子供の英語教育はいつから始める?私の失敗談と重要な4つのポイント

大人になって英語の勉強をやり直している人の多くは、「もっと早くに英語の勉強をしておけば良かった」とか「バイリンガルって苦労なく英語が堪能で羨ましいなぁ」とか考えたことがあると思います。

そういう思いを抱いたことがあるからこそ、自分の子供には苦労なく英語を身につけさせてあげたいという親御さんは多いですよね。

私のママ友の何人かは英語教室に未就園から自分の子供を通わせています。

今回は子供の英語教育について考えはじめた時に重要になってくる4つのポイントをお話しますね。ぜひ参考になさってください。



子供の英語教育を考えはじめた時に重要な4つのポイント

最近は小学校に英語が教育が取り入れられたり、子供に習わせたいお稽古ごとの上位に英会話が入ってます。

親御さんのどちらかが外国人であったり、海外に住まなければいけない環境の方もいますが、日本人として日本に住む場合子供にどういうことをしてあげたら英語が身に付き、まるでバイリンガルのようになるのか。

私も子を持つ母として子供の英語教育について色々考えながら、この記事を書いています。

自分が英語の勉強をやり直している立場でもあるので、そんな立場から重要なポイントは4つあると思います。

①英語教育をはじめる時期は早いに越したことはない

子供の頃からネイティブの英語を聞かせていると細かい英語の発音を聞き分けられるというのはよく言われていることで、あなたもどこかで聞いたことがあると思います。

子供の英語教育は確かに早いに越したことはありません。じゃあ、具体的に何才からはじめたらいいのでしょうか?

私は子供が英語に興味を持ちはじめた時、もしくは親が英語を使う環境を少しずつ作っていってそれに子供がいい反応を示し出していたら、英語教育を日常に取り入れたらいいと思います。

子供が自発的に英語を使いはじめた時というのは、周りのお友達の影響やテレビなどで英語に興味を持って英単語を真似っこしはじめる時です。

子供が自発的に英単語使っていたら、絶好のチャンスです。どんどん英単語を教えてあげましょう。

また、親から子供に英語に興味を持たせる働きかけをして子供がそれにいい反応をしていたら、それも絶好のチャンスです。英語の子供向けテレビ番組を見せたり、ディズニーなど映画のDVDを英語音声で見せるなどは英語環境にしやすい方法です。

お友達が通っている英語教室を体験しに行くのも機会を作るきっかけになるでしょう。

②その子に合わせた英語の勉強方法が見つかれば最高

私は2人子供がいます。当たり前のことですが、性格が全く違います。興味関心ごとが全く違う。同じことでも食いつき方が違うんですよね。

英語教育と言っても、その子が興味を示さないと全く英語が身に付きません。その子に合わせた英語に興味を持ってもらえる方法を見つけてあげることが重要です。

私の子供は今のところ、長女は英語が嫌いで次女は少し興味があります。これは、私の働きかけが完全にその子に合った方法ではなかった失敗例です(泣)あとで、失敗した経験談をお話しますね。

その子に合った英語に興味を持ってもらう方法を見つけてあげることが一番難しいことだと思います。子供とコミュニケーションを取りながら、無理ぜず楽しく英語を日常に取り入れて英語環境を作っていくことができれば最高ですよね。

③子供の英語教育はお金をかけなくてもできる

英会話教室や子供の英語教材は正直とても高額なものがあります。確かに子供の英語教育に特化していてとてもいい。ただ、子供は気まぐれでその子に合わないこともよくあります。

お金をかけないで英語を身につけることができます。大人の英語の勉強でも子供の英語教育でもそうなんですが、日常を英語環境にすることが1番良い方法です。

私の英語学習者の友人は自分の英語の勉強に子供と一緒に取り組んでいます。ディズニーのDVDを友人の子供が気に入っているので、ママはDVDを観ながらリスニングと子供に話しかけてスピーキングの練習。子供はDVDのセリフを真似したり、英語の歌を口ずさんだり、ママと英単語を覚えたりしています。

英語の絵本の読み聞かせも親子で英語を身につけられるのでおすすめです。

④英語教育の前に母国語を使えるようにしてあげる

ニュースで見たことがあるのですが、子供の英語教育に熱心なあまりに日本人のアイデンティティが育たないという問題が取り上げられていました。

将来的に国際人になってほしいと思う反面、私は日本の良さや日本語の美しさを子供達には持っていてほしいと思っています。

私は大人になってから英語の勉強を真剣にしています。日本人として英語を勉強している。私は日本が大好きで誇りを持っているので、私の子供達にも母国語である日本語を大切にしてほしいです。

そんな風に考えているので、私は自分に子供に対して熱心に英語教育に取り組んでいないのが現実です。子供達が英語の勉強をしたいと思った時には、助けてあげられるベースを作ってあげたいと思っています。

スタートを失敗した私の経験談

長女が1歳ぐらいから英語環境を作ろうとしました。英語の音声ばかり聞かせて、必死に英語で娘に話しかけたり。

しっかり子供とコミュニケーションを取らずに英語の環境を作ろうとしました。そうすれば自然に英語に興味を持つと思い込んでいました。

その結果、長女は「英語嫌い!」と言いはじめてしまったんです。正直ショックでした。でもよく考えたら、子供の気持ちを無視して私だけがいいと思っていただけでした。

楽しく英語環境を作っていなかったから、娘は英語がイヤになってしまったんでしょう。失敗しました。

私がこの出来事で学んだのは、その子の個性もあるしそんなに小さい頃から英語教育をさせないといけない理由なんてないということでした。

環境作りは大切です。そこには、日々の楽しい生活があってのこと。もっと子供も親も楽しく生活しようと反省しました。

子供の将来に対しては色々な考えがあると思います。日本語や英語という前に楽しい生活が送れることやコミュニケーションを取りながら親子関係を築くことが最も大切なことですよね。