僕が英語を本格的に勉強し始めたのは10年くらい前のことで、準備は全くせず英語圏に直接行って現地で学ぼうと思い、カナダに住むことに決めました。
そこで数年の間、英語を勉強することになるんですが、ある程度のレベルまでくると文法の重要性に気付くようになり、そこでTOEICの勉強を始めることにしました。
文法に関しての勉強は昔から苦手で、あまり気が進まなかったのですが、よく耳にするTOEICという試験勉強と一緒に勉強すれば自然に文法も覚えるかなと思いやってみることにしました。
これからお伝えしますが、800点を越えるのには長い時間と労力を要しました。
今思えばその過程は非常に良いもので、英会話をするときにより高度な表現を使いこなせるようになったのもそのおかげだと思います。
なのでそういったこともふまえて、僕がどのようにしてTOEIC800点の壁を超えたのかをお伝えしていきます。
目次
短い期間で集中的に!!
TOEICは集中的に行った方が効果的です。
だらだらといついつまでに何となく点数が上がっていればいいな、という感じで勉強しても点数は伸びません。
それよりも、「今から3カ月後に800点を目指す」といった感じでより具体的に期間と数字を決めて進めていった方がいいです。
そうしないと、後ろが長引けば長引くほど集中力も切れてモチベーションも下がってきます。
短期的で「集中的に勉強する!!」これが最も効果的です。
毎日必ず勉強時間を作る!!
僕がTOEICに専念していたときは毎日3時間は勉強はしていたと思います。
学校もあったし、働いていたときもありましたが、その間でも必ず勉強時間を確保するようにしてました。
毎日仕事や学校などで忙しい方はこれが一番難しいことだと思います。
しかしTOEICの点数を上げるということは自分のレベルを上げることと一緒なので普通に頑張っているだけでは点数は伸びていきません。
厳しいようですが、日々の生活の中でいかに勉強時間を作り出すかが重要になってきます。
このタイムマネージメントがうまく出来るかどうかに重きをおくことが必要です。
TOEIC800点の壁を超えるための日々の勉強法
「机に向かって勉強する」という行為は正直気持ちが乗らないときもあるし、それまで動き出すのに時間を要することがあります。
僕も疲れていたり気持ちが乗らないときはついつい自分を甘やかしてしまいます。
だからそうならないようにいつでもTOEICの勉強が出来るように普段から心がけます。
ここで僕が実際にやってきたことをご紹介します。
僕がやったことは下記の通り
- 単語帳を持ち歩く
- TOEICのリスニングパートをいつでも聞ける状態にしておく
- リーディングパートの書類を持ち歩いて時間があるときに文章読解の練習をする
単語帳を持ち歩く
自分オリジナルの単語帳を作り、常に持ち歩いていました。
例えば、3カ月という期間で次の試験に望むと決めたときは、じゃあ次の試験までの3カ月間は「1000語を覚える」と目標を決めます。
3カ月間は約90日あるので毎日12単語頑張って覚えれることができれば3カ月後には1000語覚えられる計算になります。
そんな風にして毎日単語を覚えるようにしました。
ちなみに単語は一回覚えただけでは長期記憶に変わらないというのと、使わなかったり、目にしなかった場合は忘れていくということがわかっていたので覚えた単語も何度も何度も復習にするようにしました。
仕事の休憩時間にコーヒーを飲みながら単語帳に目を通し、車の運転中にも信号待ちなどちょっとした時間に目を通し寝る前には必ず目を通すようにしました。
とにかく空いた時間には単語帳に目を通して何度も何度も復習しました。
TOEICのリスニングパートをいつでも聞ける状態にしておく
僕はipodを常に持ち歩いていたんですが、その中にTOEICのリスニングパートを入れて常に聞くようにしてました。
電車やバスにのるときは常に聞いていましたし車の中でも聞くようにします。
リスニングパートは問題が流れた後に質問文が流れるのでそれを聞いて頭の中で理解して、耳だけで問題を解くようするといいです。
本番の回答は4択なので耳で聞くだけで問題を解くというのは少し難易度は高いですが、長い文章を理解するのにはすごくいい練習になるし、テクニックだけではなくて本質的な部分も理解することができるので非常におすすめです。
空いた時間は音楽を聴いてしまいがちですが、もしもTOEICで高得点をとりたいなら音楽ではなく英語のリスニング教材を聞くことを強くおすすめします。
リーディングパートの書類を持ち歩いて時間があるときに文章読解の練習をする
TOEICの一番の難しいところでもある、文章読解問題です。
これはもうたくさん問題をこなすというのが大事です。
なので僕はひたすら問題を解くようにしました。
常にそういった資料、特にパート7の部分を印刷してどこにでも持ち歩くようにしました。
最初は何も見ずに問題を解いてみて、その後は知らない単語を調べて、何度も読み返します。
そうすると知らない単語も覚えていくし、読むスピードも上がっていきます。
パート7は文章を読むスピードも試されるので何度も解いてみてスピードも上げていく必要もあります。
そういったところも鍛えられます。
TOEICの専門学校に通う
これはかなり効果的なんですが、自分で勉強するだけじゃなくて思い切ってTOEICの専門校に通うというのもおすすめです。
そこなら一番手っ取り早くTOEICの高得点をとるために必要なものを1から学ぶことが出来ます。
僕も海外に行ってたときはいくつかのTOEIC専門校に通いました。
それぞれのスクールのよさはありますが、どの学校もとてもいいことを教えてくれてすごく役に立ちました。
点数を上げるためのテクニックだけではなくて、普段からの勉強方法やモチベーションの上げ方、基本的なことまでTOEICに関することだけではなくて英語全般のことも学べたので本当によかったと思います。
ただ学校に通うだけではもちろん上達しないです。
なんでもそうですが、学んだことを自分の中でしっかりと理解し、自宅でも再度復習をすることが重要になってきます。
そのための時間をしっかり確保していかに自分自身で勉強できるかがポイントになってきます。
まとめ
TOEIC800点の壁を超える英語力をつけるためには、文法を含めて全ての技能が必要になってきます。
文法をしっかりと勉強してよかったなと思うことは、会話のときによりレベルの高い表現を使うことが出来るようになったということです。
それと語彙力を増やすことによって相手の言っていることがより深いところまで理解できるようになり、なおかつ、自分の言いたいこともより具体的に言えるようになったということです。
これがなかったら僕が話す言葉は非常に子供っぽく単調な会話になってしまうと思います。
TOEICの点数をとることにも繋がったので一生懸命TOEICのしたことは今の僕の英語力に直接関係してるのではないかと思います。
あきらめずにTOEIC800点目標突破目指しましょう!!