「テンパる」は英語で何という?焦っている時に使えるフレーズ4選

「今日は遅刻するかと思ってテンパっちゃった。」とか、「会議中に資料ミスに気付いてテンパってしまった。」なんて感じで、突然の事態にテンパってしまう事ってありますよね。

そんな状況を英語で説明するにはどうしたらよいでしょうか?

今回は、テンパった時に使える英語フレーズをご紹介していきます。



焦った時は「Panic」を使おう!

テンパってしまった時って、「ヤバい!」とか、「どうしよう」といった、不安な気持ちになっている時や焦っている時ですよね。

そんな気持ちは「Panic」で表してみましょう。

例えば、

Oh no, I overslept! What to do?  I’m so panicked!

ヤバい!寝坊しちゃった!どうしよう。めっちゃテンパってる!

とか、

I was so panicked when I realize I’m on the wrong train.

間違った電車に乗ってるって気づいたとき、マジでテンパっちゃったよ。

なんて感じで使えます。

最初の文章は寝坊してしまった時に使えるフレーズ。きっと誰でも寝坊をして、時計を見た時に冷や汗をかいてしまったなんてことありますよね。(汗)

2つ目のフレーズも、電車に乗ってから「ヤバい。これ違う電車だ。」と気付いて焦っている状況を説明しています。

「Panic」という単語を使う事で、焦っている状況をストレートに伝えられるので、テンパってしまった時は使ってみましょう。

ネイティブがよく使う「Freak out」という表現を覚えておこう

「Freak out」というフレーズも、「パニックになる」とか、「テンパる」という意味で、日常的によく使われる表現です。

例えば、

Hey Amy, you’ll be the assistant for president.

エイミー、君が社長のアシスタントになるからね。

Really? I’m freaking out.

本当に?どうしよう。私今テンパってる。

といった感じです。

この例文では、自分がなりたかった役職に就けてうれしい気持ちと衝撃を受けてパニックになっているという2つの気持ちが入り混じった感情を表しています。

海外の授賞式などでも、受賞者が、

Wow, I’m so honored to receive this award, but I’m freaking out that I’m standing here.

こんな素晴らしい賞をいただけてとっても光栄です。ですが、ここに私が立っているという事にテンパってもいます。

なんて感じで答えているのを聞くこともあります。

この「Freak out」は他にも、

Oops! I dodn’t know you are home. You freak me out!

おっと。あなたが家にいるなんて知らなかった!ビックリさせないでよ!

なんて感じのビックリした気持ちや、怖かった気持ちなども表すことができちゃうんです。

状況によってちょっとニュアンスが変わるフレーズです。

感情を表すなら「Frustrated」がおススメ

イライラした気持ち、焦っている状況を表すなら、「Frustrated」という単語も使えます。

使い方としては、

Please don’t talk to me. I’m so frustrated.

今は話しかけないで。テンパってるから。(イライラしているから。)

とか、

She is frustrated, let’s leave her alone.

彼女テンパってるみたいだから、そっとしておこう。

なんて感じで使えます。

イライラいしている時のテンパっている状況を表すのに使ってみましょう。

余裕がないことを伝えるには、「There is no room in my mind.」

余裕がないというギリギリな状況を伝えるには、「There is no room in my mind.」というフレーズもおススメ。

このフレーズには「私の頭の中にはもう部屋がない。」という事で、「考える余裕がない。」という事を表しています。

会話の中では、

Hey you look terrible. What’s wrong?

どうしたの?ひどい顔してるよ。

I have so many things to do and there is no room in my mind.

やらなきゃいけないことがありすぎて、余裕ないのよ。(テンパってるのよ。)

Oh please calm down and organize yourself.

落ち着いて、整理しなよ。

なんて感じで使えます。

「There is no room in my mind.」と言うほかにも、「There is no room in my heart.」と、「Heart」「心」に置き換えることもできるので、気分次第で使い分けてみましょう。

テンパるの語源?「Temper」とは

テンパるの語源にはいろんな説がありますが、英語の「Temper」から来ているという説もあるようです。

「Temper」には「怒り」とか、「機嫌」といった意味があり、「Short temper」で「短気」といった意味になったりもします。

「Loose one’s temper」で、「カッとなる」とか、「イライラする」という意味で使うことができ、例えば、

I’ve been patient for his bad behavior, but this time I lost my temper.

彼の悪い態度をずっと我慢してきたけれど、今回は私もカッとなってしまった。

とか、                                            

Don’t lose your temper! It’s gonnabe OK.

イライラするなよ!きっと大丈夫だよ。

といった感じです。

日本語の「テンパる」のニュアンスよりも、「怒り」という感情のほうが強い感じですね。

テンパるという意味では使えないかもしれませんが、イライラしている時には使ってみましょう。