大人が英語の勉強を始める上で絶対に知っておきたい5つの原則

大人になってから英語の勉強を始める人って増えてますよね。

よく、「大人になってからでは限界があるんじゃないだろうか」「何から手を付けていいのかわからない」などの悩みを聞くことがあります。

やはりどうしても「英語は子供のころに身につけるもの」というイメージがありますよね。

今回は、その悩みに答えていこうかと。また大人が英語の勉強を始めるときに絶対に意識したいポイントも紹介します。

まだまだ諦めずにチャレンジしてほしいと思います!



年齢は気にするな!大人になってからでも大丈夫な理由

僕は英語の勉強に年齢は関係ないと思っています。

たしかに子供は何の苦労もなく言葉を覚えてしまいます。だいたい目安として9歳~12歳くらいまでが、自然に言語を習得できる限界です。それ以降は多少の苦労が求められるのです。

ただ僕もそうですが、英語を本格的に勉強し始めたのは高校や大学に入ってからで、それでも十分ネイティブに通用する英語力が身についています。

それに20歳を過ぎて、会社に入ってから急に英語を始めたという人でも、それなりの英語力を手に入れた人はたくさんいるんですよね。

なぜこうして、大人になってからでも英語は身につけられるのか説明していきます。

大人は子供より理解力がある

まず大人は物事を効率よく理解することができます。

たとえば、大人は単語の語源を調べて納得したり、文法の意味をじっくりと考えることができますよね。主語、述語、目的語とかを認識できるのも大人の理解量の力です。

これはどう考えてもめっちゃ有利ですよ。

子供は良くも悪くも全部が丸暗記です。深く考えなくてもとりあえず覚えちゃえます。「九九」なんかが特にいい例で、意味のない言葉の羅列を素直に覚えるのが子供の勉強法です。

もし今あなたが、「九九」を覚えろと言われたらかなりしんどいと思います。(笑)

でもそれが、何らかの意味を持つものだったら大人は楽に覚えられてしまいます。「restart」も「revive」も(re=再び)という意味があるんだなーとか考えられますよね。

これを応用していけば、大人でも何の問題もなく英語を身につけることができます。

集中力も大人の方が上

そしてもう1つ大人が有利な点は、集中力があることです。

「いや、自分なんて集中力ないよ」と思うかもしれません。(笑)

でも大丈夫です。確実に子供より集中力はあります。

特に大人の場合、「仕事で必要だから」「就職や資格試験のため」「海外で暮らす」など、英語を勉強する理由もはっきりしています。ある意味やるしかない状態なので、集中力は一層高まるはずです。

まあそれでも集中できないのが僕を含め、多くの人間だと思います。(笑)

そんなときは環境を変えてみるなど色々と工夫することもできます。

→英語の勉強が続かないあなたが今日から継続できるようになる7箇条

ですから、大人が英語を勉強するのに不利ということは決してないですよー。

大人が英語を始めるときに気をつけるポイント

続いて、大人になってから英語を始めるときに気をつけなければならないポイントを紹介します。

正直、ここを間違えてしまうと、めちゃくちゃ苦労することになるし、「やっぱり大人になってからじゃあ無理なんだ」という悲しい結果になってしまうので注意してください。

自然な言語習得プロセスを意識する

これは僕が実際に意識してきた、英語学習の根幹となる部分です。

赤ちゃんがどうやって言葉を覚えていくのか、その自然なプロセスをヒントにして僕は勉強してきました。

あ、さっき大人には大人のやり方があるということを説明しましたが、もちろんそれを踏まえた上での話です。

たとえば、言葉の基本は『音』です。

赤ちゃんはまず言葉を音として認識して、それから音に意味があることを知って、そして最終的には読み書きをして・・・という成長過程をたどるはずです。

いきなり読み書きする赤ちゃんもいなければ、いきなり言葉を話す赤ちゃんもいないんですよね。

これは大人もまったく同じで、英語の音を知らないと英語を話せるわけがないんです。

日本の学校教育では、英語と言えば文法とか長文読解などの『読む』訓練が中心だったと思います。でも本当に英語を身につけたければ、読むよりも『耳』から英語を学習した方が断然早いです。

だから僕は『リスニング』を中心に英語を鍛えたし、それを意識したからこそ大人になってからでも英語を習得できたと思っています。

一から英語を始めようと考えない

よく大人になってから英語を始める場合、「一からやり直しだ!」「中学の教科書を見直そう」と考える人がいますが、これはあまりおすすめしません。

理由は単純で、おそらくほとんどの人が中学の教科書を読み返すなんて「ダルい」と感じるからです。はい。

ダルいことはできるだけ避けた方が、効率よく勉強できるだろうし、長続きもします。

たとえば中学レベルの文法に自信がないなら、「これならなんとか頑張れそう」と思える教材を探してみたり、自分が好きなこと、興味のある分野に関連付けてできるような勉強をした方がいいです。

英語を一から始めるにしても、どこかに楽しさを見いだせるような勉強を心がけましょう。

英語に触れ続ける環境を作る

英語を身につけるには、積み重ねが何より重要です。

一時的にガーっと勉強するより、毎日コツコツと続けていく方が最終的には伸びます。

おそらく大人になってから英語を勉強する最大の壁がここだとおもいます。

学校、仕事、家事、色々あると思いますが、1日1時間でも上手く時間をみつけて勉強したいところです。

移動時間や休憩中に音声を聞くだけでも全然ちがいます。あるいはスマホのアプリなんかでも十分役立つ学習ができたりしますよ。

→ボイスチューブが便利すぎる件。英語学習がめっちゃ捗る。

とにかく英語は継続すること、そして英語の勉強を苦行だと思わないことです。

SNSで外国人と繋がってみたり、海外の通販サイトでショッピングをしてみたり、英語を続けられるモチベーションを維持することが、何よりも上達する近道です。

まとめ

というわけで、大人が英語の勉強を始めるなら、脳年齢的なことを気にしても仕方ないなーというのが僕の結論です。

大人になってからでも、正しい勉強法さえ知っていれば必ず英語を習得することはできるので。

  1. 自然な言語習得プロセスを意識する
  2. 一から始めるというプレッシャーを自分にかけない
  3. 毎日英語に触れる環境を作っていく

これらのことを意識してみてください。では。

 

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