「何時から何時まで」を英語で言うと?基本の2つのフレーズを覚えよう

「何時から何時まで」この時間の確認をする場面は日本でも多いと思います。

自分や相手のスケジュールやお店の営業時間、映画や舞台の上演時間など、時計を見ながら動いている生活では必ず出てくるフレーズですよね。

特にビジネスの場面では時間の連絡と予定の共有は欠かせないものです。

今回は色々な状況に応じた「何時から何時まで」を使った例文を紹介していきます。

聞かれたときの答え方、聞き方を確認しましょう。

日本語でも同じ意味で色々な言い方があるように、英語でも様々な形での表現方法があります。

自分にあったものを見つけて使い慣れたら、ほかの言い方にもチャレンジしてみましょう。



「何時から何時まで」の基本型2つ!意味の違いをチェック!

「何時から何時まで」というフレーズは、大きく分けて2種類あります。

1つは、「From 何時 to 何時」です。

その間中その状態・行為が続いている時に使います。

「From A to B」で「AからBまで」となり、時間を伝える以外にも距離や範囲、期間などたくさん応用して使うことができるのでぜひ覚えておきましょう。

「何時から何時まで」の形で「From A to B」を使うと以下のようになります。

・今日の午後は3時から5時の間出かけてくるね。

「I’ll go out from 3 to 5 o’clock this afternoon.」

・今日の夜9時から10時までの間友達と電話しているね。

「I’ll talk with my friend on the phone from 9 to 10p.m tonight.」

「9時」など午前なのか午後なのか両方の可能性がある時間を言うときは「AM・PM」もしくは「Tonight」など時間帯の指定を入れるとわかりやすいですね。

もう1つの表現は、「Between 何時 and 何時」です。

「Between」は「〜と〜の間」という意味があるので、その間の時間中に何かをするなど時間の範囲内での行動を示す時に使います。

少し意味が違うので押さえておきましょう。

・12時から2時までにはここを出発するつもり。

「I’ll leave here between 12 and 2 o’clock. 」

・午後5時から9時までのどこかで買い物に行ってくるね。

「I’ll go shopping between 5 and 9p.m.」

「From」と「Between」の違いを感じることができたでしょうか。

相手に自分の予定を伝えるときに表現を間違えると誤解を生んでしまう可能性があります。

海外にいるときや日本語の伝わらない相手と大切なスケジューリングをする時は、英語で伝わったと思っていても必ず再確認をしましょう。

意外と伝わったようで伝わっていない場合もあります。

ビジネスの場面でも使える「何時から何時まで」の表現

「From」と「Between」の違いを軽く説明したところで、ビジネスの場面で使える簡単なフレーズを見ながらさらにしっかりと違いを確認しましょう。

・平日10時から5時まで対応できます。

「I’m available on weekdays from 10 A.M. to 5 P.M.」

・4時から6時までの間に30分くらい時間とってもらえるかな。

「Please give me about 30 minutes between 4 and 6 o’clock.」

・今日の11時から12時まで会議があります。

「I have a meeting today, from 11 to 12 o’clock.」

・3時から5時までに電話もらえる?

「Can you call me between 3 and 5 o’clock?」

「その間中ずっと」なら「From ~ to ~」、「その間に〜する」なら「Between ~ and ~」を使います。

「From」や「Between」は様々な場面で出てくる単語です。

ほかのフレーズで使っているうちに、それぞれの意味に感覚で慣れて使い分けができるようになります。

「何時から何時まで」をどうやって聞けばいいの?例文5選

「何時から何時まで」の答え方が分かったところで、今度は相手に聞く方法も勉強しましょう。

・明日は何時から何時までオフィスにいらっしゃいますか?

「What hours will you be at your office tomorrow?」

・あなたの仕事は何時から何時までですか?

「What time do you start and finish work?」

・営業時間は何時から何時までですか?

「What are the business hours?」

・あの美術館は何時から何時まで開いていますか?

「From what time until what time is that museum open?」

・夜のミーティングは何時から何時までがいいかな?

「What hours would you like to have a meeting tonight?」

「From ~ to ~」、「Between ~ and ~」を使わない表現を紹介しました。

「Start and finish」はとてもわかりやすいですね。

「Business hours」など時間帯があるものはそのまま尋ねれば、「何時から何時まで」という形で返してもらえます。

3番目の「From ~ until ~」ですが、「Until」で「〜まで」という意味があるので「To」と同じように使うことができます。

まとめ

今回は「何時から何時まで」を英語で言うための表現方法を紹介しました。

  1. 「何時から何時まで」は「From」か「Between」を使えば表現できる
  2. ビジネスでも使える「何時から何時まで」の表現で違いを押さえる
  3. 「何時から何時まで」を相手に聞くための例文集

英語では1つの意味で様々な表現方法があることが多く、どの表現でも全く、あるいはほぼ同じ意味なので気にせず使える場合があります。

しかしそうではない場合、表現ごとの意味の違いと使い方を覚える必要があります。

確認作業が多くて大変ではありますが、そうやって1つ1つの表現を自分のものにしていきましょう。