ワーホリでの仕事探し3つのポイント!英語力はどれくらい必要?

こんにちは!ワーホリの留学との大きな違いは、フルタイムで働けることですよね。

実際に私も語学学校に慣れた頃からジャパニーズレストランでアルバイトを始め、学校卒業後はフルタイムで働いていました。滞在中の資金も稼げますし、英語環境の職場だったら自分の英語力向上も期待できますからワーホリに行くならぜひとも働いてみてほしいと思います。

そこで今回は、ワーホリでの仕事探しについて話そうと思います。



日本人向け求人サイトと現地の人の求人サイト

まずは仕事を探すところから始めましょう。

私はニュージーランドに滞在していたので、ニュージーランドで使ったサイトしか知らないのですが、日本人向けのコミュニティサイトもありましたし、現地の企業(日本で言うとリクルートのような会社)が運営していた求人サイトもありました。

日本人向けサイトはもちろんすべて日本語ですし、企業側も日本人であることが多いです。そのため、働いてみたはいいものの、英語圏なのに英語をほとんどつかわないという事態が発生することがあります。

私の職場はスタッフはほぼ日本人だったものの、お客さんのほとんどが現地の人か外国人だったためあまりそういうミスマッチはありませんでしたが、日本人向けのレストランも多かったので注意が必要です。

現地企業のサイトはもちろんすべて英語ですし、日本人向けサイトに比べるとより技術職や専門性が求められる職業が多い印象でした。

時折、日本語を話せるスタッフを募集していたり、日本企業の海外法人や拠点のスタッフの募集も出ていたので、自分の語学力に自信があって、アルバイトよりも正社員になって働きたい人は現地企業サイトをお勧めします。

ある程度の語学力は必要

これは当たり前ではありますが、ジャパニーズレストランで働くにも日常会話程度の英語力は求められます。英語のレベル別で言うと、最低でもPre-Intermediateくらいはないと厳しいです。

日本人は中学から(今は小学校から)最低でも6年は英語の授業を受けてきて、文法や簡単な単語なら頭に入っているので、普通に勉強してきた人は現地の語学学校でだいたいこのPre-Intermediateクラスには入れます。

しかしスピーキングは不得意な人が多いですので、英語力に自信がない人は語学学校で1か月ぐらい勉強してから仕事を探し始めるのがいいと思います。

より専門性の高い職業や、大手企業に入るためにはアメリカ英語圏だとTOEFL、イギリス英語圏だとIELTS(アイエルツ)やCAEなどを取得しておくのをお勧めします。

残念ながら日本で受けられる英検やTOEICは、海外では知名度が皆無に等しいですし、4技能(Speaking,Writing,Reading,Listening)すべてをバランスよく網羅できていないので効力があまりありません。

もちろん、かなり勉強しないと良い点数を取ることはできませんが、海外の大学への入学や永住権取得のためには必要な資格でもあるので、ワーホリの後に永住権も視野を入れている人はぜひ勉強して取得した方がいいと思います。

英語+αの資格もオススメ

私が滞在していたニュージーランドではコーヒー文化が盛んで、スターバックスのような大きなカフェチェーンから個人で営んでいる小さなカフェまで、さまざまなカフェがありました。

そのためバリスタは人気のアルバイトでしたが、NZでは基本的にバリスタの資格がないとコーヒーマシンを使うことはできません。例外の店舗はありましたが、資格を持ったバリスタがいるというのはカフェの一つのアドバンテージのため採用される確率はぐんと下がります。

バリスタの資格は、専門学校のようなところで学ぶこともできますし、語学学校が主催して英語の授業とパッケージでカリキュラムを組んでいるところもあります。簡単なコースだと2,3週間講習を受けてテストを受ければ資格がもらえるものもありました。

私は機会がなく、バリスタコースは断念しましたが、実際に講習を受けて資格を取った友人は、マシンを使うこと自体は難しくはないけれど説明が全て英語なので、理解力が必要だと話してくれました。

バリスタ以外でも、大きな学校ではプログラミングの専門学校があったり料理の専門があったりとバラエティ豊かだったので、現地で学んでそれを仕事に活かすというのもありだと思います。

ただ、どの資格においても勉強する過程はすべて英語ですから、ワーホリで現地にやってきてすぐ入学!というのは現実的ではないと思います。英語のレベルで言うとIntermediateやUpper-Intermediateくらいの実力になってからをお勧めします。

さいごに

“海外で働く”というのは、かっこいいし憧れますよね。

文中でも書いていますが、英語圏で仕事をするわけですから最低限の英語はもちろん必要です。しかし、だからと言ってこれまで日本でやってきた仕事の経験が生かせないわけでもありません。

たとえ学生時代のアルバイトでの経験も、自分の強みであれば必ずプラスになるので、ぜひこれまでの経験を活かして働いてみてください。