ハロウィーンというと、仮装をして、かぼちゃを飾ってというイメージがありますよね?
ですが、実際の海外のハロウィーンは日本とはかなり違うんです!
今回は、私がメルボルンで体験したハロウィーンイベント、ゾンビウォークをご紹介していきます。
ハロウィーンイベントは日本と一味違う!
オーストラリアにあるメルボルンに留学中、ハロウィーンの季節がやってきました。
初めての海外でのハロウィーン。
「海外のハロウィーン、テレビでは見たことあるけれど、実際はどんな感じなんだろう?」とワクワクした気持ちで学校に向かうと、お店のウインドウや、学校の構内も、魔女やかぼちゃに、ガイコツなどの飾りがされていて、ハロウィーンムード満載。
「ハロウィーンの装飾って、やっぱりかわいいなぁ。」と思っていると、友人に、「夜の墓地ツアーがあるみたいなんだけど、行ってみない?」と誘われました。
「そんな怖いツアーがあるの??」と驚きでしたが、もともとあまり怖いのは得意なほうではないので、「いや~、そういうのはちょっとパスかも。」と言うと、
「じゃあ、ゾンビウォークを見に行こうよ!これならそんなに怖くないはず。」と言われ、「ゾンビウォーク?きっとみんなが仮装して歩くパレード見ないな感じかな?おもしろそう!」と、友人と一緒に見に行くことにしました。
リアルすぎて震え上がったゾンビウォーク
ゾンビウォーク当日、開始時間よりちょっと早めに待ち合わせをして、「どこで見るのがいいんだろうね~。」と友人と話し合いました。
というのも、このゾンビウォーク、メルボルンの街中全体で行われるイベントで、町中にゾンビが溢れるようになっているんです。(笑)
「とりあえず、一番メインの道で見てみない?」ということになり、歩いていきます。
メインロードには、ゾンビウォーク目当てのお客さんがいっぱい。「結構人気なイベントなんだね。」と話していると友人が、「ほら、これでどこにゾンビがいるか分かるんだよ。」と携帯の画面を見せてくれました。
彼女に携帯の画面には、赤い点が点滅していて、ゾンビが今いる場所を教えてくれます。
「GPS機能ってすごいね!これでどのくらいで私たちのところまで来るかわかるね。」と、携帯を見ていると、ゆっくりと赤い点が私たちのいるところに近づいてきます。
「ゾンビだからやっぱり怖いのかなぁ??」とちょっと怯えながら待っていると、遠くのほうから「キャー。」とか、「わー!!」と言う声がしてきます。
「もうすぐ来るね!!」とワクワクしながら待っていると、ゾンビ集団が見えてきました。
「わー!!これはかなり本格的!!」みんなどうやってメイクをしたり、衣装を作ったのか、かなりリアルなゾンビたち。歩き方や表情もまさにゾンビって感じで、ゾンビ映画を体感しているような感覚になりました。
写真を撮っていると、いきなり、「わー!!」といって襲ってくるゾンビもいて、かなり怖かったです。(笑)
中には子どもゾンビちゃんたちもいて、「かわいいー。」と思って顔を見てみると、赤ちゃんにもゾンビメイクがしっかりされていました。(笑)
「これは日本とは、クオリティーが全然違うわ。」と、とっても驚きでした。
その後も、街の中は人々の叫び声や笑い声、そして、ゾンビに追いかけられて、逃げまどっている人なんかもいて、「ここは、どこ?」と思ってしまうくらい、ゾンビワールドな街になっていました。
私たちも、いつゾンビに襲われるかソワソワしながら街を歩いていると、ちょっとカフェで休憩しているゾンビなんかもいて、「ゾンビがコーヒー飲んでる。」と、笑ってしまいました。
ゾンビたちの中には、白雪姫や、ナース、魔女など、一人ひとり、とっても凝った衣装やメイクをしていて、どのゾンビも見ごたえバツグンでした。
あとがき
メルボルンの町中がゾンビ一色になったゾンビウォーク。
もっとかわいらしいパレードかと思っていたら、かなりホラー感の強いイベントで、ビックリでした。
海外では、ハロウィーンは、元々悪霊払いなどの意味があるそう。
なので、ハロウィーンの時期にはテレビではホラー映画特集が組まれたり、廃墟や墓地巡りツアーなどがこの時期に開催さ入れたりするようです。
ですが、今回私が体験したゾンビウォークのゾンビたちはとっても気さくで、一緒に写真を撮ってくれたり、驚かせた後は、「ごめんね。」と言ってくれたりと、オーストラリアのゾンビたちは、とっても優しかったです。(笑)
日本とはちょっと違ったハロウィーンイベント、とっても怖かったですが、楽しいイベントでした♪