1年でTOEIC750点突破!社会人でもできる!私が実践した勉強法

こんにちは♪

近年ますます日本では英語が重要視され、大学卒業時の就活ではTOEICの点数が一つの基準となっていたり、会社の中でも毎年受験することが必須となっていたりと、TOEICの必要性が高くなっていますよね。

私も、今働いている会社は英検準1級保持が条件でしたし、ほかに応募した会社でもTOEIC600点以上という条件があるところが多かったです。

私は2015年9月から1年間ニュージーランドにワーホリで滞在していたのですが、日本のエージェントを通して滞在していて、そのエージェントでは無料でTOEICの過去問テストを実施してくれていました。その年の11月に1回、翌年の3月頃に2回目、そして帰国して10月頃に本試験のTOEICを受けました。

点数の推移としては、600点台前半⇒700点目前⇒770点でした。

もちろん英語圏の国で生活していたので、リスニング能力は自然と伸びたと思いますし、日本にいるよりも英語に接してはいましたが、それだけだとTOEICの点数は伸びなかったです。帰国してから仕事も始めたので、10月の試験の約1か月前から仕事終わりや週末を利用して勉強し、770点をとることができました。

前置きが長くなりましたが(笑)、今回は私が社会人をやりながら実践したTOEICの勉強方法をお伝えしようと思います。



まずTOEICの過去問を2時間通して解いてみる

TOEIC受験が初めての人でも、何回か受けて目標の点数を持っている人でも、まずは2時間本番さながらに過去問を解くことをお勧めします。これには理由があります。

1つ目は、TOEICはリスニングセクションとリーディングセクションが切れ目なく2時間ぶっ続けのテストなので、その流れを体験する(もしくは慣れる)ことが大切だということです。

日常生活の中で2時間集中力を保つことはあまりないと思います。大学の授業は90分ですし、仕事中も適度に手を休めたり席を立ったりと違う動作が入るからこそ1日業務ができますよね。

私は、TOEICはある意味2時間の耐久レースだと思っています。もちろん英語の知識がないと解けませんが、2時間自分のペースを保って問題を解く集中力も点数を上げる重要なポイントです。

また、どんなテストでも問題の形式はある程度決まっています。TOEICも例外ではなく、問題の形式やリスニングのシチュエーション(対話形式なのか、一人でスピーチしているのかなど)が決まっているので、その形式に慣れるのも大切です。

2つ目は、2時間解いてどこに一番時間を使ったのか、逆にどこはサクサク解けたのか、自分の得意不得意なところを分析するためです。

リスニングは最初から流れが決まっていますが、リーディングは始まればどのページから解き始めても構いません。なので、得意な問題は先に終わらせて、時間が必要な問題を後に回すなどの対策が立てられます。

また、ここで自分の問題点が見つかればまずはそこから勉強すればいいという道筋も見えてきます。特に初めてTOEICを勉強する人にとっては、闇雲に問題集や単語帳を買って勉強するよりも、苦手な部分が見えるのでお勧めです。

スキマ時間をうまく活用して勉強しよう

社会人の方はなかなか固定して勉強時間を確保することが難しいですよね。仕事が終わってから夜勉強しようと思っても、疲れていたり家でもやることがほかにあったりすると、集中力も続きません。ですので、通勤時間やお昼休み休日のちょっとした空き時間をうまく使うことが大切です。

TOEIC対策の教材は目標点数別やレベルに合わせてたくさん出ているので、自分に合うものを選んで使っていただけたらいいとは思いますが、私は個人的には単語帳は買いません。語彙を増やすことは大切なのですが、文章の中で使えないと意味がないですし、学生の時のように単語とその意味の羅列を眺めて覚えられたらいいですが、残念ながら年をとればとるほど記憶力はなくなっていきますよね。

お勧めするのはフレーズ集や1問1答形式タイプのものです。会話でも文章でもよく使われるフレーズは限られてくるので、覚えていれば広く使えますし、TOEICの問題は4つの選択肢から選ぶものなので、その1問1答形式で慣れれば解くリズムも身につけることができます。

私は1問1答形式の手帳タイプの本を持っていて、それをちょっとした時間に見ていました。

リスニングの対策に重きをおいてみる

私はニュージーランドに滞在している間に2度TOEICの模擬テストを受けたのですが、特に勉強はせずに臨んでいました(決していい例ではありませんが(笑))。でも、点数が伸びたのはなんでだろう?と自分で考えてみたところ、リスニングの点数がアップしていたからだとわかりました。

もちろん英語環境でしたから、日本にいたときより格段に英語を耳にしていたし、語学学校で勉強もしていたのでその効果だったと思います。

ただ、社会人でTOEICを必要としている方は今の仕事で必要だったり、これからの就職のために必要という方が多いでしょうから、日本にいても出来ることでリスニング力をあげたいですよね。日本での英語教育は圧倒的にリーディング重視ですので、いかにリスニングセクションで点数がとれるかがポイントになります。

私が滞在中から今まで続けていることは、Youtubeで外国人の動画を見ることです。TOEICは日常のシーンでの会話やビジネスシーンの会話で構成されているので、実は使われている文法や単語は難しいものではありません。英語に耳慣れできれば聞きとりやすくなるので、できるだけネイティブが喋るスピードの英語をたくさん聞くことをお勧めしたいです。

Youtubeだと手軽につかえると思いましたし、いろんな国の英語を聞けるので耳慣れには取り入れやすいと思いました。また、音楽が好きなので洋楽を意識してたくさん聞いたり、TEDの映像を見たりもしています。

いろんな媒体やシチュエーションの英語を(理解はできなくても)「聞く」ことで、自然と英語のリズムや抑揚がつかめてくると、リスニングも聞き取りやすくなります。

まとめ

社会人の方は学生よりも効率よく時間を使わないと勉強時間は確保できませんよね。TOEICも2時間という限られた時間の中でいかに効率よく解き終わることができるかがポイントです。自分なりに時間の使い方を考えれば勉強もしやすくなると思います。

また、TOEIC対策だけにこだわると英語そのものがいやになることもあるので、あまり固執せずに生活の一部に取り入れる方が長続きします。実際に直近のTOEICを受験した時にTOEIC対策の勉強をしましたが、終わったときにもう勉強はしたくないなと思いました。

自分の好きな方法で英語勉強を取り入れた方が三日坊主にならないで済むと実感できたので、皆さんも自分の趣味や好きなことと結び付けてみるといいと思います。