英会話をしようと思って、日頃から文法や単語を自習をしているかと思います。
そしていざ外国人を目の前にした時、『あれ?毎日一生懸命勉強しているのに全然話せない。』と言う経験をしたことはありませんか?
実は私がそうでした。毎日自宅で単語や文法を覚えているのに、いざ英会話カフェなどで外国人と話す時にすぐに英語が出てこないんです。会話ってスピードがあってじっくり英文を考える暇なんてないんです。
家に帰ってから何故あの時英語が出てこなかったんだろう。あんな英文こんな単語があるのにな〜と後悔しました。それは勉強しているはずの単語や英文ばっかりなんです。これは、勿体無いですよね。
折角覚えた英語が活かされない。どうしたら普段勉強してる英語が英会話の時に使えるようになるのかを考えた時、瞬時に英語が話せる英語の瞬発力をつけないといけないと気づいたんです。
今回は、英会話に必要な瞬発力をつけるポイントについて書きたいと思います。
目次
英会話は瞬発力が大事!
”英会話に瞬発力”って私も最初聞いた時、さっぱりわからなかったんです。ひたすら文法と単語を覚えたら英会話ができるようになると思っていました。でも、いざ英会話をする時に英語が話せないんです、本当に。
普段日本語で話す時って、何も考えずに言いたいことが口から出ますよね。これは瞬発的に言葉が出てくると言うことなんです。英語も瞬発的に出すアウトプットの練習しないといけないんですよね。
文法と単語をある程度インプットしたら、その知識を瞬時に出せるアウトプットのトレーニングをしないといけない。
じゃあ、英語の瞬発力をつけるトレーニングって具体的にどんなことしたらいいんでしょうか。
英語の瞬発力をつけるトレーニングとは?
こんなに文法と単語の勉強をしているのに、英会話で思うように話せなかった私は本当に落ち込みました。
『どうしたら勉強した英語がスラスラ口から出るようになるんだろう?』と考えた時に、私は自分が毎日何気なく話している日本語について考えてみました。するとそれは言葉とイメージが一緒になっていることなんだとわかったんです。
例えばりんごを見た時に、「りんご」と言う言葉が出てきますよね。りんごと言うイメージと言葉が繋がっているからりんごを見てりんごと言うことができるんです。これを英語に置き換えたらいいんじゃないかと。
文章を話すのも同じです。朝起きて誰かに挨拶する時に何も考えずに「おはよう」と言うことができますよね。英語だと「Good morning.」と言えばいいんです。つまり動作と文章をイメージで繋げてしまえばいいということです。
私は色々考えて次の4つのトレーニングをすることにしました。
私の実践した4つのトレーニング法
これから4つのトレーニング法を紹介しますが、もしかすると最初はハードルが高く、さっぱり意味がわからないと感じる方もいるかもしれません。でも、やってみると慣れてきてコツが掴めます。
もし、英会話で自分の言いたいことがなかなか口から出ないと悩んでいるなら、騙されたと思ってやってみてくださいね。
イメージと言葉を関連づけるトレーニング
まず日常話してる日本語を頭の中で映像化するようにします。
例えば”りんご”を頭の中で映像化するとか”走る”だったら頭の中で走っている人を想像するようにします。全ての日本語を頭の中で映像化するようにします。
これが最初のトレーニングです。
日本語は普段何も考えずに話していますよね。大人になってから英語を習得しようとするとやっぱり頭の中で日本語と英語を変換しないといけません。言葉と言葉を変換していると話すまでに時間がかかってしまうんです。
だから頭の中の映像として言葉をイメージできるようにしておくと、頭の中の映像から言葉がすんなり出やすくなる効果があります。言葉から妄想すると言った感じでしょうか。
英単語のイメージトレーニング
日本語で言葉のイメージトレーニングに慣れたら、同じように英単語をイメージするトレーニングをします。
あなたはりんごを見て英語で言ってと言われたら、おそらく”Apple”と言うことができますよね。まさにそれがイメージで英語を理解できていると言うことなんです。
そんな感じで”run”と言う単語を見たり聞いたりしたら誰かが走っているイメージを頭の中に映像化する。
単語を勉強している時、私の中は色んな映像を妄想しています。英単語のイメージトレーニングをしていると今度英文を見た時に映像が頭の中に思い浮かぶようになってくるんです。面白いですよ。
”I eat an apple.”と見たり聞いたりしたら、私の頭の中では私がりんごを食べる映像が浮かんでいます。このトレーニングは単語を見てイメージするだけでなくリスニングしながら英単語を耳にするだけでもイメージできるようにしておいた方がいいです。
結局英会話ができるようになるのが目的なんですから、リスニングも一緒にして聞いた英語をイメージできるようにしておいた方が絶対いいです。この練習は本当に英会話の瞬発力を上げることができるトレーニングなんです。
フレーズを暗記してからのスピーキングトレーニング
英語はたくさんのフレーズがあります。いわゆる決まり文句です。
”Good morning”「おはよう」英語特有の言い方ですよね。こう言うのは暗記するしかないんですが、イメージと一緒にフレーズを暗記してからそれを実際口に出してスピーキングしていきます。
もし自分の言いたいフレーズがあったらスピーキングしてみましょう。
お腹がすいた時に「I’m hungry.」と言ってみてください。
どんどんフレーズを覚えてそれに当てはまる状況の時は英語で言うトレーニングをしていってください。このトレーニングをやっていくと英会話力が上がっていくので、楽しくなってきますよ。
シチュエーション想定トレーニング
もしも何かが起こっていると想定して英会話をするトレーニングです。私はこのトレーニングを『もしもシリーズ』と名付けてトレーニングしています。
例えば、もしも外国人に道を尋ねられたら自分が英語で何て答えるかを考えてスピーキングするんです。日常起こることを想定して自分が英語を話せる準備をいつでもしておくのです。
このトレーニングをする時にはきっと英文が自分で作れるぐらいになっているので、自分の言いたいこと、言うかもしれないことを普段から準備してスピーキングしておきましょう。
そうするとそう言う場面に遭遇した時に英語が口から出てくるようになりますよ。
トレーニングは嘘をつかない!
トレーニングと言うのは最初とてもハードです。ランニングに例えると最初はしんどくて短い距離しか走ることができないし、ゆっくりしか走れません。次の日筋肉痛でもうやめてしまおうかと思ってしまいます。
でもそれを乗り越えて毎日少しずつ走っていると少しずつ長い距離がより早く走れるようになってきます。
できる限り毎日続けていると習慣になって走らないと気が済まなくなって走るのが気持ち良くなってきます。トレーニングが日常の生活になって自分自身の力になります。英会話のトレーニングも同じことが言えます。
毎日少しずつ最初はしんどいけど勉強し続けていると必ず身につきます。トレーニングはしたらしただけ自分の力になります。ランナーズハイのような現象が英会話にも感じられる時が来ますよ。
皆さんの想像力をフルにに使って英語を自分のものにしてくださいね。
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