「真剣」とは「真面目に物ごとに対する様、本気で物事に取り組む様」をさします。
では「真剣」という言葉は英語ではどんな風に表現できるのでしょうか?
今回は「真剣」という英語表現についてご紹介していきます。
ビジネスでも使えるフォーマルな表現から友達同士で使えるスラングまでたくさん紹介していこうと思います。
真剣の英語①「earnest」
earnestには「真面目な、真剣な、熱心な、重大な」という意味があります。
(私は真剣に英語を学んでいる)
(彼女は父親の真剣なアドバイスを聞いたことがない)
(彼は仕事に真剣に取り組んでいる)
というふうにも使えます。
また”in good earnest”は「真剣に、本格的に」という意味のイディオムですので覚えておきましょう。
(本格的に雪になって来た)
真剣の英語②「serious」
seriousには「本気な、真剣な、冗談でない」という意味があります。
earnestと似ていますが、earnestが「誠実な真剣さ」というプラスのニュアンスを持つのに対し、seriousは「冗談の通じない真剣さ」というマイナスのニュアンスを持っています。
(私は真剣にピアノを練習している)
(リラックスして、そんなに気を張らなくても大丈夫)
また「真剣な交際」というときも
(真剣に付き合ってる)
(真剣に交際をしている)
というふうに言うことができます。
ちなみに「真剣な交際」は
I’m in a committed relationship.
と言うことができます。ちなみにネットを見ていたら
(真剣交際に休憩はアリですか?)
と言う質問が英語の質問サイトに寄せられていました。
真剣の英語③「talk turkey」
talk turkeyは「真剣に話す」と言う意味のスラングです。
turkeyには「トルコ」と言う意味と「七面鳥」という意味がありますが、ここでは「七面鳥」という意味で使われています。
この慣用句の由来ですが昔、白人とインディアンが一緒に狩に出かけ七面鳥とカラスを捕らえたところ、白人はインディアンにカラスしか分け与えませんでした。
そこでインディアンが「stop talk birds. We now talk turkey.」(カラスの話はやめて七面鳥の話をしよう)と言ったことから「真剣に話す、腹を割って話す」と言う意味が生まれました。
(真剣に話す必要があると思います)
真剣の英語④「hard」
hardには「一生懸命、真面目に、真剣に」と言う意味があります。
(こんなに真剣に働いているのにどうしてボスは私を過小評価するの?)
(彼は一生懸命取り組んで満点を取るだろう)
またhardにはさまざまなイディオムがあります。
(スペイン語は習得しにくい)
※come hard 〜は困難だ
(ママがこれを知ったら大変なことになる)
※go hard 大変なことになる
(今はお金がない)
※hard up 金欠だ
同じhardという単語でも色々な意味がありますので、この機会にまとめて覚えてしまいましょう。
まとめ
今回は「真剣」という英語表現を4つご紹介していきました。
「真剣」という言葉は「一生懸命」や「真面目に」という言葉に置き換えることができますので、英語表現も広いのが特徴です。
ちなみに「真剣な顔」は英語で「game face」と言いますよ。
ゲームをしている時の顔を思い浮かべてみれば分かりますね。
それでは今回はこの辺で!see you next time!