あなたは英語の参考書はどんな参考書を使っていますか?私は学生の頃から参考書が好きで、今でもたまに本屋さんに行って色々参考書を探してしまいます。
厳選してこれは役立つだろうなぁという本だけ買うようにしていますが、わたしが本屋さんで題名を見て即決で購入した「なんでやねんを英語で言えますか?」と言う本を今回紹介したいと思います。
目次
関西人のための英語参考書
この前久しぶりに時間があったので、有名書店にふらっと立ち寄りました。英語の勉強に使える本があるか探しに英語関係本コーナーに見に行って、真っ先に目に入ったのがこの本でした。著書川合亮平さんの「なんでやねんを英語で言えますか?」
根っからの関西人で日常会話が関西弁の私にとって、物凄くインパクトのある題名から迷わず手に取り、内容を簡単に見ただけで即決購入しました。私の最近で1番お気に入りの参考書で暇さえあればこの本を読んでいます。
関西弁と英語は似てるなんてたまに言われたりもしますが、実際のところどうなんでしょうか。関西人の方はそういったことも考えながら英語を勉強すると飽きなくて面白いですよ。
「なんでやねんを英語で言えますか」の面白ポイント3つ
あなたの英語の勉強は進んでいますか?きっと文法や単語の知識が増えてきていると思います。実際に日常会話に使えるフレーズも覚えることで英語の活用する幅はぐんと広がります。
文法書や単語帳に載っている文章は、あまり実際使わない文章が載っていることが多いですよね。英会話をしたいなら、話し言葉を知る必要があります。独学で勉強しているとなかなか英会話に使える言葉がわからない。
この本は関西人にとっては本当に身近なフレーズが多く掲載されていて、勉強しているのを忘れさせてくれる面白い本です。この本の私が感じている面白ポイントが3つあります。
関西弁だけでなく関西の笑いも満載
この本に載っている関西弁は、関西弁の中でもいわゆる「コテコテの関西弁」です。
幼い頃使っていた関西弁から普段はそんなに使わないコテコテの関西弁なんかはツッコミどころ満載で、ツッコミながらもそんなコテコテの関西弁を英語で言うとどんな英語になるかが勉強できます。
著書川合さんは、関西弁も英語も堪能で意味を熟知しているからこの本をお書きになったんだなぁと思わせてくれます。そんなコテコテ関西弁と英語の融合を関西の笑いを交えながら書かれているので、全く読んでいて飽きない。そう思うと関西人は日常から笑いに囲まれて生活していることがわかります。
もし関西以外の地域出身の人がこの本を読むときっと漫画を読んでいると錯覚してしまうかもしれませんね(笑)
関西のマニアックな事柄も載っているので、関西に興味のある方は関西文化も味わえると思いますよ。
イラストやショートストーリー使って読みやすい
やっぱり文字だけよりイラストがある方が読みやすいし楽しいですよね?味わいのあるイラストに、関西のお笑い的なショートストーリーがフレーズ毎に載っています。
この本は言い換えるとフレーズ集なので、フレーズ毎にわかり易い説明が掲載されています。
ショートストーリーは関西の日常であったり多少の誇張はあるけれど、関西のどこかでそんな話がありそうで思わず笑ってしまいます。関西人から見たら「あるある〜」、きっと関西以外の地域の人が読んだら「関西って日常そんな話するの?」と言った感じでしょうね。
どちらにしても、イラストとショートストーリーで関西弁に置き換えられる英語のフレーズを覚え易くしてくれているのが、この本の大きな特徴だと思います。
自分と関連のある何かと結び付けて、英語を面白く楽しみながら学ぶこと。これは英語学習をする上でとても大切なんことなので、ぜひ忘れないでくださいね。
日常に使えるわかりやすい英語のフレーズ
この本に掲載されている英文や単語は、とてもわかり易いものばかりです。フレーズも短文でショートストーリーに使われている文章も基本的な英文法や英単語を勉強している人に理解し易いものが中心です。
関西弁の詳しい解説も合わせて載っているので、関西弁のわからない人にも丁寧に説明されています。関西弁の微妙なニュアンスに当てはまる英語のフレーズは、親近感が湧いてとても覚え易いです。
英語のフレーズを覚えられるだけでなく、関西弁の勉強にもなって感心させられます。面白いだけでなく、参考書としてもそれなりに勉強になると思います。
あなたの話し言葉、方言も英語に置き換えられる!
私はこの本を見つける前から、英語の勉強をする時に標準語で書かれた例文を自分なりに関西弁に解釈し直してから英文や英単語を覚えていました。私が日常使っているのは関西弁。日常自分が使っている言葉で英語を捉えた方が自分らしく英語が身につくと考えていたからです。
そんな私だったので、この本を見つけた時は『私がホンマに探してた本が見つかったわ!』と思いました。関西弁以外の方言もこのような本があったらいいと思っています。
今回伝えたかったことは、あなたの日常の言葉で英語を覚えると身につき易いと言うこと。ぜひ色々と工夫しながら、楽しくて飽きない勉強スタイルを探ってみてくださいね。