ワーホリで帰りたいと思った時どうする?私が1年続けてこれた理由

こんにちは♪Atsukoです。

留学でもワーホリでも海外に行くと、なかなか家族や友達と会えなかったり、連絡が取りづらかったりとホームシックにかかってしまいやすいですよね。

私は1年ワーホリでニュージーランドに滞在していたのですが、初めての長期滞在だったので、特に最初の頃はなかなか生活リズムがつかめず帰りたいなあと思っていました。

ですがそれでも何とか1年滞在することができたので、私の経験も交えてどうやったらホームシックを克服できるか、楽しくワーホリを過ごすことができるのかをお伝えできたらと思います!



私がワーホリ中に帰りたいと思った時

私が帰りたいと思った時は、冒頭でも書いた通り、入国してから1,2週間くらいまでです。エージェントを通して入国したので、到着後は現地のオフィスに案内され軽く説明を受けてから、ホームステイ先に行きました。

ホストファミリーは両親が自宅で自営業をしていて、子供も中学生と大学生で大きかったので、それぞれがかなり独立していました。またリビング以外は生活スペースが分かれていましたし、生活の時間帯もずれていて帰宅してから夕食の時間までくらいしか会わなかったので、一人の時間が多かったです。

エージェントを通していくつか学校見学に行ったのですが、私が入国した日はたまたま同日入国のワーホリの人がおらず、一人で見学に行き毎日3時くらいに予定が終わるとそれからは一人で街を散策するか家に帰るかというサイクルだったので、学校が決まるまでの1週間はほんとにさみしかったです。

新しい生活や仕事には比較的すぐ慣れる方なので、学校が始まって友達ができるとホームシックはあまり感じなくなりましたが、やはり日本にいるときと勝手が違う生活はなかなか大変で、まさに「郷に入れば郷に従え」なんだなと思いました。

金銭面での余裕

わたしは直接帰りたいと思ったわけではないですが、金銭面でぎりぎりの時ほど心に余裕がなくなるのでそういう感情になりやすいですし、実際これがネックで途中帰国する人もいます。

ニュージーランドの最低賃金は約15ドル(日本円で1200円~1300円)なのですが、年々物価が高騰しており、特に家賃や不動産に関してはかなり高いです。郊外の家でも、シェアハウスで一人一部屋のキッチンやバストイレは共用で1週間200ドル前後します。これが街の中心部に近づくほど部屋は狭くなったりあまりきれいじゃない部屋だったりします。

家賃だけで1か月800ドルかかるので、フルタイムで仕事をしても収入の半分は家賃になり、食費を節約したり、買い物を我慢したりしなければいけませんでした。

入国の時に、あまり貯蓄がないまま滞在をスタートすると慣れないうちから苦労する羽目になり帰りたくなるので、今ワーホリを計画中の方はできるだけ日本で貯蓄を増やしておくことをお勧めします。

さみしくなったらSNSをフル活用

やはりワーホリは距離的な問題が大きくて会えない、さみしいとなりますが、今はTwitterやInstagram、FacebookにLINEなど、SNSがかなり普及していますよね。

なので、時差の問題はあるものの、日本にいる家族や友達とも連絡が取りやすいです。幸いなことに(?)、ニュージーランドは日本との時差が3時間(サマータイムは4時間)なので、ほかの国に比べると連絡が取りやすかったと思います。

私はとにかく学校が始まるまではSNSをフル活用していました。街中のカフェやファストフード店はWi-fi完備のお店が多かったので、お店に入ればインターネットにつなげられましたし、家でも無制限だったのであまり困ったことはありません。

例えカナダやヨーロッパ圏のように時差の問題で、リアルタイムでのやり取りができなくても、FBに自分の様子を投稿しておいて、あとから投稿に対する反応を見るだけでも繋がっていると感じてさみしさはまぎれると思います。

一人で行くと特に誰にも頼れない状況がありますが、そういう時は積極的にSNSで頼ることも大切だと思います。

日本人の友達を作ること

ワーホリで英語を学ぼうと考える人は多いと思います。その時に、現地ではできるだけ日本人と喋らないようにしないと上達しないと思う人は多いでしょうし実際に言われますよね。もちろん、学校には様々な国籍の人がいて英語が共通言語なわけですから、自分のスキルアップのために日本人と関わらないと決めるのはとてもいいことだと思います。

しかし、性格が内気な人や、人づきあいが苦手な人が無理に自分を鼓舞して日本人と関わらないと決めてしまうと、どんどんワーホリが楽しくなくなっていくと思います。英語力が低ければ低いほど、コミュニケーションをとりたくても取れないしそもそも英語での会話ができないとなってますますホームシックになりますよね。

そういう時は、日本人の友達と関わるのも大切だと思います。学校内では極力英語を使って、外では日本語でしゃべるようにするとメリハリもつきますし、何より英語だらけの生活の中で日本語をしゃべることができるという感覚はそれだけで気分が晴れます。

また同じ日本人とは言っても、ワーホリに参加している人は年齢も出身地もバックグラウンドも様々ですから、自分とは違う経験をしていますし、なおかつ自分の悩みも分かってくれる可能性が高いので、良い相談相手になるはずです。

私はどちらかというと相談に乗る立場でしたが、海外で出会った日本人の友達は、日本では出会えなかっただろうなという人たちなので、知り合えてよかったと思いますし今でもやり取りしている仲です。

たいせつなのは1年間で何がしたいか

ワーホリはよくも悪くも自分次第だと思っています。帰国後の就活で使えるわけでもなく、何か特別な資格を得られるわけでもなく、1年遊んで暮らそうと思えば遊べます。ホームシックになったり、日本に帰りたいと思う人の多くは、ワーホリに参加することが目標やゴールになっていて、実際入国後に何をしたかったのかがわかっていないのだと思います。

なので、今ワーホリで滞在している人やこれから海外に出ようと思う人は、現地で何をしたいかを考えてほしいと思います。大それた目標ではなくて、例えば国内旅行をするとか語学学校に何か月通うとか、英語をしゃべれるようになりたいとか、小さなことでいいです。

でもそれを決めておけば、旅行をするためにはまず入国したら仕事を探してお金を貯めなければいけないとか、語学学校を探さなければいけないなど、自分がやらなければいけないことが見えてきます。

私は、昔から留学するのが夢だったので、1年間とにかく滞在することと、仕事をすること、旅行に行くこと、日本でしっかり働いていた分心と体をリラックスさせること、などが自分のやりたいことでした。結果としては自分がやろうと思っていたことはできましたし、楽しく1年間過ごせました。

ある友人は特に現地でこれがやりたい!というものが入国当時はなかったようですが、語学学校に行きながら自分の特技(その子は調理師免許をもっていました)を活かしてレストランで働き始め、今はそのレストランからワークビザを出してもらい現地で働き続けています。

出来れば行く前に自分がしたいことが見つかっていればいいですが、現地でも十分考える時間はあるので、そこで見つけてもいいと思います。

ホームシックには誰でもかかると思うので、早めに自分の目標や現地に残る理由(もしくは残りたい理由)を見つけましょう。仕事や勉強が好きではなくても、その時に頼りになる友達が一人いるだけでも、もう少し頑張ってみようかなという気にさせてくれます。

海外に行けるのってどういう状況であれ、貴重な時間だと思うので実りある経験にできたらいいですね。