kindの使い方を理解して英語表現の幅を広げよう!頻出の6つの意味

英単語って一つの単語でいくつも意味があって複雑ですよね?しかも、他の単語と組み合わせたコロケーション=英熟語になると、さらに複雑になりますよね。これは、暗記するしかないと思います。

英語が難しいのは、一つの英単語で色々な意味があって英語表現も様々だというところです。今回はそんな英単語の一つのkindの色々な意味、解釈をご紹介します。

kindの使い方がわかれば日常英会話に活用できます。ネイティブもよく使う単語kindは、覚えなければいけない英単語の一つです。あなたの英語表現の幅が広がること間違いなしですから、ぜひ読んでkindの解釈を理解して英会話に使ってくださいね。



kindの特徴をまずは理解しよう!

kindの意味として、形容詞で親切な、優しい、思いやりのあるという意味を持っています。人や言動、行為に対して使われることが多いですよね。

他、名詞でも使われます。性質、本質、(人の)本性の意味を持ちます。形容詞か名詞のどちらの意味を表すかは、文章や前後の単語で理解するしかありません。

kindの意味はそれだけではありません。あなたも知っている”kind of ”コロケーションです。”kind of”の表現でも、前後の単語で解釈できる意味が変わります。

私もなかなか覚えにくかったのですが、例文を理解して覚え、英会話に使うようにしています。使い方を覚えるには例文で覚えてしまうのがいいと思います。

次に具体的な例文を交えながら、どう解釈してkindを英会話に使えばいいか説明しますね。

kindの6つの解釈と英会話での使い方

私はkindを6つの解釈で理解しています。それぞれの解釈で意味が全然違いますから、使い方を間違えると英会話が噛み合わないので、それぞれの解釈をしっかり理解して使い分けをしましょう。

特に”kind of”の使い方は様々ですので、よく読んでください。会話の幅が広がるだけでなく、リスニングやリーディングのも役立ちますので、ぜひ覚えてくださいね。

形容詞の意味での使い方

(人が)親切な、優しい(言動が)思いやるのある〜のことを考慮した、〜に寛容な、などが形容詞でのkindの意味です。

例文は、She is  very kind to me.(彼女は私にとても親切です)

名詞の意味での使い方

kindは、名詞としても使われます。意味は、種類や性質、本質、(人の)本性などになります。

ここで注意したいのは、優しいの意味を表す単語は、”kindness”になるということです。この意味の違いはしっかり覚えておきましょう。

例文は、She is not my kind.(彼女は私の性に合わない)

種類を表す”kind of”の使い方

a kind of-:〜の一種、という意味です。

例文としては、It’s a kind of vegetable.(それは野菜の一種です)や、What kind of music do you like?(何の種類の音楽が好きですか)など、”kind of”の中で1番よく使うと思います。

物事の度合いを表す”kind of”の使い方

はっきり断言できない時に使います。その人の性格の特徴をオブラートに包んで言うような時に使ったりします。

He is kind of shy.(彼はどちらかと言えば内気だ)とか、He is kind of cool.(彼って、ちゃっとカッコイイね)などの使い方をします。

感謝を表す”kind of”の使い方

お礼や感謝の気持ちを表す使い方です。It’s so kind of you to make me happy.(ハッピーな気持ちにしてくれて、本当にありがとう)こういう使い方もできます。日常英会話でも使えると思いますので、ぜひ覚えて使ってくださいね。

相づちを表す”kind of”の使い方

相づちにも、”kind of”って使えるんですよ。私も、kindが相づちで使うことを最近まで知りませんでした。

例文を見ていただいたらわかるように、はっきり”YES!”と言いたくない時に使います。

Aさんが、Did you go with that lady on a date?(あの女性とデートしたの?)と言われたとして、Kind of.(まぁね)と言った感じに使います。

私的kindの6つの解釈で英会話にもどんどん使っています。

まとめ

kindという単語だけで6つの意味、使い方があります。特に”kind of”の4つの意味と使い方はそれぞれをしっかり覚えて使い分けるのがkindのポイントです。

こう見てみると英語って面白いなぁと思います。同じ言葉を使っていても、色々な意味や使い方があるのですから。

日本語でも、同じ言葉でも意味や使い方が違う言葉って結構ありますよね。「はし」という言葉のように「お箸」「橋」「端」の意味がありますよね。私達は自然に文脈から「はし」と聞いてどの意味なのかが理解できますよね。

英語も全く同じです。kindも6つの解釈があって、それぞれの意味を理解して使い方がわかってこそ、聞いてわかるし会話に使うことができます。あなたも例文を覚えたり自分でも6つの解釈で英作してみて、感覚でkindを使いこなせるように勉強してみてくださいね。

そして、どんどん英会話として積極的に使って身につけていってくださいね。語彙をたくさん知っている方が英語表現も増えるし、ネイティブに近づいて、英会話が楽しくなりますよ。