みなさんこんにちは!
最近は短期から長期まで留学に行く学生も多いですよね。
留学体験談はインターネットでもよく読むことができますが、その後の就職については意外とあまり知られていないかも知れません。
そこで今回は留学を終えた私がその後どんな風に就職をし、どんな仕事体験をしたのかについてお話ししたいと思います。
留学をしたけれど就職について悩んでいるあなたの参考になれば嬉しいです。
私の留学遍歴
今までの記事でも書いてきましたが、私は学生時代夏休みや冬休みを利用して英語圏に短期留学に行きました。
ニュージーランド、カナダ、アメリカですね。
短期留学で期間も数週間〜1ヶ月ほどと期間も短く、海外の学校を卒業したわけでもなかったので、実は英語を仕事にするかどうか悩んだんです。
そもそも学生の私に自分の英語力を仕事にすることが出来るのかどうかすら判断出来ませんでした。
それでも私はこう思いました。
「やっぱり英語を使って仕事がしたい!」
――例え期間が短くても留学経験が私に与えた影響は大きく、外の世界を知ることの面白さに取り憑かれた私は、もう後戻りなど出来なかったのです。
そこで私が就職先として希望したのが某こども英会話教室。
その英会話教室は自分が講師として子供に英語を教えるという仕事内容でした。
結果は奇跡的に採用!
卒業後の仕事先はとあるこども英会話教室に決まりました。
そこで勤務すること3年。その後は個人が営業している大人向け英会話スクールの講師として1年間働きました。
ただしこちらは周りに英語話者はおらず。
そして現在、某おとな向け英会話スクールの講師としてネイティヴスピーカーと一緒に仕事をしています。
英会話講師としての思い
こども英会話スクールで勤務が始まった頃、私には悩みがありました。それは
「自分の英語力の向上になっていないんじゃないか…」
ということです。
こどもは可愛かったですし、就職したばかりでやる気もありました。
しかしこども向けの英会話は教える内容もapple, banana, grapesなどの簡単な単語ばかりで、海外留学をして必死に英語を学んだ私にとっては、なんだか物足りない部分がありました。
しかしある時こんなことに気づいたのです。
「教えてる内容自体は簡単だけど、それを教えるために使う英語は、まだまだ自分に足りていないんじゃないか」と。
例えば英会話講師には授業中や生徒と接するときによく使う表現がありますよね。
「鉛筆を用意して」とか「忘れ物しないようにね」とか「靴反対だよ!」など。
それら全てが問題なく使いこなせるかというと、当時の私はそうではありませんでした。
それからと言うもの私はまた英語や仕事へのやる気を取り戻したのです。
Get your pencil ready.(鉛筆を用意してね)、be sure to leave nothing behind.(忘れ物しないようにね)、it’s on backwards.(靴反対だよ!)など、オールイングリッシュで生徒と接しようとすると覚えることはたくさんありました。
今はそれに気づいて本当に良かったと思っています。
ネイティヴスピーカーと一緒に働き始めて
英会話講師としてネイティヴスピーカーと一緒に働き始めた時に私がぶち当たった壁は
「意外と英語が通じない…」
ということです。
私は自分なりに色々と努力したつもりでしたが、思ったよりも英語が通じなくて落ち込みました。
こども英会話講師だった頃は、私とこどもーーつまり私が1番英語が出来る人になるので、誰も私の英語力不足を指摘しないんですね。
特に日本語を全く話さないネイティヴスピーカーとの会話は本当に難しかったです。
日本人の配偶者がいて、日本人の話す英語の癖を知っているネイティヴスピーカーや、簡単な日本語を知っているネイティヴスピーカーは、まだ比較的私の英語が通じたのですが、日本語を知らない人にはいつも
「sorry?」(なに?)
と言われていました。(泣)
その時私はこう思いました。
「悔しい!!!」
私はそこで何故英語が話せないだけで、なんでネイティヴスピーカーに「なに言ってるから分からない」みたいな顔をされなきゃいけないんだ!と悔しくなったのですね。
じゃああなたは日本語を話せるのか!?と猛烈に悔しかったのです。
そこで絶対に見返してやる!と猛勉強を重ねること2年。
今では自分の思いを基本的に何でも英語で伝えることができて、微妙なニュアンスも英語で伝えることが出来るようになりました。
まとめ
私は留学がきっかけで英会話講師としての仕事を得ることができました。
それから壁にぶつかることもありましたが、その度に乗り越え、今は自由に英語を使いこなせるようになっています。
あなたは留学をどんな風に生かしたいですか?