海外旅行や留学中は、日本食が恋しくなることもありますよね?
海外の大きな都市などでは、簡単に日本食や日本食材を手に入れることができるようになってきてはいますが、田舎町などでは、日本食を見つけることができない場合もあります。
そこで今回は、海外で日本食が食べたくなった時に使える方法をご紹介します。
目次
日本食が恋しい時は、アジア系スーパーをチェックしよう
最近では、通常のスーパーでもインターナショナルセクションがあって、いろんな国の食材が売られています。日本食も人気なので、醤油や海苔なんかは見つけることができますよ。
ですが、そんなに種類が多くないですし、日本の物はとにかく高い。
高くて買えないなんて時は、アジア系のスーパーに行ってみましょう。中国系のスーパーは結構いろんなところにあって、中国製やアジア諸国のものになってしまいますが、安く食材をゲットできますよ。
また、野菜も通常のスーパーには置いていないような里芋や、大根、白菜などのアジア野菜なんかも手に入るので、利用してみましょう。
醤油があればいろんな日本食が作れる
海外に出て、自炊をするなら、やはり日本食を作りたいですよね。私が海外で自炊をしてきて分かったことは、醤油があればいろんな日本食が作れるということ。
例えば、照り焼きチキンは、醤油、砂糖、お水があれば作れますし、からあげもお醤油に塩、砂糖、しょうが、にんにくがあればできちゃいます。
みりんがあった方がおいしいのですが、醤油は売っていても、みりんはなかなか手に入らないことが多いんです。
私も、「みりん無しじゃおいしくならないかな~」と思いながら作ってみたのですが、意外とおいしくできましたよ。醤油があるだけで、煮物や和風のスープなんかもできるので、海外でも和食が作れちゃいますよ。
薄切り肉がほしい時は韓国系スーパーに行こう
日本で料理をする時に、薄切り肉ってよく使いますよね。ただ、海外で薄切り肉を探そうと思うと、結構大変なんです。
通常のスーパーで買うことはほぼ不可能ですし、お肉屋さんに行って、「Can you cut the meat paper thin?」(このお肉薄切りにしてくれませんか)と言っても、自分が思うほどの薄さにはならなかったりします。
そこでおススメなのが韓国系スーパー。ほとんどの場合、冷凍のお肉になってしまいますが、日本と同じくらいの薄さの薄切り肉をゲットできますよ。
ゴマの味が恋しい時はタヒニペーストを使ってみよう
ゴマのペーストも、海外ではなかなか手に入らない食材のひとつ。ゴマ自体は売っているので、家でミキサーにかければ、ペーストは作れますが、結構手間がかかります。
そんな時に使えるのがタヒニペースト。元々は中東の食材なのですが、通常のスーパーでもよく目にします。
ちょっと濃いめのゴマペーストなので、マヨネーズなどと合えれば、胡麻ドレッシングになりますし、出汁で伸ばして、お鍋のタレなんかにも使えますよ。
日本食レストランで働いて、和食のまかないを食べよう
留学中は、アルバイトをしようと思う方もいますよね。
アルバイト先は、ローカルなカフェやレストラン、そして日系のレストランなど様々。もし、日本食が食べたいのなら、日系のレストランで働いてみましょう。
多くの日本食レストランでは、まかない付きのところが多いんです。なので、自炊しなくても、職場で日本食が食べられちゃうんです。
私が一番好きだったまかないは、豆腐丼。揚げた豆腐を卵とじにしてある丼メニューで、揚げた豆腐のカリカリ感と卵のふわふわがマッチしていて、とってもおいしかったです。
海外ではベジタリアンの人も多いので、こういった日本に無いようなメニューも楽しめちゃいますよ。
海外のなんちゃって和食も楽しもう
海外には、日本人が経営していない和食レストランもたくさんあります。
そんなお店では、揚げた巻き寿司や、カツカレーラーメンなんていう日本ではありえないようなメニューがあったりします。ですが、意外と食べてみるとおいしかったりすることも。
日本に帰国後の土産話にもなるので、海外のなんちゃって和食も試してみる価値ありですよ。
まとめ
- 日本食が恋しい時は、アジア系スーパーをチェックしよう
- 醤油が見つかればいろんな日本食が作れる
- 薄切り肉がほしい時は韓国系スーパーに行こう
- ゴマの味が恋しい時はタヒニペーストを使ってみよう
- 日本食レストランで働いて、和食のまかないを食べよう
- 海外のなんちゃって和食も楽しもう
海外に出ても、日本食を食べることはできます。日本で食べるのとまったく同じ味にはならないかもしれませんが、海外の日本食だと考えて、トライしてみるのも楽しいですよ。