オーストラリアのおへそ?ウルルの現地ツアーで味わった神秘的な体験!

オーストラリア留学中、一緒にアルバイトしていたレストランの先輩から、「エアーズロックを見に行こうよ!」と誘われました。

オーストラリアのおへそなんて言われているエアーズロック。

現地ではアボリジニの言葉でウルルと呼ばれています。

今回は、エアーズロックの旅をご紹介していきます。



ドキドキのキャンプ!!

私たちは、ウルルの現地ツアーに参加することにしていたのですが、一番安いプランを選んだため、2泊3日の旅はホテル泊ではなく、キャンプ泊となっていました。

「キャンプって言ってもきっとちゃんとしたテントとかあるでしょ。」と思っていたら、なんと、持ってきた寝袋の上にさらにもう一枚の貸し出し用の分厚い寝袋で覆っての野宿。

「え~。こんなの想像していなかった。大丈夫かな?」と2人で心配しながらも、「星とか見えるし、きっと楽しめるよ。」と言って、寝袋を用意しました。

すると、ツアーガイドのお兄さんが就寝前に「この辺はディンゴが目撃されているから、寝るときは、手や足、顔も寝袋に入れて寝るようにね(笑)」と言って去っていきました。

「えっ?今のは本気?それとも冗談??」

ディンゴはオーストラリアの狼のような動物。

「寝てる間に食べられちゃったらど~する??」と半分笑いながら、半分ちょっとドキドキしながら、寝袋の中にもぐりこみました。

ウルルの周辺は砂漠地帯なので、昼間は太陽の光でとっても温かいのですが、夜はかなりの冷え込み。私たちが行った6月は、日本と季節が逆のオーストラリアでは秋。2重の寝袋の中でも、あしが冷え切って、なかなか熟睡することはできませんでした。

明け方、頭のあたりに「ゴソゴソ」という音がして目が覚めました。「もしかして、本当にディンゴが来たのかな?見てみたいけれど、とりあえず寝袋の中で静かにしておこう。」と思い、その場をやり過ごしました。

朝になり、ツアーガイドさんが来ると、「ど~やらディンゴが目撃されたみたいだね~。」と言っていたので、「あのゴソゴソはやっぱりディンゴだったんだ!」と再確認。

「食べられなくてよかったね~。」と、先輩と無事に夜が明けたことを喜びました。

感動の夕焼け

ツアーの中でとっても楽しみにしていたのが、夕焼け観察。

私たちが参加したツアーでは、夕焼けと朝焼けを両方楽しめるツアーだったのですが、まずは夕焼けを見ることになっていました。

「ウルルと夕焼けなんて、どんな景色になるんだろう。」と興味津々。

ビュースポットには、もうすでに到着していたツアーバスや、個人旅行で来ている人の車がずらーっと並んでいました。バスを降り、太陽が沈んでいくのを眺めます。

空の色がだんだんと変わり、太陽の光を浴びたウルルの色が変わっていくのがとっても幻想的!

「わー。こんなの見たことない!!」

太陽が沈んでいくのに合わせて、ウルルの色が徐々に変化していくのです。

「とっても、神秘的ですね!!」

「それに、こんな風に夕焼けを見たのなんて、日本でもないし、とってもいい経験ができた~。」

と2人で感動しながら、色が変わっていくウルルを見つめたのでした。

ウルルに登るか登らないか

翌日は、ウルルをもっと近くに感じるために、ウルルのそばまで行くことに。

ガイドさんの説明によると、「ウルルは、先住民の方たちにとっては神聖な場所です。登らないで下さいとは言いませんが、この場所が神聖な場所だという事を頭に入れて、本当に自分が登りたいかは、ご自身で決めてください。」とのことでした。

私たちもウルル登山をするかどうかは、ツアーに行く前から悩んでいて、登ってみたいという気持ちと、でも、神聖な場所ならば登るのはやめたほうがいいのでは?という思いで揺れました。

ですが先住民の方の意見を尊重し、「ウルルには登らずに、周りのトレッキングコースを歩こう。」という選択をしました。

ウルルに到着すると、とっても気持ちいい風が吹いていました。

温かい太陽の日差しを浴びながら、さっそくウルルの周りを歩くことに。トレッキングコースには花が咲いていたり、岩の色が太陽の当たり具合で所々違って見えたりと、いろんな発見がありました。

歩いていると、「あれ、ちょっとクジラっぽくない?」と言われて見てみると、「確かに。(笑)ちょっと笑ったクジラの顔みたいに見える。」なんて言いながら、いろんなウルルの表情を楽しみました。

あとがき

「オーストラリア滞在中に絶対行きたい!」と思っていたウルルに行くことができ、大感動の旅となりました。

ツアーにはヨーロッパや、アジア、中南米など様々な国からの参加者がいて、いろんな方と話ができたのもとっても良い経験になりました。

美しい夕焼けの観察や、野宿スタイルのキャンプなど、いろんな初めての詰まった旅行でしたが、留学のストレスや心配事も忘れ、リフレッシュすることができた最高の旅となりました。