「~だと思う」と英語で言う時にどんな単語を使いますか?
「Think」という単語を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、「Guess」にも「Think」とはちょっと違った「~だと思う」という意味があるんです。
今回は「Guess」という単語の意味や使い方をご紹介していきます。
「Guess」にはどんな意味がある?
「Guess」という単語には、「推測する」や、「見当をつける」といった意味があります。
ですので、
これは中国製だと推測します。
彼女はすぐに帰ってくるんじゃないかな。(推測)
なんて感じの使い方ができます。
また、この「Guess」は話し言葉では「~だと思う」という意味で使われることもあり、
これって私たちの本だよね?
I guess so.
そうだと思うよ。
とか、
彼女は病気だと思う。
なんて感じで使うことができます。
「Guess」はどんな使い方ができるの?
「Guess」には「~だと思う」という意味で使われることもあるとご紹介しましたが、他にも「Think」や「Suppose」などの単語にも同じ意味があるんです。
ですが、この3つの単語、ちょっとずつ意味が違うんです!
例えば、「Think」は確信を持ったうえでの「思う」で、「Suppose」は「たぶん~だと思う。」とか、「~だと想定する」といった意味があり、あまり確信がない時に使われます。
ですので、
シャンプーはどこにありますか?
と聞かれた際に、
3番通路にあると思いますよ。(確信があるけれど100%ではない。)
と答えるのと、
たしか3番通路にあったと思うのですが。(確かではありません。)
と答えるのでは、ちょっとニュアンスが変わります。
「Guess」という単語は、どちらかというと「Suppose」に近く、「~だと思うけれど確かではない。」という時に使われます。
例えば、
10号線を行ったほうがいいと思うよ。
大雪だから、たぶん飛行機に遅れが出ると思います。
といった感じで使われます。
ちょっとしたニュアンスの違いですが、知っておくとこの3つの単語を使い分けることができますよ。
また、この3つの単語を否定形にするときは、
I suppose not.
I guess not.
となり、意味はすべて、「そうじゃないと思うよ。」とか、「そうじゃないみたいだよ。」と訳すことができるのですが、「Think」の時だけ、「Not」が前に来ることを覚えておきましょう。
「Guess」を使ったいろんなフレーズ
「Guess」を使ったフレーズはいろいろあります。
映画などで、「Guess what?」というフレーズを聞いたことはないでしょうか?ネイティブの英語スピーカーがよく使う表現ですよね。
このフレーズは、「聞いて聞いて!」と言いたいときに使われます。友達と話すときに注目を集めたいときなんかに使えますよ。
例えば、
ねえ、聞いて聞いて!
What?
どうしたの?
I won a lottery!
宝くじ当たっちゃった!
なんて感じで使えます。
「聞いて!」と言うには「Listen」かな?と思う方もいるかもしれませんが、「Listen!」と言うと、「聞きなさい!」というちょっと強い言い方にもなってしまうので、ワクワクして「聞いて聞いて!」と言いたいときには、「Guess what?」を使ってみましょう。
2つ目にご紹介するのは、「Take a guess」というフレーズ。「当ててみて!」という意味のフレーズです。
海外ではあまり年齢を聞くことはないのですが、親しくなった人などに、
ところであなたはおいくつですか?
Take a guess!
当ててみて!
I guess around 35?
35歳ぐらいかな?
No, I’m 45!
45歳だよ。
Wow you look young.
わぁ、とても若く見えますね。
なんて感じの受け答えができます。
また、私が留学中によく聞かれたのが、「あなたはどこ出身?」という問い。ただ「日本人ですよ。」と言ってはつまらないので、
あなたはどこ出身?
Take a guess!
当ててみて!
Japan?
日本?
Wow how do you know that!
わぁ、どうしてわかったんですか?
なんて感じの会話を良くしていました。(笑)
私の場合は、「日本!」と当ててくれる方もいましたが、「フィリピン?」とか「マレーシア?」なんて言われることもあって、「私って日本人に見えないのかな?」と思ったりもしました。(笑)
ですので、旅行中や留学中に、現地の方に「どこ出身ですか?」と聞かれたらぜひ「Take a guess!」と言ってみてください。思いもよらない答えが返ってきたりしますよ。
まとめ
今回は、「Guess」という単語についてご紹介してきました。
「Guess」と同じ意味の単語も、いくつかご紹介しましたが、日本語にはないような違いがあったりもします。
そんなちょっとした違いを知っておくと、言葉の使い間違いを防ぐことができますよ!