私は海外で5年ほど留学していたにも関わらず、あまり海外ドラマを見たことがありませんでした。
「海外に住んでると、海外ドラマがリアルタイムで見れていいね。」なんて友人に言われることもあったのですが、私が住んでいたシェアハウスにはテレビがなかったのです(笑)
なので、ドラマを見る機会もなかったのですが、日本に一時帰国した際に、海外ドラマ好きな私の姉が見ていたのがこの「ワンス・アポン・ア・タイム」でした。
姉が見ているものをあまり気にも留めず、通り過ぎようとしたときに、「スノーホワイト」という単語が耳に入ってきて、「これってどうゆうドラマなの?」と聞いたら、「いろんな童話の話がもとになってるんだけど、説明しにくいから、とりあえず見て!」と言われて一緒に見たら、一気にハマってしまいました。
今回はそんな海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」の感想やあらすじを書いていこうと思います。
あらすじ
「ワンス・アポン・ア・タイム」は、いろんな童話の登場人物によってストーリーが繰り広げられていくドラマ。
白雪姫や、赤ずきん、シンデレラにピーターパン。子どものころに一度は読んだことありますよね?そんな童話の実写版です。
様々な童話のキャラクターたちが現実の世界でおとぎ話の世界を忘れて生活していたところに、白雪姫とチャーミング王子の娘エマが登場し、忘れられた過去と現実の世界が様々な形で繋がっていきます。
ファンタジーな要素もありながら、人間ドラマもあって、ドキドキしながら、そして子どもの頃に読んだ童話を思い出してちょっと懐かしい気持ちになって見れる、そんなドラマです。
ワンス・アポン・ア・タイムの感想
おとぎ話の世界では結ばれている王子様とお姫様が現実世界ではお互いのことを忘れてしまっていたり、呪いで自分の意思とは違った行動をとってしまったりと、実際の童話の内容を知っているからこその、もどかしいシーンがたくさん。
「も~。なんでこうなるの!」と何度もテレビに話しかけてしまうぐらい。(笑)
ファンタジー映画ではあるものの、おとぎ話のようにいかない現実世界の恋愛の葛藤なんかもあって、常にハラハラドキドキです。
人物設定がおもしろい!
このドラマの中では、現代世界の中の白雪姫が学校の先生をしていたり、美女と野獣のベルはメイドだったり、魔女が町長という権力を持った立場にいたりと、「実際に現代にこのキャラクターがいたら、こんな感じの人なんだろうな。」と思えるようなキャラクターたちの人物設定が斬新。
キャストも白雪姫役のジェニファー・グッドウィンは色白で優しそうな雰囲気がありますし、ルンペルシュティルツキン役のロバート・カーライルはとっても謎めいた中にも滑稽さのある感じがはまり役。
絵本の中のキャラクターたちがそのままのイメージでキャスティングされているので、「さすが!童話好きの私のテンションが上がるポイントを分かっているなぁ。」と思うくらい。(笑)
イメージそのままのキャスティングだからこそ、ドラマの世界にどっぷりと浸ってしまいました。
映像がとにかくキレイ♪
おとぎ話の世界を再現するということもあって、見ているだけでうっとりするような景色や、荘厳なお城にゴージャスな城内の装飾、そしてかわいいお姫様のドレスなど、物語だけでなく映像も楽しめちゃうんです。
ドラマではあるものの、映画と肩を並べられるほど、映像もアクションシーンも超リアル。細部にまでこだわっているからこそ、ストーリーをを存分に楽しめます。
異なる物語の登場人物たちの関係性にワクワク
別々の童話のキャラクターたちが、いろんな形で繋がっていたり、実際の童話ではみられないような裏の顔があったりと、「この人は味方?それとも敵??」と物語が進むまで、そのキャラクターがどういった立場なのか分からないのも、とってもスリリングでした。
そして、いろんな童話のストーリーが個々にあるのに、どこかで繋がっているのがとってもおもしろいんです!
新しい登場人物が出てくるたびに、「この人は誰とどうつながっているんだろう?」とワクワクしながら見ちゃいました。
いろんなキャラクターたちの関係性、そして思いもよらないキャラクター設定に驚かされっぱなしでした。
まとめ
このドラマを見ながら、「この童話ってどんな話だったっけ?」とか、「この童話よく読んだな~。」とか、いろんな子どものころの思いがよみがえってきました。
様々な童話のキャラクターたちが織り成すストーリーに、毎回ワクワクドキドキしながら見れるドラマです。