自分の英語力が試される英語の雑談。
私も海外で働き始めた頃は、休憩時間にスタッフとどんな話をしたらいいのか分からず、いつも携帯ばかり見ていました。
ですが、ちょっとした会話を交わせることができるだけで、英語を話す不安な気持ちはなくなりますよ。
今回は英語でのスモールトークのコツをご紹介します。
とにかくたくさん質問しよう
私自身もそうなのですが、相手に「こんなこと聞いたら迷惑かな」とか、「今話しても大丈夫かな」などと考えてしまって、なかなか話しかけられない時ってありますよね。
ですが、海外の方はそんなプライベートなことまで聞くの?と思うぐらい、ズバズバいろんな質問をしてきます。
人によって聞かれたくないこともあるので、あまり根掘り葉掘り聞くのは良くありませんが、仕事の休憩時間や留学中の学校の休み時間などは、できるだけいろんな人と話すように心がけましょう。
私が初対面の人と話す時は、「出身はどこですか。」から始めて、「その国に行ったことありますよ。とても素敵な国ですよね。」とか、「その国行ってみたいと思ってたんです。」など、その人の出身地について話を始めます。
そこから、その国の有名な食べ物とか、旅行するにはいつがいいのかなど、たくさん質問していきます。
そうすることで話が盛り上がり、会話を楽しむことができますよ。
相手の持ち物を褒めよう
相手の持ち物を褒めるのも、1つのコミュニケーション方法。
海外でショッピングに行くと良くあるのが、「そのお財布かわいいですね。どこで買ったんですか?」と聞かれること。「日本で買ったんですよ。」と答えると、そこから会話が広がっていくことが多いです。
海外の方は、日本人がびっくりするくらいどんな所でも話しかけます。
オーストラリア人の友人と一緒にバスに乗っていた時も、いきなりその友人が立ち上がって、前に座っていた女性に、「その時計素敵ですね。どこのブランドですか?」と聞き始めてびっくりしたことがあります。
「そんなにいきなり話しかけたら、怪しい人だと思われるんじゃない?」と聞いたら、「いや、オーストラリアでは当たり前だよ。」と言っていました。
自分の持っているものを褒められて、嫌な気になる人はいませんよね。
ですので、目に留まったものは褒めてみましょう。そこから会話が生まれますよ。
日本について話してみよう
私たち日本人にとって、一番話しやすいのは日本のことですよね。
日本好きな人は多いので、海外に行って「私は日本人なんです。」と言うと、多くの人は興味を示してくれます。
なので、「日本に来たことがありますか。」とか「もし来るときは連絡してくれれば、案内するよ。」なんて言うと、話が盛り上がります。
ただ、「日本は物価が高い?」とか、「日本の人口ってどれくらい?」など、自分が分からないようなことを聞かれることもあります。ですので、事前にちょっと準備をして、リサーチしておくのも、スモールトークを成功させるコツです。
ニュースや季節のイベントを事前に調べておこう
私はオーストラリアで介護の仕事をしていたのですが、毎日お年寄りに会っていると、話のトピックが尽きてくることもありました。
また、あまり自分のことを話したがらない方もいたので、会話はしたいけれど、その人のことについて聞くことはできないという状況に置かれたこともあります。
そこで私が実践したのが、最近のニュースや季節のイベントを頭に入れておくということ。「最近、隣町で山火事があったみたいですね。」とか、「もうすぐクリスマスですね~。何かプランはありますか?」など、最近起きたニュースや、季節ごとの話をしたりして会話を作っていました。
少しでも話題にできそうな話題を調べておけば、そこから会話を広げることができますよ。
スマイルを忘れずに!
最後に、一番大事なのは笑顔でいること。恐い顔をしていたり、下をうつむいて携帯ばかりに目をやっていると、誰も話しかけてはくれません。
英語に自信がなくても、笑顔で、前を向いていれば、自分から話しかけることも誰かから話しかけてもらうこともできます。
とってもシャイだった私でも、海外生活を通して英語でのコミュニケーションが「苦手」から「楽しい」に変わりました。それは、下を向かずにいろんな人との会話を通して、英語で話す楽しさを知ることができたからだと思います。
英語を話すのを怖がらず、スマイルを忘れず、多くの人と話してみましょう。
まとめ
- とにかくたくさん質問してみよう
- 相手の持ち物を褒めよう
- 日本について話してみよう
- ニュースや季節のイベントを事前に調べておこう
- スマイルを忘れずに!
ちょっとした話をするのって、自分から話しかけるのに勇気がいったり、何を話したらよいか分からないものです。
ですが、一度会話を始めることができれば、雑談から相手を知る良い機会になります。
英語で話すことを恐がらず、自信を持って英会話を楽しみましょう。