代名詞?I my me mineって習ったけど、たくさんありすぎてどうやって使っていいのか実は未だによくわからないんだよね…
わかります。日本語にはない形と感覚なので混乱してしまいますよね。
目的格?とか用語も難しいですし。
でも大丈夫です!用語は全く忘れましょう!
英語のイメージを知れば活用を気にすることなく話せるようになります!
自分とそうじゃないものの分類方法5つだけ!
まずは、基本的な分類方法から覚えましょう。
日本語では、小さい子は、花ちゃん今日幼稚園いったの。花ちゃんゆう君と遊んだんだよ、なんて話しますし、大人になると、今日寿司食べに行ってさー、と反対に主語をいわないことがありますよね。
でも、英語では、必ず「I」から始まります。どんなに小さな子でも必ず「I」です。まず、自分ありき、なのです。
つまり、行動や思いを行う自分の名前の代わりの言葉=I
なのですね。
そして目を向けた先、目の前にいる人の名前の代わりの言葉=You
そして周りに目を向けてみるとI とyou以外に見えてくるのは男He 女She物It!
世界はこの5つで表現できちゃうんですね~
特に、男と女を分けて考えているというのは、日本語にあまりない感覚なのでちょっととまどいますよね~。彼、彼女、なんていうのは、恋人の時くらいですし…
ちなみに、動物もオスとメスがありますから、He,Sheを使いますよ!
でもどちらかわからない時はItです。
どちらかわからないといえば、赤ちゃんってどちらかわからないですよね?友人の赤ちゃんが生まれたばかりの時病院ではItを使っていて物扱い?!と驚きましたが、性別がわからないのでItだったんですね~!当時はびっくりしました!
ということでまとめてみると、英語では、「私でなければあなた」、そのどちらでもなければ「男か女」、「物」、で分類されている世界なのですね~面白いです。
I ←→ you
He ←→ she
It
シンプルですね!この代名詞は行動や思いを起こす主体、主語になりますよ~
複数の代名詞はアバウトに3分類のみ!
さて、もうひとつ日本語の感覚にはないものが、複数、でしょうか?いちいちそれが「ひとつ」なのか「2つ以上」なのか考えて話すなんてめんどくさい!!
I like apple じゃダメなわけ??
と怒りを覚えることが多いのは私だけではないと思います。が、それもまた英語の感覚の面白いところです。
I like apples.としないと、I like an apple.と誤解され、今この林檎だけが好き?とめんどくさい勘違いをされてしますよね。
そいうことで、代名詞も一人かそれ以上かを区別して使います。が、分類方法はたったの3つ!
私とだれか、あなたと誰か
We ←→ You
それ以外
They
なんと!男女も物も関係なくアバウトになんだかたくさん集まっているもの、とひとくくりなんですね~!またまた面白いです!
ちなみに、私がまだ学生時代、デパートでアルバイトをしていた時の苦い思い出…なのですが、Do you have Japanese Wine?と外国の観光客に尋ねられ、仕事中に日本酒なんて持ってないのに変な人だなあ、Sorry,I don’t.と答えてしまい、後から先輩にお目玉。
Youは複数のYouであなたのお店では、という意味だったんですね~!!せっかくお土産を買いにきてくださった外国の方、すみませんでした。そして恥ずかしい…
Yes,we have当店にございます、と答えるべきだったんですね。よい勉強となりました!
誰のものか気になる!
次に日本語と違う感覚は、それが誰のものか、を明確にする必要があるということです。
お財布落としちゃったの…といえば、自分のだろ、と日本語では推測しますが、英語では明確にしなければなりません。自分のなのか、預かっていた他人のなのか、その前に話題になっていた財布なのか…
全てにおいて誰の何か、を意識して話しているのが英語なのです。この形は2つあって紛らわしいのですが、使い方と形をヒントにすれば、大丈夫ですよ~
誰かの○○というときに使う代名詞の形は、上の分類の5つと対応させると
- My ○○
- Your ○○
- His ○○
- Her ○○
- Its ○○
複数の3つに対応して考えると
- Our ○○
- Your ○○
- Their ○○
こちらは後ろに必ず名詞が来ます。そして例外はありますが、最後がRで終わる形です!
これを後ろの名詞を含めて、「誰々の○○」と一言で言う時は、
- Mine
- Yours
- His
- Hers
- Ours
- Yours
- Theirs
となり、後ろには何も来ません。Mine以外は全て「Sで終わる形」と覚えてくださいね!
例えば
I have lost my purse, oh,look! that man carries mine!
Is this her book?-Yes, it’s hers.
という感じで、誰のものかを2通りで表わせますよ。
行動や思いのたどり着く先
さて、最初に行動や思いを起こす人やものの名前の代名詞を見ましたが、最後は、その「行動や思いがたどり着く先」の代名詞です。
上の分類の5つと対応させると
- Me
- You
- Him
- Her
- It
複数の3つに対応して考えると
- Us
- You
- Them
となります。英語では残念ながら、
I like He.
She kicked They.
とは言えません。どちらも行動する主体の代名詞同士なので、いったいどちらが??とわからなくなります。
そこで、行動を受ける形をつかいます。
I love him.
She kicked them.
まとめ
- 代名詞の分類方法は5つ複数は3つ
- 行動や思いを起こす主体の形I,you,he,she,it,we,you,they
- 誰が何を持っているか示す形my,your,his,her,its,our,your,their Rで終わる
- 誰かのもの、を示す形mine,yours,his,hers,ours,yours,theirs Sで終わる
- 行動や思いを受ける形me,you,him,her,it,us,you,them
日本語では、私のあとに、は、が、のもの、などをくっつけて文を作りますが、英語は、は、が、のもの、の意味が単語の中に含まれた形になっています。
行動を起こすのか、受けるのか、所有しているのか、文法用語ではなく、単語自体の意味のイメージを思い起こすと、活用のどれだっけ?と混乱することが少なくなりますので、是非イメージを使いながら練習してみてくださいね!