みなさんが思うあこがれの資格。いろいろありますよね。
中でも英検は誰もが知る、そして多くの人があこがれる資格の一つではないでしょうか?
私はあこがれでした。小さい頃から、英検を持っているなんていう同級生がいると素直に「いいな~。」なんてあこがれのような気持をもったのを今でも思い出します。
社会人になってもその頃の気持ちは覚えているもんなんですね。
私の場合その「あこがれ」歳を重ねるごとに強くなり、いつの間にか「現実的な人生の目標の一つ」みたいになってしまいましたけどね。
特に「準1級」の価値を知れば知るほど、必ず手に入れたい「資格」としていつも気になっていました。まるで初恋の相手みたいに。笑
そこまでのメリットってあるのでしょうか?
確かにあるんですねこれが。
勉強にかけた労力と時間と比べてもおつりがくるぐらいに。
「英検準1級」・・・。
この資格は大きいですよ。
帰国子女や東大、早慶レベルの問題を小学生ぐらいで軽くクリアできてしまういわゆる“特殊”な人たちは別として、私のような典型的な学校英語で週数時間の英語の授業に四苦八苦してきた凡人にはこの「準1級」の価値というのは身に染みて分かります。
さて、それだけ価値の高いこの「英検準1級」という資格。
これにはどんなメリットがあるのでしょうか。私なりにまとめてみましたのでこれからお話しますね。
自信がついて、ポジティブな英語ライフが送れます
英検準1級の勉強ってけっこう大変なんですよね。
ネイティブには日常的な言葉でも、私たち日本人にはなじみのない言葉がけっこう出てきます。
私も英検準1級の勉強をやり始めたころは、見たこともないような単語がいっぱい出てきてビビッてしまいました。
リスニング問題のスピードもかなり速いですからね。
このような問題を相手にするわけですから、合格した時の喜びは格別です!
英語資格でも難易度が高いレベルをクリアしたということになりますから、大きな自信が持てます!
準1級を取得するレベルになると、周りを取り巻いている英語がぐっと近い存在になりますよ。
CNN放送を見ても言ってる内容がある程度つかめてくるし、映画を見に行っても、時々字幕を見ちゃうこともありますが、それでも聞いたことがあるフレーズに出会う回数が増えてきます。
その度になんだか嬉しくなっちゃうんですよね。
(もちろん映画にもよりますよ。映画って独特の言い回しや、ジャンルによって何を言ってるのか分かんないのもありますから。)
英字新聞だってある程度読めるようになります。
こうなったら、自信がついてきてどんどん英語を攻めていけるようになります。
やっぱり分かるっていう喜びは、次の意欲を生みますからね。どんどん英語にポジティブになっていきます。
このポジティブな感覚がもてることが英検準1級を持っている大きなメリットと言えるでしょう。
まわりのあなたを見る目が変わる
みなさんは「英検2級持っています」と言われるとどんな反応しますか?
もちろん小学生2年生ぐらいの子供が言うと、「こいつは何者だ?」笑 となりますが、
大人だとおそらく「ふ~ん。」という程度で終わってしまうこともあるのでは。
(もちろん2級も立派なレベルで適当にやっていては取れませんが・・・。)
英検2級のレベルは高校卒業程度と言われていますよね。
裏を返せば、これはある程度普通に高校で英語の勉強をしていればとれちゃったりするものなのです。俗にいうセンター試験レベルですよね。
高校の授業の勉強がそのまま2級の英語とけっこうリンクします。
英語の勉強もそれほど専門的ではなく、センター試験の勉強でもある程度代用できてしまうんですね。
それが「準1級」だと話は違います。内容がかなり本格的になってきます。
そのため準1級を持っているというと、一目おかれます。
もちろんネイティブや帰国子女で長い間海外にいた人たちにとってはあまり高いハードルではないかもしれませんが、日本で生粋の日本英語教育?だけで、英語の基礎を学んだレベルで、そこから自分で勉強して準1級を取得したというと、かなり多くの人が「頑張ったね」とか「すげーじゃん」「何回目で受かったの?」なんて聞いてきます。
会社の評価も上がります。海外部門の候補になったり、採用試験でも有利に働きます。
そしてさらに嬉しいことにこの資格は一生ものですので、有効期限はありません。この結果が評価としてしっかり定着するのです。
このように周りの評価がかなり期待できることはメリットの1つと言えますね。
勉強しながら他の情報も得られちゃう
「英語の勉強って言葉を覚えていくこと」
こんなふうにみなさん思っているでしょう。
もちろんその通りです。
英語はあくまでも「言葉」ですからね。
でも、もう一度考えてみましょう。
「言葉」にはそれぞれ意味があるわけで、「言葉」はただの記号ではありませんよね。
この「言葉」で表された情報、つまりバックグラウンドが言葉にはついてまわっているのを気づいていますか?
何やら当たり前のことを言っていますが、文法にしても、読解の問題にしても準1級になるとかなり突っ込んだ内容になります。
文法や読解問題を解いているうちに、その題材にも触れていきます。
ということはその学習内容で様々な知識も得られてしまうということです。
準1級で扱うテーマをあげると
社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治などバラエティーに富んでいますよね。
日本語で読んでもけっこう「おもしろい!」って思えるものがたくさんありますよ。
私なんか準1級の読解問題を解いていて、その時のテーマが面白かったので、ネットを使って日本語で調べちゃったこともあったくらいです。
「日本語よりも英語で新しい知識を得る!」なんだか素晴らしいことですよね。
準1級の勉強はそんなところまでできてしまうのです。
外国人との会話が怖くなくなる
準1級には2次試験で面接があるのはご存知ですよね。
これ、最初にお伝えしますが挨拶程度のレベルではありません。それなりに話せないとまずいんですよね。
しかも堂々と自分の意見を突っ込んだレベルで話せないといけません。
もちろん完璧な文法で話す必要はありませんが、自分の意見をある程度筋道たてて話せないと、得点につながりません。
このような試験をパスするということは自分の意見を英語でそれなりに話せるという証明でもあるのです。
準1級にパスできたということは、人前で決まったフレーズでの型どおりの会話ではなく、生きた内容の会話ができるということですので、自信がつきます。
外国人といきなり英語で会話が始まってもひるまなくなります。
それに外国人の方も「この人とは話が通じる!」と思ってくれます。
もちろん会話をした外国人は、この準1級を取得した日本人がネイティブのように話せるとは思わないかもしれません。
でもそこはあまり重要ではないのです。
「この日本人には詳しく質問してもそれなりに反応が返ってくる!」
と思ってもらえれば十分なのです。
そう思ってもらえると会話がどんどん弾み、会話が楽しくなってきます。もう外国人に物おじしなくなるんですね。
いつの間にか会話にのめりこんでいる自分に気づくようになりますよ。
これが英検準1級を取得する最大のメリットかもしれませんね。
まとめ
というわけで、英検準1級の主なメリットは以下の4つ!
- 自信がついて、ポジティブな英語ライフがあなたを待っている!
- まわりの評価が上がり、就職や自己アピールに堂々と使える!
- 準1級の勉強そのものが情報の宝庫。知識が豊富に!
- 外国人と生きた会話ができるようになり、安心して話せるようになる!