あなたは英語で暗唱をしたことがありますか?学校での英語の暗唱大会や会社での英語スピーチなど、英語に日常的に触れている人に暗唱が必要になる場面も多いですよね。
でも大量の英語を覚えるのは大変だし、せっかく覚えてもコツを掴めていなかったりすると、聞き手に伝わりにくいこともあります。
せっかく英語で暗唱をするなら「英語うまい!!」と思われたいはず。
そこで今回は、私の実体験を交えて、英語での暗唱のコツについてお話ししたいと思います。きっとあなたも活用出来るヒントがたくさんあると思いますよ!
英語の暗唱が上手く聞こえるポイント(1)
かつての私の発音は「ザ・カタカナ」英語でした。
なんとなく英語っぽく聞こえるよう口真似をしてみるものの発音は悪く英語も全く出てこないため、悔しい思いをたくさんしなければいけませんでした。
大人になってから英語を独学で始めたので、赤ちゃんの頃から英語に触れていた人のような能力を得るのは絶対無理…。そんな私が思いついたのが「上手く聞こえるように話す」ということです。
その方法はまず「W,R,F,V」を意識して大袈裟に発音するというもの。
R 大袈裟なくらい下を丸めて発音する
F 上の歯を下唇に乗せて息を出す
V 上の歯を下唇に乗せて息を出して振動させる
これらを意識するだけで誰がどう聞いても悪かった発音がかなり改善されました。
これらのアルファベットの共通点は「特に日本語の発音とかけ離れているもの」ということです。
あくまで個人的な見解で、そんなことない!と思う人も多いかもしれませんが、 Avril Lavigne やTyler Swift などは W が強めな気がします。二人とも人気歌手なので魅力的に聴こえる歌い方をしていたのかも知れません。
もう一つのポイントは文と文の間を短くすることです。例えば
と間が空いてしまうと文章の流れを止めてしまい、英語が下手に聞こえてしまいます。
この場合、
英語学習者にとっては I like apples と because apple is sweet の2文のように思えますが、これは一つの文章としてサラリと読んだ方が上手く聞こえます。
暗唱の際も英語の流れを止めないように文の間の感覚を狭める意識をすると良いと思います。
英語の暗唱が上手く聞こえるポイント(2)
リエゾンを駆使すると英語が上手く聞こえます。
リエゾンとはある単語と単語が繋がると発音が変化するというもの。
では詳しく見ていきましょう。
これを普通に読むと「キープ イット アップ」ですね。
リエゾンが働くと「キーピリアップ」になります。
ネイティヴスピーカーは舌が回りやすくするためにリエゾンを活用しているだけなのですが、私たちがリエゾンを使うと言いやすくなるだけでなく英語が上手く聞こえるという効果もあります。
だいたい T プラス 母音の時にリエゾンを付けることができますね。
下のような例があります。
レリゴー
アイ ライク オレンジーズ バライ ドンライク グレイプス
ギビリラップ!
英語が第一言語でなく帰国子女でもない私たちが人に「英語が上手いな!」と思ってもらうには「上手く聞こえる」ような工夫が必要なのです。
今回の2つに気をつけるだけでも、かなりのパワーアップが期待できますよ!
人前で英語を暗唱する時に注意したいこと
英語で暗唱をする際に気をつけたいのは言葉の「間」と「速度」です。
下の文章はどのように読んだら大事なことが伝わるでしょうか?
(英語は世界中の人をつなぐものである)
まずEnglish のあと一瞬間を置きます。
そのことによって「英語がなんなんだろう」と人を惹きつけるのです。
その後 is what を言い connect をゆっくり言います。
人々が冒頭で抱いた疑問の答えだからです。
そして the people を言ったらまた少し間をおいて around the world をゆっくり言いましょう。
世界中の人をつなぐことが出来る!ということを強調することが出来ます。
日本語でもそうですが英語は特にこのスピーチのテクニックを大袈裟に使うと、伝わりやすくなります。
まとめ
- 「W,R,F,V」を意識して大袈裟に発音する
- リエゾンを意識する
- 「間」と「速度」を考えながら暗唱する
英語の暗唱をするときは上手い!と思わせるテクニックを使って、暗唱を工夫して見ましょう。
スピーチのコツを使うとさらに自分の表現力を高めることが出来ますよ。
それではまたお会いしましょう!see you next time!