こんにちは!塾講師のKentaro.です。
日本語で本を読んだり新聞を読んだりするように、英語もスラスラっと速読できたらいいのに…と思ったことはありませんか?
私は中学・高校時代は英語が苦手で、はじめのうちは英文を見ても、何が書いてあるのかさえわからず、ただただ英単語の海を眺めるだけでした。
まったく上達する気がしない・・
日本人がそう簡単に速読できるわけがない・・
しかし、どうにかして速読できるようになりたい!と決心して、あることを実際に実行して、次第に英語が得意になり、速読もできるようになりました!
そんな「速読のために実践すべきコツ」をご紹介いたします。
目次
速読コツ①知らないことばは読めない。まずは英単語!
速読とは決して「飛ばして読む」ことではありません。
英文を見た瞬間に、言葉の意味を即座に理解して、文意をつかむことなんです。
そのためには、「見たことある単語」を増やすことが大切!
見たことがある単語が増えれば、文章の内容は読みやすくなりますよね。
私は学生のころ、勉強を始める最初の5分は「英単語を覚える時間」と決めて、例文を覚えては書いて覚えては書いてを繰り返していました。
すると、次第に長文問題でも、「あっ、この英文のかたち、みたことある!」という機会が増え、文意をつかむことができるようになりました!
覚え方は、「とにかく自分が本当に覚えたのかセルフチェックを繰り返す」が有効です。
一度単語を見て、知っていれば「何も見ずに日本語の意味からその英単語が書けるか」をくりかえしましょう。
小さな知識の積み重ねが自分の実力につながります!
自分で単語集を購入してもいいですし、NHKのラジオ英会話講座などで覚えていくのもいいですね。
放送内容が動画になっていますので、ご参考までにご覧ください。
「ラジオ英会話」でなくても、色々な番組を放送していますから自分にあったプログラムを選んでみるとよいでしょう!
特に社会人の方であれば、あらかじめ放送を録音しておくと、通勤しながら聞くことができるので効率的ですね。
速読コツ②英文の構造を知る!英文法の勉強も必須!
英語は日本語よりも「文法ルール」が徹底しています。
英文がどういう仕組みで書かれているのかを知ることもまた速読への近道になるでしょう。
中学校で習う程度の知識は必要ですね。
私は現在塾講師をしていますが、以前高校生の英語の授業を受け持ったとき、助動詞・受動態・現在完了…などの「中学英語」がほとんどわからない生徒が多く、改めてイチから中学英語を復習した結果、生徒の成績がグングン伸びた経験があります。
難しい専門的な英語の知識は必要ありません!問題集・参考書などを使って中学校レベルの英文法を今一度復習しましょう!
速読コツ③「フレーズごと」に読む!
時には1文がとても長くなることもありますね。
そういうときは、「フレーズごと」に読み進めるとわかりやすいです。
例えば、
The baseball player in this movie is my father.(この映画に出ている野球選手は私の父です)
というものは、
The baseball player / in this movie / is my father.
(野球選手) (この映画の中) (私の父です)
というように、「語句のかたまり」で区切って読むようにします。
フレーズごとに和訳すると、カタコトの外国人のようになりますが、その英文が何を言っているのかは理解できますね。
ポイントは「前置詞」と「接続語」で区切るということ。
He didn’t go to the park / this morning / because he stayed up late/ last night.
(彼は公園に行かなかった)(今朝) (夜更かししたから) (昨夜)
また、読み進めながら自分で「/」(スラッシュ)を入れていくとフレーズがわかりやすくなります。
こういう読み方を「スラッシュリーディング」という人もいます。
特に受験生であれば、何度もこれを繰り返して速読スピードを上げましょう。
速読コツ④「パラグラフ」ごとに意味をまとめながら読む!
長文になるとかならず「段落」ごとに文章がまとまっているはずです。
筆者は意図的に段落を分けています。
それは筆者の言いたいことが複数あり、論理的に読者に伝えたい、という意思があるからです。
段落のことをパラグラフといいますが、「パラグラフごとに意味をまとめながら読む」ことを習慣化すると、一気に速読の速度が上がります!
それぞれのパラグラフには、「トピック・センテンス」と呼ばれる、そのパラグラフで一番言いたいことが書かれている文章があるはずです。
そこが読めれば、パラグラフの中に書かれていることも予想ができるので、読むスピードは圧倒的に速くなります!
また、「But」や「Because」など、逆接や理由を表す接続語のうしろに筆者の主張がくることもあるので、接続語をみつけたら要注意!
丸をつけておくなどして目立たせておくとわかりやすくなります。
大学生・留学準備の方であれば、これをスムーズにできることによって精読ができますので、今後の勉強がはかどるでしょう。
「英語を」勉強するのではなく、「英語で」勉強できるようになります!
受験生であれば、長文読解においてこの方法は不可欠です。
繰り返し練習してマスターしましょう。
まとめ
- まずは英単語の練習を!(とにかく反復!自分自身をテストしながら)
- 中学英語の英文法も確認を!
- フレーズごとに読む!
- パラグラフごとに意味をまとめる!
これを実践すれば、英語の速読スピードと正確さは格段にアップするでしょう!
たくさん英語を読むことができるようになります!
あとは「毎日英語に触れること」!これもまた大切なコツであります。
三日坊主にならないよう、継続していきましょう!応援しています!
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