サマータイムのある生活ってどんな感じ?留学中の私が感じたメリットデメリット

多くの国で実施されているサマータイム。

初めてオーストラリアに行った時にこのサマータイムを知ったのですが、季節によって時間を変えなければならない、ちょっとめんどうな制度です。(笑)

今回の記事では、海外のサマータイム事情についてご紹介していきます。



サマータイムとは?

サマータイムとは、夏の太陽が出ている時間を有効に使うために、時間を1時間進める制度で北米、ヨーロッパ、オーストラリアにニュージーランドなどの国々などで実施されています。

国によって時期は多少異なりますが、3月から11月ごろまでが夏時間、12月から2月ごろまでが冬時間と分けられます。

日本では、よく「サマータイム」と呼ばれていますが、英語圏では、「Day Light Saving」(デイ・ライト・セービング)と呼ばれています。

私も留学し始めた頃はこの言葉を知らず、学校の先生に、「明日からデイ・ライト・セービングが始まるから、時計を一時間進めるのを忘れないでね。」と言われ、「デイ・ライト・セービングって何?」とかなり戸惑いました。(笑)

クラスの中にはそのことを忘れていて、次の日の授業に1時間遅れてくる人もいたりして、ちょっとやっかいなものだなと感じたのを覚えています。

サマータイムがある生活ってどんな感じ?

サマータイムの時間の変更は結構大変。一人暮らしならそんなにたくさん時計がないので良いですが、大きな家に住んでいる場合や、オフィスのすべての時計の時間を変更するのは一苦労。

私が働いていた介護施設でも、すべての患者さんの部屋の時計を調節しなければならず、サマータイム開始日と終了日には、夜間スタッフはいっつも大変そうでした。(汗)

ですが、スマートフォンやパソコンでは自動的に時間を変更してくれるんです!このシステムにかなりビックリだったのですが、「誤作動とかで、ちゃんと時間を変更してくれなかったらどうしよう」と、心配性な私は、海外生活が5年以上たっているのに、未だに時間変更の日は緊張します。(笑)

時間変更はだいたい深夜に行われるので、寝ている間に1時間早まったり遅くなったりするんです。私が時間変更日にいつもやっているのは、スマートフォンと目覚まし時計を一緒において、朝起きた時に時間を確認するというもの。そうすれば、スマートフォンがちゃんと時間変更してくれたのを確認できるので、学校や仕事に遅れることがありません。

このサマータイム、大々的にアナウンスされるものではないので、時間の変更はほぼ自己管理。(笑)なので、サマータイムを導入している国で生活する場合は、「そろそろサマータイムの時期かな?」と気に掛けることが必要です。

サマータイムのメリットとデメリット

サマータイムを導入することで、照明を節約できるというメリットがあるそう。時間を1時間進めることで、日が出ている間に活動できるので、日中の電力を抑えられ、無駄な電力を使わずに済む、エコな制度だといえますね。

私個人的には、サマータイムがあることで、朝起きる時間に「まだ6時なのにこんなに明るい。もうちょっと寝たかったのに明るくて眠れない。」と言ったことを防げる点はいいなぁと思っています。

時計を1時間早めるということは、いつも6時に起きていた時間は、5時になるので、その分日の出時間も遅くなり、寝ている時間に明るすぎて目が覚めるということがないのがメリットかなと感じました。

デメリットはやはり時間の調整をするのが面倒だということ。サマータイム開始日をうっかり忘れていたりすると、学校や会社に遅れてしまったりと、トラブルが起こることもあります。

サマータイムがあることで、1年を通して太陽の上っている間に活動できるという点ではメリットがありますが、時間の変更日に多少のトラブルが起きるというデメリットがあるのも事実です。

まとめ

サマータイムは開始日と終了日に時計の針を進ませたり、遅らせたりしなければならない、ちょっと面倒なシステムではありますが、慣れてしまうと日照時間を有効に使えるよい制度だと思います。

サマータイムを導入している国への旅行や留学の際には、海外のサマータイム制度を体験してみるのも面白いですよ♪