みなさんこんにちは!
「I went there many times」の意味は分かりますよね。
では、この「many times」を別の言葉に置き換えるなら、どんな言葉に置き換えますか?
今回ご紹介する「dozen」は、テストなどの頻出単語ではありませんが、英語圏の日常生活ではよく使われている単語です。
今回は「dozen」の意味と使い方を分かりやすく解説していきます。
「dozen」の意味
「dozen」は「1ダース(12個)の、たくさんの」という意味です。
特徴的なのはその使われ方で、名詞なのですが、形容詞的に使われることもあります。
- Two dozen of apples.(12個入りの林檎)
- I’ll buy erasers a dozen.(12個入りの消しゴムを買う)
1ダースというのは12という数字の組を指します。もともと「dozen」はフランス語が語源なのですが、もともとのフランス語の単語は「12個の」という意味でなく「たくさんの」という意味の単語でした。その意味は英語になっても残っており、「dozen」は「たくさんの」という意味で使われることもあります。
「dozen」の使い方
「dozen」はこんな風に使うことができます。
(これらのキャンディーはダースで買うことができる)
(彼らは12個入りの卵を1ドルで売っている)
ちなみに「half a dozen」では「6個」という意味になります。
(6個入りのキウイ買ってきてくれる?)
(6個入りマフィン 10ドル)
また、「dozens of」と複数形にすると「たくさんの」という意味になります。
(ここら辺にはお金持ちの人がわんさかいる)
(ニュージーランドには羊が沢山いる)
※羊は単数形も複数形も「sheep」
数や時間を表す英単語
英語には「dozen」のように数字を使うことなく、具体的な数や期間などを表すことのできる単語がいくつかあります。さっそくみていきましょう。
gross
「gross」は「キモい」を表すスラングとして知られていますが、実は「dozen」のように数を表します。
「gross」が表すのは144個。つまり「12ダース(12×12)」です。
「dozen」に比べて使われる頻度は少ないですが、
(144個の画鋲)
という感じで使うことができます。
decade
この単語はTOEICの頻出単語なので知っている人も多いかもしれません。
「decade」は10年間を表します。
(2020年代の10年間にIT業界は大きく変わることだろう)
score
「score」は日本語にもなっている、得点を表す「スコア」ですが、実は「20」という意味もあります。
この使い方の由来はスカンジナビア語にあります。「score」という単語は、もともとスカンジナビア語で「切り刻むこと」という意味。昔、羊飼いが羊を数えるのに手と足の指を使い、20匹ごとに切り刻んでいたのが由来なんだそうです。
また、音楽のオーケストラなどの楽譜のことも「スコア」と呼びますが、これも楽譜に細かい線が切り刻まれているから、なんだそうですよ。
(ここ20年で私たちの生活は大きく変わった)
ream
これはイギリスでは480枚の紙、アメリカでは500枚の紙、という意味です。
だいたい小説などの書き物を指し、
(彼はたくさんの詩を書いた)
という風に使います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「dozen」という単語の意味と使い方についてご紹介し、他にも数字や期間を表す単語をご紹介しました。
聞きなれない単語もあったかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてくださいね。