日本人に最適な英語学習法とは?英会話スクール経営者が教える5つの肝

2020年には東京オリンピックもあり、より一層日本でも英語の重要性が増してきましたね!

日本には数多くの英会話スクールがあり、しかも小、中、高と英語を学習する機会が多くあるのに話せない日本人が多いのも事実です。

僕も実は本格的に英語を勉強し始めたのは20歳のときからで、小、中、高とあまり英語の勉強はしませんでした。

しかし、海外に留学をしたのがきっかけで、今では海外の方々とのコミュニケーションも英語でそつなくでき、日本で英会話スクールを立ち上げるまでに来ることが出来ました。

今回はそんな私がどのようにして英語を学習したのか、そして日本人にとって本当に最適な英語学習法と何かを紹介したいと思います!!



暗記したフレーズを実際に使ってみる!

僕が最初にやったのが、「日常で使えそうなフレーズを実際に外国人に使ってみる」でした。

最初にも記載しましたが、小、中、高、と勉強を全くしなかったのでもちろん文法なども全くわかりませんでした。

そして学校の授業でも思っていたんですが、やはり机に向かって勉強というのは眠くなるだけで面白いものではありませんよね。

なので、そういった机に向かっての勉強は無視して、日常で使えるフレーズ的な書籍を買ってきて、ひたすら覚えました。

で、高校生のときだったのですが、僕はあるドーナツ屋さんで働いていました。

そこにごくたまにですが、外国からの観光客も来ていて、そのときに接客用語、例えば

Would you like something to drink?(何かお飲み物はいかがですか?)とか

For here or to go?(お持ち帰りですが、それともここで食べていきますか?)

といったようなフレーズをそのまんま暗記して、どんどん使うようにしました。

最初はぎこちないですし、こういったフレーズしかわからないから相手はこちらが英語を話せるものだと勘違いしてめちゃめちゃ話しかけられてうろたえた記憶もありますが、一生懸命覚えたフレーズが相手にばっちり通じたときはすごく感動しました。

そういった実際に実践してみるというのがやはりなにより大事なのです。

それをやることによって次第に外国人の方々と話すという行為に慣れてきて、緊張せずに接することが出来るようになりますよ。

英語の歌で発音を鍛える!

英語の発音は僕たち日本人にとって大きな課題のひとつですね。

コーヒーを頼んだつもりがコーラが出てきたりとか、何度同じように発音しても相手に通じずイラつかれて悲しい思いをしたというのもよく聞きます。

僕も何度も同じ相手に同じ質問を繰り返ししてイラつかれた経験があります。

そのときはめちゃめちゃキレられたのですごく覚えています。

そこで何か楽しく英語発音を練習できないかなと思い、考えたのが「英語の歌で発音を鍛える!」というものでした。

やはり人間物事を楽しんで進めないとうまくいかないと思います。

僕は自分の好きな洋楽を聴いて毎日練習しました。

歌の種類は何でもOKです。

自分の好きなジャンルの歌を選べばどのミュージシャンでも構いません。

ただラップはあまりおすすめできないですね。

最初はゆっくりめのラブバラードなんか聞きやすいですよ。綺麗な発音のミュージシャンをピックアップするのもいいですね!僕はカーペンターズの曲をおすすめします。

おすすめの曲はトップオブザワールドです。

よかったらチェックしてみてくだいさいね!

では具体的に僕がどのようにして英語発音を練習したのかを紹介します!

歌詞を暗記して歌手になりきって歌う練習

歌詞は、意味などはもう後回しにして、そのリズムに合わせて全て暗記するようにしました。

最初は自分の発音はもちろん日本語訛りなので、うまく歌えない箇所が数多く出てきます。

そのときは一旦そこは置いておいて、ひたすらリズムに乗って歌う練習をします。

これが結構楽しいんですよね!

うまく歌詞とリズムがマッチすると気分よく歌えます。

英語は日本語と違って一音一音があまりはっきりしていない言語なので歌にはすごく乗りやすい言語だと言われています。

いかに曖昧にするかが重要になってくるのでその曖昧にするコツをつかめればばっちりです。

うまく歌える箇所をたくさん増やして、出来ない場所は繰り返し練習しました。

そうすることによって細かい部分の言い回しがわかってきます。

それを毎日繰り返し練習したら、間違いなく自然と上手な英語発音が出来るようになります。

後、どうしても発音がわからなくて歌えない箇所は、カセットテープ(当時)にその部分を録音して、スロー再生をして何度も練習した記憶があります。

文字を読むのではなくて、「言っていることをそのまま発音する」というのがやはり大切。

要するにものまねですね!

実際に自分も金髪の外国人になったつもりで発音するとうまくいくんじゃないかなと思います。

完璧な英語発音でも通じればOK!?

英語発音に対して多くの方が誤解している部分が結構あるなと僕は思うんですが、英語発音は完璧に発音しなくても別にいいんです。

完璧を求めるよりは相手に伝わる正しい発音を身に付けることの方が100倍大事。

そして、そのために重要になるものは「リズムを大切にする」ということなんです。

どうしても僕たち日本人は1つ1つの単語を丁寧に読んでしまいがちですが、そうではなくて、1つの文を1つのかたまりと捉えて発音するのが大事です。

英語独特のリズムがあるので、例え個々の単語の発音が間違っていたり、曖昧だったとしても文のリズムやイントネーションが上手なら相手に聞き取ってもらえます。

僕の経験上、自分の発音が相手に通じないと悩んでいる人は、日本語の延長で英語を発音するからじゃないかなと思います。

そこを上手に変えて練習をすれば自然に英語発音も上達していきます。

まとめ

  1. ひたすら使えるフレーズを暗記
  2. 外で実際に使ってみる ※躊躇せずどんどん話しかける
  3. 英語の歌を使っての発音練習
  4. 伝わらない部分を考えて再度発音修正をする
  5. 完璧な発音よりも伝わる発音を重視する ※リズムを大切に

これらが僕がおすすめする英語上達のポイントです!

簡単なフレーズを覚えてそれをそのまま正しい発音を使うだけで、話せるように見えます!

ぜひ家族や友達の前で披露してみましょう!きっと周りの目が変わると思いますよ!