「用事がある」を英語で伝える6つの表現!丁寧に断るコツを知ろう

留学中や、海外での仕事の付き合いで、外国の方と一緒に出掛けたり、ご飯に誘われることもありますよね。

ですが、忙しかったり、先約があることもあります。

そんな時に、「用事があるんです」と言って断るための6つの英語表現をご紹介します。



「Appointment」を使って先約があることを伝えよう

「Appointment」と言う単語は、直訳すると、約束とか、予約という意味になります。

日本でも、「先方にアポ取っておいて」とか、「今日は歯医者のアポイントがあるんだ」なんていうように略して使う人もいますよね。その言葉の元になっているのが、この「Appointment」。アポイントメントと発音します。

予約がある時や、先約がある時に使うことができます。例えば、

「Do you want to go for a drink tonight?」

今夜飲みに行かない?

「I’m sorry but I have an appointment.」

ごめんなさい。今日は予約があるの。

と言うことができます。注意しなければならないのは、このアポイントメントは、友達に会う場合などにはあまり使われないということ。

私も、友達と会う予定がある時に、「今日はアポイントメントがあるんだ」とネイティブスピーカーの友人に言ったら、「どこか具合悪いの?病院?」と聞かれたことがあります。

ですので、このフレーズはフォーマルなミーテイングや病院などの予約がある時に使うと良いでしょう。

「I’m not available」で、空いていない/暇がないと言ってみよう

「I’m not available」は、よく使われる表現で、用事の内容を言わずに断ることができる便利なフレーズ。フォーマルにもカジュアルにも使えるので、ぜひ試してみましょう。

仕事上でも使われることがあって、例えば、

「There is a shift available this afternoon, do you want to take it?」

今日の午後のシフトに空きがあるけど、働けますか?

「I’m sorry but I’m not available.」

ごめんなさい。今日は用事があるんです。(空いていません)

と言うことができます。

私もよく仕事のシフト要請があって、断らなければならなかった時に、このフレーズを使っていました。

逆に、仕事に行けますよと言いたい時は「I’m available」(今日は空いてますよ)とか、「I’m available to work」(今日は働けますよ)と言うことができます。

「I have  another plan」他のプランがありますと言って断ってみよう

「他のプランがあります」と言うことで、 「用事があります」という気持ちを伝えることができます。

使い方としては、

「Let’s go for movie this weekend.」

今週末映画見に行こうよ。

「I’m sorry but I have another plan.」

ごめんなさい。他にプランがあるのよ。

となります。

誰に対しても使えるフレーズなので、覚えておくと良いですよ。

「I have something else to do」他にやることがあるというフレーズを使おう

「他にやることがあるんだ」と言って、断ることもできます。

使い方は、

「Do you want to join our BBQ party in my house?」

うちの家でBBQするけど、来ない?

「Thank you for asking, but I have something else to do.」

誘ってくれてありがとう。でも他にやることがあるのよ。

となります。

文の最初に「I’m sorry」(ごめんなさい)や、「 Thank you」(ありがとう)、「 That’s very kind of you」(親切にしてくれてありがとう)などの言葉を付け加えることで、よりやわらかい表現になり、せっかく聞いてくれた相手を嫌な気持ちにさせずに断ることができますよ。

「I’m busy」(忙しいんだ)という気持ちを伝えよう

「I’m busy」(忙しいんだ)というフレーズもよく使われます。

ストレートな表現なので、言い方や使い方次第では、ちょっとキツい感じに聞こえてしまうので注意が必要。

ただ、誰かがしつこく誘ってきて、きっぱりと断りたいときは、「I’m busy!」とハッキリ断ることができるのがこのフレーズの良いところ。

この表現を使って、丁寧に断りたいときは、「I’m sorry」(ごめんなさい)や「 Thank you」(ありがとう)などを付け加えることで、不仕付けに聞こえるのを防ぐことができます。

丁寧に断りたい時は、

「I really want to go for dinner with you.」

本当に君とディナーに行きたいんだよ。

「That sounds really great, but I’m really busy so I don’t think I can make it.」

私も行きたいのだけど、とても忙しいから、行けないと思います。

と断ることができますし、強く言いたいときは、

「I really want to go for dinner with you.」

本当に君とディナーに行きたいんだよ。

「I said I’m busy!」

忙しいって言ったでしょ!

と言うこともできます。

言い方次第でニュアンスが全然違うものになりますよね。自分がどのように断りたいかによって、言い方を変えて使ってみましょう。

理由をハッキリと述べることも必要

英語でも、「用事がある」とあいまいに言うことも多いのですが、ハッキリと理由を言ってお断りすることもよくあります。その方が相手も状況を理解しやすいので、良い場合もありますよ。

例えば、

「Why you didn’t come to the meeting?」

どうしてミーティングに来なかったの?

「 I had something to do.」

ちょっとやることがあって。(用事があって)

と言うよりも、

「I needed to answer the call ASAP.」

早急に対応しなきゃいけない電話がかかってきたんだよ。

と言う方が、話がクリアになって分かりやすいこともあります。

「用事」があまり言いたくないことでない場合以外は、断る理由をハッキリと言った方が良い場合もありますよ。

まとめ

  1. 「Appointment」を使ってみよう
  2. 「I’m not available」で、空いていない/暇がないと言ってみよう
  3. 「I have another plan」他のプランがありますと言って断ってみよう
  4. 「I have something else to do」他にやることがあるというフレーズを使ってみよう
  5. 「I’m busy」(忙しいんだ)と言って断ろう
  6. 理由をハッキリと述べることも必要

「用事がある」と伝えるためのフレーズはたくさんあります。

どれを使っても間違いはないので、いろんなフレーズを使って、英語力を磨いていきましょう!