ビジネス英語「了解しました」の3つのシチュエーション別表現方法

大人で英語の勉強をやり直している方の中には、仕事で英語を使うから英語を勉強している方や将来的に英語を使って仕事をしたいから英語を勉強している方など目的は色々だと思います。

日常会話とビジネス英語は同じ意味でも表現の仕方が違います。

日常英会話がある程度身についたら、ビジネス英語を勉強していってはどうでしょうか?

今回はビジネス会話でよく使う「了解しました」を英語で表現するとどんな感じなるか解説していきます。

きっと役に立てていただけるのではないかと思いますので、ぜひ覚えて使ってくださいね。



日常英会話とビジネス英語の違いは?

私が考える日常英会話とビジネス英会話の違いは、日常英会話は略して言ったりスラングを使ったり英文は中学英語でも通じるぐらいの簡単な文法を使った英文。そしてビジネス英会話は、相手がビジネスを通じた友達ではない相手ということで、より丁寧な英文であったり少しレベルの高い英文法や英単語を使うのではないかと思います。

日常英会話は相手に通じればオッケーみたいなところがありますが、ビジネスで英語を使うことの最大の目的は「仕事上のスムーズな伝達」です。

さらに、その中にはビジネス上の人間関係を円滑にしなければいけないということが含まれているので、丁寧に相手を不快な気持ちにさせないで、業務伝達や取引をしないといけません。

日本人が英語を勉強する場合、日常英会話とビジネス英会話と分野が分かれているのはそういう違いがあるからではないでしょうか。では、具体的に解説していきます。

ビジネスシーンで使う「了解しました」の丁寧な言い方

上司やクライアントなどに作業や業務を指示された時に「了解しました」と言いますよね。そんな時には、Noted. I got it. I understand. と言います。

上司やクライアント、取引先などとの会話でより丁寧に言いたい時には、Certainly. と言う単語使う場合もあります。

要点を掴むことができましたという意味を込めて、I get the point. と言ったり、「承知しました」の意味で Sure thing. という言い方をすることもあります。

「了解しました」と言っても、何を了解したのかの『何』の部分の違いで、英語の表現が変わります。英単語の意味を勉強して、状況に合わせた英単語や英文で会話するようにしましょう。

メールで「了解しました」と書きたい時

ライティングはスピーキングより丁寧な文章で伝えなければいけません。

会話では、単語一つで通じることでも、メールで伝える場合はわかりやすい文章にしなければ相手には伝わらないし、ましてビジネス相手なので丁寧な英文のライティングが要求されます。

よく使われるメールでの「了解しました」は、

  • I received your correspondence.
  • I have your correspondence.
  • Thank you for your correspondence.

これらの英文が使われます。

これはあくまで例文ですので、

  • I understood that matter.
  • I understood about tomorrow.

など言い方は色々あります。

『何』を了解しているのかの『何』の部分を英文に入れて文章を作ると相手に伝わりやすくなります。心掛けるポイントは丁寧に英作することだと思います。

何をどのように了解しているのか、itを使う前にitの内容がわかる文章があるかを考えてメールを作るようにしましょう。

同僚など比較的フランクな関係の人に使う場合

同僚などフランクな関係の相手だと、ほとんど日常英会話で大丈夫だと思います。

OK!とか、Sure!でいいでしょう。

でも、仕事に関係あることなので色々確認ができた上で使うようにしてください。

これは日本語や英語に関係なく、仕事のやり取りとしてお互い業務や作業が十分理解できているかが問題で日頃のコミュニケーションが大切です。

そういう人間関係の会話として、OK! Sure!を使ってくださいね。

ビジネス英語は丁寧なコミュニケーションツール

いかがでしたか?ご紹介した「了解しました」の表現を見た時に、「全部知って!」と思いませんでしたか?

色々なビジネスの会話は難しい英単語も使いますし、業界でよく使われる専門的な英単語や表現があります。ただ、日常英会話をより丁寧にしただけという感じなんです。

ネイティブだけが英語を使って仕事をしている訳ではありません。日本人として英語を使って仕事をしているので、相手もそのように受け止めてくれます。

そこには、英語が流暢なのがいいに越したことはありませんが、結局英語はコミュニケーションツールであってビジネスとして信頼関係を築くのはその人の人間性であったり誠意を持って仕事をしているかが1番大切なことです。

多少の英語の表現のミスがあっても、それをしっかり受け止めてビジネスで通用する英語レベルに上げていく努力をしていけばいいだけです。

完璧な英語を目指すよりミスをステップにしてレベルを上げていく努力をする気持ちがあれば大丈夫です。これは、私自身に言い聞かせていることなんですけどね(笑)

あなたも一緒に英語のレベル上げていきましょう。