私の趣味は日本に居た時から料理ですが、カナダに来てから、その探究心にさらに磨きがかかりました!
英語の上達のために、できるだけ英語でのレシピを探して作っています。
まずはIngredient : 材料をチェックして、必要な食材を揃えるだけでもどの野菜・肉なのか、日本にはあまりない食材だったりするとどう調理するのかも手探りです。
でも、スーパー巡りはとっても楽しいですし、新しい発見がたくさんあるので、料理を通しての英語上達法はすごくオススメです。
もしそんな経験をしている方がいたら、ぜひ今回ご紹介するレシピの読み方、お料理の説明の仕方を英語で身につけて、楽しい英語生活を送って下さい!
下ごしらえ
- 解凍する:Defrost
欧米は肉も野菜も売られているパッケージが多いので、食材を冷凍しておくことが多いです。
- 予熱する:Preheat
オーブンは、ターキーが一羽丸々入るほどの備え付けのものが各家庭にあるのが普通なので、私もこちらに来てオーブン料理が得意になりました。
- 皮をむく:Peel
これは、一般的な下ごしらえとして覚えておきたい言葉ですよね。
切り方
- 乱切り:Chop
切り方にも色々ありますが、ざく切りにするときはこの言葉が便利です。
- みじん切り:Minced
これは、しょうが・ニンニクや玉ねぎにも使えます。”ingredient” (材料)の項目に、このまま載っていることが多いです。
- 薄切り:Slice
これは、日本語でも“スライスチーズ”というようにカタカナ英語でも使われているので馴染みがあるのではないでしょうか。
- 一口大に切る:Bite-size
これは、私はけっこう頻繁に使います。お味噌汁の具に入れたり、鶏肉を切ったり、食べやすいサイズに切ることって多いですよね。
- 千切り:Cut into long thin strips
これは、あまり海外ではあまり使わない切り方かもしれませんが、日本食を作る上では活躍する場が多いと思います。
- 細切り:finely chop
みじん切りほど細かくなくていいんだけど…”finely”は副詞で『細かく、繊細に、キメ細やかに』という意味があります。
- 輪切り: Cut in round slice
輪切りで、さらに薄くしたい場合は『make it thin』と付け加えれば完璧です。
- すりおろし:grate
こちらに来た時に大根や生姜をすりおろしたかったのですが、おろし器が見つからなくてしばらく探し回りました。こちらですりおろすものと言えば、香り付けにレモンの皮でしょうか…?
調理法
この調理法は、レシピだけではなく、レストランに行った時にどんな風に調理されているのかが分かるので覚えておくととっても便利だと思います。
- 炒める(揚げる):fry
fryには”揚げる”という意味もあるので、海外でファストフード店などに行ってサイドメニューとして、ただ『fried』ポテトと言われることも多いです。
- (油に浸して)揚げる:deef-fry
天ぷらや唐揚げなど、日本には美味しい揚げ物料理がたくさんありますね。そんな料理を説明する時に、これを使えばすぐにイメージできます。
- フライパンで焼く(ソテー):Saute
語源はフランス語だそうです、なんだか響きがフランスっぽいですよね。これは、油でさっと焼く程度の調理を指します。
- オーブンで焼く:Roast
これは、私が今最も多く調理している方法の1つとも言えます。
- 焼き網で焼く(直火で焼く):Grill
カナダではバーベキューが大好きで、庭やベランダに各家庭にバーベキューグリルがあり、夏になると毎日のようにバーベキューなんてことも!
- パンやケーキを焼く:Bake
カナダでは家でパン焼き器:Home bakeryを所有している家庭が多いように感じます。
- 蒸す:Steam
たまに食べたくなる”ふかし芋”などは蒸すことが必須ですよね!
- とろ火で煮る:Simmer
私がこの言葉を知ったのは、カナダでお米を買ってからパッケージの調理方法に”bring back to a gentle simmer”(そしてゆっくりと煮る)というのを見てからです。
- 茹でる:Boil
これは沸騰させる、煮るという意味があります。コーヒーや紅茶を入れる時に使うboiled waterも覚えておきましょう。
- 煮込む:Stew
煮込み料理って簡単なのにとっても美味しくて大好きな調理法の1つです。
弱火で煮込むなど、長時間の時はsimmerではなくこちらを使います。
- 混ぜる:Stir
これは、誰かと一緒に料理をしている時に、ちょっと混ぜておいて!という時に『Can you stir the pot?』も使えますし、かき混ぜながらささっと炒める : stir-fryという言い方もできます。
計量方法
私は、普段から料理もお菓子作りもするのですが、日本で出されているレシピ本やCookPadに従って、同じように材料を準備しているはずなのに、失敗した経験が何度もありました…
そして、気づいたのです。
国が違えば、入っている成分だってちょっとずつ違うんだ…!日本で使う計量カップとこちらの量は違うし、ミルクの種類も色々だし….
私と同じように海外在住の方のレシピを参考にさせてもらったり、自分で美味しくなるように料理の研究をしたりなど、日々勉強中です。
- 計量スプーン: measuring spoon
計量スプーン、こちらも種類は色々ありますが、基本的には量は日本と同じです。計量スプーンを購入すると、だいたい1/2 tsp,1/4 tsp, 1/8tspなども一緒に付いてきます。
大さじ(15mL): tablespoon (15mL) → tbsp.
- 計量カップ : measuring cup/glass
これは、私よく戸惑います。
欧米ではmLも使いますが、基本的にoz (オンス)が主流なので、レシピでozが表示されていることが多いです。そして、1カップと言っても、日本とは量がちょっと違うので、そこも注意が必要です。
1カップ(200mL) : 1 cup (240mL) : 8oz
海外のサイトで、『milk 1 cup』と書かれていたら要注意です!
- 重さの単位 : Pound/Ib(ポンド)
日本ではg(グラム)を使いますが、欧米ではpound/Ib(ポンド)を使用することが多いです。海外で生活していく上でこれを知らないと、どれだけの量なのか想像がなかなかつかなくて困ることがあるかもしれません。私も今いまだに慣れませんが…
スーパーでハムを買う時に『One pound of salami, please』と頼んで、お店の人にそんなに食べるのか!という顔でびっくりされたことがあります。
海外では、『one pound of breast chicken』などと書かれていたりしますが、だいたいこのぐらいなんだな。とおぼえておくと便利です。 あとは、調味料を計るための基本的な用語をご紹介します。 あの有名なディズニーのメリーポピンズにもこのタイトルの名前の曲があります。 これは知らないと分からないかもしれませんが、レシピによく出てきます。 基本的には牛・豚・鶏の3種類です。 その他にも、 などもあります。 これは国によって違うのかもしれませんが、カナダではground beef という様に,“ground”を使うことが多いです。 そして、こちらではboneless chicken : 皮なしの鶏肉 が多く出まわっており、いちいち皮の処理をしなくていいのでとても楽です。 カナダに来て、『牛乳を買おう』とスーパーに行って、困りました。 なぜならば、”milk”に多くの種類があるからです。 日本で売られている牛乳は、“成分無調整”“低脂肪”“無脂肪”でしょうか。 朝ごはんのおともに、眠れなくなった時のホットミルクに、料理にと牛乳は私の生活で大活躍なので、スーパーに買いに行ったのですが、種類が多すぎてどれを買えばよいのか分かりませんでした。通常の牛乳製品が大きく分けて4種類ありますが、その他”milk”と表示されているものもたくさんあるので混乱します。 これが日本で飲んでいる“牛乳”に最も近いです。私は日本で牧場から出荷される『濃い牛乳』を飲んで過ごしていたので、そのような牛乳を望んでいる方にはこれでも物足りないと思います。 2%がカナダで最も飲まれているという牛乳です。 日本人からすると、牛乳を水で薄めたような感じです。そのまま飲まず、料理に使うのであれば特に問題ないと思いますが、私は牛乳を水で薄められているようにしか感じません…料理メインの時はこちらのほうが安いのでこれを使っています。 無脂肪牛乳ですので、ほとんど水っぽです。脂肪分がないのでヘルシーですが、料理にはオススメされていません。 こちらに来てびっくりしたのですが、このチョコレートミルク、牛乳の横に必ず並べられています。 しかし、栄養は満点で、牛乳同様の16種類の栄養素がちゃんと含まれています。 日本料理は海外でも非常に人気です。 日本料理を教えてほしい!と言われることも多々あります。 でも、教えてみると日本独特の食材・切り方があって、知らなければどうやって説明すればいいのかな?と思う表現がたくさんあります。 そんな時に、英語での表現方法を知っていると、ストレスなく教えることができます。ぜひ、外国人のお友達に日本料理を教えてあげて下さい!
お肉の種類
牛乳の種類
まとめ