英語を話す国って、何か国かありますよね。アメリカ、イギリス、そしてフィリピンなどのアジア圏。
なかでもカナダの英語は聞き取りやすく、きれいな英語だと言われていて、日本からも多くの留学生が英語を学びに来ています。
今回は、そんなカナダの英語は実際どうなのか、そして本当に留学に向いているのかなどを、カナダに来て半年たった私がご紹介していきます。
目次
きれいな英語と言われているカナダ英語とはどんなもの?
カナダの英語はきれいな英語だと言われています。きれいな英語ってどういうこと?と思いますよね。
カナダの英語は、訛りもなく、英語のリスニング教材などで聞くのと同じような英語です。
日本の中学、高校など、学校で学ぶ英語は、アメリカ英語が主流。カナダの英語もアメリカ英語に近いので、学校で習ってきた単語や、発音のままで、カナダの人には通じます。
カナダ人の英語は聞き取りやすい?
カナダでの生活を通して感じるのは、カナダ人の英語は日本人にとって、とても聞き取りやすいということ。
やはり、学校で習ってきた英語と変わらず、慣れている英語ですし、カナダの方はあまり早口ではないので、聞き取りやすいんです。
私は英語の勉強のためにも、ニュース番組をよく見るのですが、カナダのニュース番組とアメリカのニュース番組を比べてみると、カナダの方が単語ひとつひとつをはっきり発音していて、話し方も穏やかなので、圧倒的に分かりやすいんです。
また、カナダは移民の方が多い国でもあるので、スラングなどはあまり使わず、お互いが分かり合えるように話す人が多いのも、聞き取りやすい英語と言われている理由の1つなのかもしれません。
カナダ英語の発音はどんな感じ?
国によって同じ単語でも、発音の仕方が異なる場合があります。例えば、「Data」と言う単語。皆さんはどう発音しますか?
イギリスなどではダータと言う感じで発音しますが、カナダではデータ。日本の方の多くは、データで覚えているのではないでしょうか。
私はカナダに来る前は、オーストラリアと、ニュージーランドに留学していたので、イギリス寄りの英語を学んできました。
現在カナダに来て半年が経とうとしているのですが、最近、携帯電話を道で落としてしまって、画面がバキバキに割れてしまったんです。。そこで、近くの携帯修理屋さんに行ったのですが、「中のデータは大丈夫ですかね~?」と聞いたときに、うっかりダータと言ってしまって、店員さんがハテナな顔になっていました。
もちろんイギリス英語が通じないわけではありませんが、国によって発音が違うと分かってもらえない場合もあるんだなと感じました。
カナダ英語で使われている単語をご紹介
使われる単語も国によって違うんです。
例えば、ごみと言う単語はイギリスなどでは、「Rubbish」(ラビッシュ)と言うのが主流。ですが、カナダでは「garbage」(ガーベッジ)とか、「Trash」(トラッシュ)と言います。
フライドポテトはオーストラリアでは「Chips」(チップス)だったのがカナダでは「Fries」(フライズ)。日常的に使う単語でも結構違うので、オーストラリア英語に慣れてしまった私は、今英語を直すのに苦戦中です。
ですが、日本で学んできた英語であれば、特に直すことはないので、心配せずに使うことができますよ。
カナダは留学に向いている?
留学に行く際には、どの国に行くのが自分にとってベストなのかと考えますよね。
私は、長期留学はオーストラリアに決めたものの、初めての海外はカナダだったんです。姉妹都市交流の一環でカナダにホームステイに行ったのがカナダとの出会い。
中学生だったので、そこまで英語も話せず、なんとなくホストファミリーとコミュニケーションが取れるくらいでしたが、英語を話す楽しさを教えてくれたのがカナダでした。
私の友人の中にも、カナダでの長期留学を経験して、良かったなと言う人が多くいます。留学後もカナダで過ごしたい、移住したいという話もたくさん聞きます。
やはり、カナダの穏やかな雰囲気と、人々の温かさに魅了される人は多いようです。
ですので、英語が伝わるか不安だなとか、海外で本当に生活できるのかなと心配に思っている方には、カナダでの留学がおススメです。英語を学ぶことをあまりストレスに感じず、リラックスして学べる環境がカナダにはありますよ。
まとめ
以上、カナダ在住半年の私が感じたカナダ英語の特徴をご紹介しました。
留学を考えている方は、ぜひカナダ留学を視野に入れてみてはどうでしょうか。
きっとステキな留学生活を送れますよ。