「節約」は英語で何という?海外生活でよく使われる5つの表現

「今月はちょっと厳しくて。。。」「旅行のためにお金をためてるんだ。。。」

日本と同じように、アメリカでも「節約」はたくさんの人たちの関心事。

そのため会話のトピックになることも少なくありません。

アメリカ生活10年目になる私が、「節約」に関する会話をするにあたって、ぜひ知っておいた方がいいと思う表現を紹介していきたいと思います。



節約の英語①「Economy」

「エコノミークラス」という言葉は日本でもよく耳にしますよね。

この「エコノミー」には、「節約」「無駄を省くこと」などの意味があります。

“economy” は名詞/形容詞で、「節約する」という意味を表現したい時は、動詞の”economize”を使います。

例文

“ I am economizing on expenses.” (出費の節約中です。)

”economy”や”economize”は、すこしかしこまった表現なので、普段の会話の中で「節約する」という言葉を使いたい時は、次に紹介する”save”や”cut”などの表現がおすすめです。

節約の英語②「Save」

“save”には、「救う」「助ける」などの意味がありますが、「節約する」という意味でも使うことができます。

例文

“She is saving money for college.” (彼女は大学費用のためにお金を節約している。)
”We should find a good way to save time.” (時間を節約する方法を見つけなくてはいけない。)

ネイティブスピーカーと会話をしていると、”save up”という表現をよく耳にします。

最初の頃は、「なんで”save”だけじゃなめなんだろう?」「”up”をつけると何が違うんだろう?」と、”up”の感覚がなかなかつかみづらかったんですが、”up”をつけることで「ためこむ」というようなニュアンスを加えることができるようです。

例文

“She is saving up money for college.” (彼女は大学費用のためにお金をためこんでいる。)

”up”をつけたからといって、大きな意味の違いが生じるわけではないんですが、ちょっとしたニュアンスをつけることができるし、ぐっとネイティブっぽい表現になるのでおすすめです!

節約の英語③「Cut」

“cut”も日常会話の中でよく耳にする自然な表現です。

例文

”3 easy ways to cut your monthly expenses!” (月々の出費を節約する3つの簡単な方法!)

“cut”も先ほど紹介した”save”と同じように、”on”や”down”などの前置詞と一緒に使うことによって、ニュアンスをくわえることができます。

“cut on your expenses”
“cut down your expenses”

節約の英語④「Frugal」

義理の母は根っからの節約家で、寒くても暖房をつけずに家の中でコートを着て過ごしたり、キッチンタオルを半分に切って使ったりしています。笑

そんな義理母を、

“My mom is frugal.”

と旦那が言っているのを聞いて、”frugal”は「ケチ」という意味なんだと思っていましたが、「倹約な」「質素な」または「つつましい」という意味があるのだそうです。

まぁ「ケチ」も「つつましい」も結局は同じような意味なので、ものは言いようということですよね。

”be frugal of ~”で、「~を節約する」というように使えます。

例文

“We seriously have to be frugal of money!” (本気でお金を節約しなくちゃいけない!)

節約の英語⑤「Husband」

実は”husband”(夫)の動詞にも「節約する」という意味があったりします。

口では「節約」「節約」と言っているくせに、なんだかんだと無駄使いの多い、「安物買いの銭失い」タイプの夫を持つ私としては、ちょっと納得いきませんが。。。

ただこの表現、普段の会話の中で使われることはまずないので、ちょっとした豆知識として頭の片隅にでも入れておくぐらいでいいと思います。

まとめ

というわけで「節約」の英語表現をまとめると・・

  1. economy
  2. save
  3. cut
  4. frugal
  5. husband

日常会話の中で「節約」についての話題がでたら、saveやcutなどの単語は絶対にでてくるので、特に見逃がせません!

本文でも紹介したように、前置詞と組み合わせて使いこなせるようにしておけば、よりネイティブっぽい表現ができますよ。