海外のクリスマスの過ごし方に感動!日本とは違う楽しみを満喫した話

私が初めて留学をしたオーストラリアのクリスマスは、今まで見たこともないもので、今でも記憶に残っています。

今回は、私が体験した日本とは全然違う海外でのクリスマスの過ごし方をご紹介していきます。



本格的なデコレーションに感激!!

オーストラリアでは、季節が日本とは逆なので、クリスマスは夏。

なので「半袖でいるのに、もうすぐクリスマスなんて、変な感じ。」と留学一年目は暑いクリスマスになんだかなじめせんでした。(笑)

ただ、町中のデコレーションは息をのむほどきれいで、大通りにはいろんなモチーフの電飾がキラキラと輝き、ショッピングモールの中には大きなツリーが飾られ、クリスマス気分が高まります。

夜になると、プロジェクションマッピングのディスプレイがあり、町中は一気にお祭りムード。夜遅くまで人々がこのディスプレイ目当てにやってきます。

私も今までプロジェクションマッピングを見たことがなかったので、ワクワクしながら夜の街に繰り出しました。初めて見たときは感動で、「こんなキレイなモノ見たことない!」と目が釘付けでした。(笑)

カラフルなプレゼントの形が他の形に変わっていったり、サンタさんがそりで走り抜けたりと、建物に映し出される映像は最初から最後までとってもスリリングでした。

そして一番「ステキ!」と感動したのが、MAYERというショッピングモールのディスプレイに飾られるクリスマスデコレーション。毎年テーマが決まっていて、クリスマスに関係のあるストーリーが人形劇のような形でディスプレイされます。

クリスマス時期はこのディスプレイを見るために長蛇の列ができるほど、人気のイベントなんです。

昼間は混んでいるので、アルバイト終わりの10時ごろに見に行くと、「よし、空いている!」夜の10時にもかかわらず、何人かの人が見に来ていましたが、昼間ほどの人はなく、ゆっくり見ることができました。

ディスプレイはとにかくメルヘンで、人形の表情から、バックグラウンドの飾りまで、「細かいところまでこだわって作っているなぁ。」と、ストーリーの中に引き込まれるくらい、とっても感動的でしたよ。

サンタさんと出会える?

海外ではサンタさんにも出会えちゃうんです!クリスマスシーズンのある日、ショッピングモールに出かけると、大きなクリスマスツリーが目に飛び込んできました。

「やっぱり海外は、スケールが違うなぁ。」と思いながら歩いていると、何やら長蛇の列が。

「なんの列何だろう?」と覗いてみると、なんとサンタさんが座っています!

「えっ、こんなところにサンタさん?」と、かなりビックリでした。

スタッフの人が、「サンタさんとの写真撮影を行っていますが、どうですか?」と言ってくれましたが、私は1人でしたし、サンタさんと一緒に写真を撮る年齢でもないので、遠慮させてもらいましたが、サンタさんの見た目がぽっちゃりした優しそうなおじいちゃんで、かなりリアルでした。(笑)

サンタさんは終始ニコニコしていて、子どもたちがとってもうれしそうにサンタさんと写真を撮っている姿に、ちょっとほっこりしました。

海外ではクリスマスは家族と過ごす大切な日

海外では豪華なデコレーションや、いろんなクリスマスイベントがあり、クリスマスは1年で一番活気がある季節です。ですが、海外のクリスマスは、日本とは異なり、家族で過ごすための日。

日本では、「プレゼントを交換して、ケーキを食べる日」みたいになってしまっていますが、本来クリスマスはキリストの聖誕祭。

ですので、敬虔なキリスト教の人たちはクリスマスは教会に行き、家族と一緒にターキーを食べるというのが伝統的な過ごし方なんです。私のオーストラリア人の友人も、長期休暇を取って、家族に会いに行っていましたよ。

スーパーなどの大型店もクリスマスの日はお店を閉めてしまうので、留学最初の年はそんなことを知らず、食材を買いに行こうと出かけたらどこも閉まっていて、かなり驚きました。(笑)

それだけ家族と過ごす日、聖なる日を大切にしているんだなぁと感じました。

まとめ

海外ではクリスマスは「大切な日」。

だからこそたくさんのデコレーションをしたり、プレゼントを交換し合って家族や友人との関係を深めます。

忙しくても年に1度は家族とゆっくり過ごす日があるというのは、なんだかステキだなぁと感じました。