こんにちは!英語の勉強は順調ですか?
初級から中級へ、中級から上級へ、トントン拍子に上がれれば良いのですが現実はそんなに甘くないんですよね。英語に限らず語学では特に中級から上級への厚い壁に悩まされる人が多いんです。
時にはスランプにまで陥ってしまい、英語の勉強を投げ出してしまう人も・・すると今度はどんどんモチベーションが低下して、一生懸命覚えた知識を忘れていってしまいます…。
せっかくの努力が無駄になってしまうなんてそんなの絶対に嫌ですよね(>_<)
実は私も中級の壁にブち当たってしまったことがありました。私の場合は6ヶ月ぐらい続いたのですが、あの時は本当に英語の勉強がしんどかったです。でもそんな私もほんの少しの工夫で中級の壁を打破する事が出来たんです!
今回はそのヒントの数々をあなたと一緒に共有出来たらと思います。もう中級の壁なんて怖くないですよ^^
中級者の壁①覚えた表現は自分のものになっていますか?
私は中級までの道のりでかなりの数の単語とフレーズを覚えました。おそらく語彙は3000語、フレーズは500ぐらいは覚えていたのではないかと思います。
しかしたまにネイティブスピーカーと英語で話す機会があると、自分の満足するレベルで言いたいことを伝えられることは皆無でした。相手の話している英語も読んだら、あと3秒あったら絶対に理解出来るのに、そのほんのちょっとの力が足りなくて毎回毎回悔しい思いをしていました。
そこで私が取り組んだのが「覚えた表現を自分のものにする」作業。覚えた例文などを自分が使えるものにアレンジしたり、多分使わない難解な単語は優先順位を落としたりしました。
例えば penetrate は「槍や弾丸が突き刺さる」という意味ですが、槍や弾丸が突き刺さることは、私の日常生活ではありません。なのでこのような単語はいったん隅に追いやりました。
また英会話の会話本で I want you to help me. (手伝ってくれる?)はとても失礼な言い方だと勉強しました。(ちょっとぐらい手伝ってくれる?というニュアンスになるため)
ずっとそこで止まっていたのですが「じゃあ do you want me to help? はどうなんだろう?」と自分なりに広げていき、yahoo America などで調べたりしていました。
結果的にネイティブスピーカーは do you want me to help? は自分が手伝う側なので「自分」を少し落とすという感覚でこの表現を使います。
さらに「じゃあ『手伝おうか?』と言いたい時に他の言い方はあるのかな?」と広げていって
- Is there anything I can help you with?
(お手伝いしましょうか?) - If something comes up, just let me know.
(なにかあったら言ってね) - Just say the words, ok?
(声かけてくれれば良いからね) - Anything I can do?
(手伝うことある?)
など知識を自分の使えそうなものにアレンジしていきました。
この練習はその後もかなり助けになったと思います。自分の必要なものとそうでないものの選別は非常に大切ですね!
中級者の壁②記憶力の限界で丸ごと覚えるのはもう無理!
私の感覚では3000語ぐらいまでなら、飲み込むようにそのまま単語を吸収することが出来ます。しかしそれを超えると記憶力が悪くなり、既に覚えている似ているものと混合してしまったりするんです。
そのような状態が来たら、やはりやり方を変えてみるのがおすすめです。
私個人の意見ですが語彙が6000語も7000語もなくても英語の日常会話は問題なく出来ます。英字新聞を読む、ニュースを英語で全て理解する、となれば語彙は多ければ多いほど良いと思いますが、会話ではそんなに必要ありません。実際ネイティブスピーカーは腰が抜けるほどシンプルな語彙を使いまわして会話をしています。
なので記憶の限界がやってきたら、少し視点を変えてみましよう。例えば
- Can you check my documents, please.
(書類チェックしてもらえますか?)
という文章で document 書類 を学習したとします。もちろん単語の意味を覚えるだけでも良いのですが、記憶の限界が来ていますので can you check ~, please. に着目します。
- Can you check my answers, please?
(答え合わせしてもらえますか?) - Can you check my Homework, please?
(これ宿題です)
なんて色んな言い方が出来るなあ、ということを確認するんです。覚える必要はありません。確認するだけでも頭の中で文章を作る力になっていきます。
まとめ
以上が私が中級の壁を乗り越えるために気を付けていたいくつかのヒントになります。
私は独学でしたので、それに加えてネイティブスピーカーと接する機会を積極的に作っていました。私が使っていたのは yahoo America の answers です。これはYahoo! JAPANの「知恵袋」のこと。
英語の歌詞の意味を聞いたり、日本のイメージってどんなイメージですか?と質問したり、積極的に使っていました。みなさんかなり長い文章で回答してくれて楽しかったです!
中級の壁を越えるのは簡単なことではありませんが、いつか必ず出口が見えて来ます。その日まで頑張っていきましょうね^^!