海外で生活をしていると、多くの日本人留学生に出会います。
留学に来ている日本人の悩みで一番多く聞かれるのが、「リーディングやライティングは得意だけど話すのは苦手」ということ。
私もあまり積極的なほうではないので、英語でのコミュニケーションが苦手だった一人です。
今回は、そんな内気な私でも英語を話す力を付けることができた秘密をご紹介していきます。
シュミレーションをしてみる
まずは、英語で話す練習をしてみましょう。
英語でのプレゼンや、英語でやり取りをしなければならないということが、あらかじめ分かっている場合は、シュミレーションをして、練習をしておきましょう。
何を伝えたいのか、どうやって言ったらよいのか、想定される質問はどのようなものがあるかなど、その場面に対応できるように家で練習をしておけば、実際の場面でパニックにならずに英語で話せます。
携帯電話に録音機能ってありますよね。録音機能を使って、自分の英語を聞いてみるのも良いですよ。自分の発音だったり、文法の間違いに気付くことができるんです。
まず練習をして、下準備をしておきましょう。
英語は伝わればOK 。失敗を気にせず話そう
留学に行くと、様々な国の留学生と一緒に英語を勉強することになります。私が留学中にびっくりしたのが、クラスメイト達が、みんな文法のミスや発音の悪さなんか気にせず、どんどん英語を話していたことです。
ある時、ブラジル人のクラスメイトの子に「いつもクラスでガンガン発言してるけど、どうしたらそんな風になれるの?」と聞いたことがあります。
その子は、「英語を話せる話せないよりも、自分が話したいという気持ちが先に出ちゃうんだよね。」と言っていました。
英語が話せるかどうかよりも、相手に自分の気持ちを伝えたい、自分の思いを表現したいということが大事なんだなと痛感したのを覚えています。
もちろん、文法に間違いがなく、流暢に話せるに越したことはありませんが、自分の英語は下手だから静かにしていようなどと思わず、とにかくチャレンジすることがとっても大事なんです!
学校や、職場などで英語を話す機会があったら、どんどん話して、経験を積みましょう。話せば話した分だけ、英語は上達していきますよ。
失敗から次につなげよう
英語を話す機会があった後に、自己反省会をするのも英語が喋れるようになる方法の1つ。
この単語は聞き取ってもらいにくかったなとか、どうしてこの英語が伝わらなかったのかなど、どんな失敗があったかをメモしておきましょう。自分の苦手な発音や、弱点が見えてきます。
私も留学当初は、自分の英語が伝わらなかった時に、恥ずかしい思いをしたり、悔しい気持ちになったことが、何度もあります。
ですが、やぱっり自分の英語はダメだなと思うのではなく、次につなげられるように失敗したことを改善できるようにしましょう。
失敗を繰り返してもその失敗から学ぶことで、勇気をもって話せるようになっていきます。
できるだけ英語で話す機会を作ろう
英語で話す力を付けるには、やはり英語で話す時間がたくさんあったほうがいいんです。
時間とお金に余裕があるのなら、英会話スクールや留学に行くのも良いですし、あまりお金を掛けずに英会話力を伸ばしたいのなら、イングリッシュバーやカフェに行くのも良いですね。
英語の話し方は、人によって結構違うんです。。国によってアクセントが違ったり、同じ国出身の人でも、英語が聞き取りやすい人、早口な人など様々。
なので、いろんな人と話して、自分の英語力を試してみましょう。英語を話す自信につながりますよ。
英語で話せる友達を作ろう
友達といるときって、いろんな話をしますよね。学校のこと、将来のこと、彼氏のこと。。。
友達と話すように、英語で話すことができたら、英語力はどんどんアップします。
留学に行ったら、ぜひ現地で英語で話せる友達を作りましょう。
日本にいても、外国からの留学生とお友達になれるといいですね。もし、外国人の友達を作れない場合でも、日本人の友達同士で、今から5分間は英語で話そうとか、メールするときは英語を使おうなんて感じで、英語を使う機会を作ってみるのもおススメ。
私は、留学時代に仲良くなった台湾人のお友達がいて、今でもメールや電話をしています。彼女から新しい英語の表現方法を学ぶこともありますし、当時、英語のクラスが同じだったこともあり、彼女の英語に負けないように、自分の英語力も磨こうと思える大切な存在となっています。
自然に英語を使えるようになるためにも、英語で話せる友達がいると、英語力を磨くことができますよ。
まとめ
- 場面を想定してシュミレーションをする
- 失敗を気にせずとにかく英語で話す
- 失敗から学ぶ
- 英語で話せる機会を作る
- 英語で話せる友達をつくる
私も、英語で話すのが、怖いなという時期がありました。ですが、繰り返し英語で話しているうちに、自然と英語で話すことが怖いことから楽しいことに変わっていき、今では外国の方を見ると、自分から話しかけるようになっています。
英語を話すには、気持ちが大事!英語を話すことを恐れず、英会話を楽しみましょう。