量ること→人の顔色を疑う

Underestimated→過小評価される→見下される

I’m still around→いつもそこらへんにいる→いつもそんな感じ

このような悩みを持つのは日本人もアメリカ人も同じなのですね。「人の顔色を疑って、見下されて、まだ私はそんな感じ」という意味になります。

「私はまだそんな感じ」を英訳する時、私たちはついついnothing has changedなどと仰々しく訳してしまいますが、シンプルにI’m still aroundとするところがネイティヴの感覚っぽいですね。

洋楽②:Natasha Bedingfield/unwritten

イギリスの女性シンガー。このunwrittenは当時前向きなライフソングとして人気を博しました。シンプルだけど核心をついた歌詞が魅力的です。

その前向きな歌詞がこちら

No one else can feel it for you only you can let it in

No one else No one else can speak the words your lips

(誰もあなたの代わりに感じることなど出来ない それが出来るのはあなた自身だけ

誰もあなたの言葉を語ることは出来ない)

勉強になる箇所はonly you can let it inの部分です。感じる(feel)のは心の中なのでlet it inというinの前置詞が使われていますね。

この曲は2004年にリリースされたものなのですが、今回紹介するにあたったyoutubeでこの曲を検索していたら「昔はこういう前向きな曲がたくさんあったよね」のコメントしている人が多く、面白いな〜と感じました。

たしかにひと昔前は「あなたは他の誰でもないの、あなたはあなたでいるだけでパーフェクト」みたいな歌が多かったな、と思います。

洋楽③:Jason Derulo/ marry me

アメリカの黒人歌手。ダンスがとても上手い実力派シンガーの一曲をご紹介します。

歌はこちらから聴いてみてください!

We’ll be forever in love so there ain’t no need to rush

But one day I won’t be able to ask you loud enough

この歌詞にはネイティヴがよく使うスラングが隠されています。ain’t って聞いたことがありますか?

これはin not, are notの略です。Be動詞の否定をain’t で表されているんですね。Have not, has notとして使うこともあります。

少し下品な印象があるとも言われている表現ですが、現代でも歌詞などでよく使われ、砕けた雰囲気を出すためにわざと使う人もいます。例えば

It’s not funny! 面白くないよ!

It ain’t funny! 面白くないっつーの!

といった感じですね。

まとめ

洋楽の歌詞をじっくり見てみると学ぶことが多いです。

おまけにもう1つご紹介するとSwedish house mafiaというスイスのグループのdon’t you worry childという曲

の中にsee heaven got a plan for you(ほら、神様が全ての計画を決めている→神様が全て守ってくれる)という歌詞があります。

このグループはEDM(electric dance music=クラブ系)系のイケイケ(?)グループなのですが歌詞の中に敬虔なキリスト教徒としての考え方が反映されていたりします。

歌詞を見ると英語だけでなくそれぞれの国の文化も理解することが出来て面白いですね!

それではまたお会いしましょう!