どうも!Kentaro.です!
「TOEICは就活に必要なの?何点以上が有利なの?」というのは、就活生(新卒・中途関係なく)にとって重要な問題ですよね。
無論、企業によってその扱いは様々です。
しかし、ひとつだけ言えることがあります。
「取らないより、取っておいた方がいいに決まっている」
「得点は、低いより、高い方がいいに決まっている」
このふたつは、揺るぎない事実であると思います。
では、具体的に、どのようなメリットがあるのか、ご紹介いたします。
目次
疑問1:そもそも、TOEICは就職に有利になるのか?
はい、TOEICは就職に有利です。断言しても構いません。
ただし高得点でなければ、かえってマイナスイメージになります。もちろん対象となる企業によっては、英語力が関係ないところもありますので、そういった企業は今回は対象としていません。
グローバル化が進む中で、英語を必要とする企業は増えてきています。
採用する企業は、英語を実用レベルで使える社員を雇用したい。当然のことでしょう。英語スキルは採用段階での条件のひとつとなっています。
実際に、TOEIC(L&R)の得点を採用の参考にしているという企業は、上場企業の58%というデータもあります。
(参考:http://square.toeic.or.jp/job/4skills/index.html)
疑問2:TOEIC、何点あればいいの?
高得点であることに越したことはないのですが、目安としては、
- 国際部門 800点以上
- 中途採用社員採用時 710点
- 海外赴任者 750点
- 海外出張者 750点
- 新入社員採用時 600点
くらいではないでしょうか。(あくまで私の独断ですが…)
もちろん、大手企業になればなるほど、このハードルは高くなります。
私が調べたところによると、ボーダーとして設定されている得点は、
- 800点以上:野村不動産、住友不動産
- 700点以上:三菱電気、大和運輸
- 650点以上:アサヒビール、シチズンホールディングス
このように、大手企業ほど、英語の素養が求められていることがわかります。
疑問3:なぜTOEICはそこまで就活に必要なの?
TOEICの試験は「一般教養」のような要素も含みます。
企業もそれを周知の上、TOEICのボーダーを定めているものと思います。
また、最近では就職してからもTOEICの点数を取らせる企業が増えました。
あらかじめ英語の素養を持っていることは、就職してからも大切なことなのです。
今後も英語の勉強を積めば伸びる才能であることの「数値的根拠」になります。
また、高得点をとるためには、試験において、高速で問題を解き進める必要があります。
速く解く必要があるわけです。
この技術は、一朝一夕では身につきません。
多くの練習を必要とします。
つまり、TOEICで高得点をとれている、ということは、「TOEICの試験を高速でこなせるくらい、技術的に優れた能力を持っている」ことの証にもなります。事務能力の高さを数値で証明しているわけです。
これを逆手に取れば、「私は、こうやってTOEICで高得点をとれました」と、就活の面接でアピールできれば、採用における大きなアドバンテージになるわけです。
就活生にとって、TOEICに本気で臨むことは、大きなメリットとなることがわかりますね。
さらに、社内でのスキルアップや、昇進試験において、TOEICを必要とする企業も増えてきました。
入社してからも勉強を重ねることで、自身のスキルを磨いていくことが求められるのです。
もしそれがはじめからわかっているのであれば、入社前に、高得点を取っておくことが、どれほどアドバンテージになるか、予想に難くありません。
必要なのは、英語力だけではなく、「人間力」
いくらTOEICの点数が高くても、それだけでは採用となりません。
TOEICの点数の高さは、「英語の基礎的知識の豊富さ」と「問題処理能力の高さ」を数値で示しているものに他なりません。
ここに2人の就活生がいたとします。
ひとりは、TOEIC900点以上ですが、英語で業務をしたことがなければ、実用英語は経験がありません。
もう一人は、TOEICの点数は600点ほどですが、シンガポールに1年間住んでいたことがあり、日常会話程度であれば英語が使えますし、ある程度の業務もこなしたことがあります。
あなたが採用担当であれば、どちらを採用しますか?
後者の方が注目されることは明らかであると思います。
TOEICの点数は、「技術の高さ」を示しているものに他なりません。
ゆえに、点数の高さに寄りかかりすぎると危険です。
大事なのは、英語「を」勉強することではありません。英語「で」世の中を勉強する事が大切なのです。
手段が目的にならないようにしましょう。
TOEICの勉強をしながら、英語を活用した活動を積極的に行いましょう。
そうした積極性こそが、企業が求めている「自発的に成長する人材」であると私は思います。
まとめ
TOEICは業種や企業の方向性に合わせて、高得点を狙うことが、就活攻略の近道であるということがわかりましたね。
しかしTOEICは、問題量も多く、イディオムや単語も多く知っていないと正解数が増えない、厳しい試験です。万全の対策が必要となります。
もしあなたが「TOEICで高得点取るぞ!」と意気込んだのであれば、今すぐにでも対策に取りかかりましょう。
本番までのスケジュールをしっかりと組んで、ひとつひとつ着実に勉強を進めていきましょう!
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