学校ではなかなか教えてくれないスラング。
ですが海外に行くと、ネイティブスピーカーはスラングをよく使うので、「会話について行けない!」なんてこともあります。
また、そのスラングも国によって同じ言葉なのに意味が違ったり、その国独自のスラングがあったりします。
今回は、私が5年間住んでいたオーストラリアのスラングをご紹介していきます!!
目次
これぞオージー!オーストラリア流スラング
オーストラリアでの生活が始まって、英語の発音の違いとオージースラングにビックリ(笑)
今まで聞いたことのないような言葉を使われ、全然聞き取ることができず、「私って英語できないんだ。」とかなり落ち込んだ時期もありました。
ですが、私が英語を聞き取れなかったのは、オージーが使うスラングを全く理解できなかったからなんです!
そんなオージーの使うスラングを知っておけば、会話に役立つこと間違いなしですよ。
挨拶はG’day
オーストラリア流の挨拶と言ったらやっぱり、「G’day!」(グッダイ)。
「Good day」の略で、大人から子どもまで、「Hello」の代わりにみんな「G’day」を使います。
オージー気分であいさつしたい時は使ってみましょう。
友達はみんなMate
アメリカなどでは、「Hey, bro.」なんて感じで、「やあみんな」と呼びかけるときに「Brother」の略の「Bro」とか、「Guys」、「Dude」なんて言葉がよく使われますよね。
オーストラリアでは「Mate」が主流。「Hey mate! How are you doing? 」「やあ。元気にしてるか?」なんて感じであいさつを交わします。
また、オーストラリアではA(エイ)の発音が(アイ)になるので、「Mate」も「マイト」と言った感じで発音すると、オージーらしさがUPしますよ。
大丈夫だよと言いたいときはNo worries
英語で「Thank you」と言われたらなんと返しますか?
オーストラリアでは「You are welcome」という言葉はあまり聞きません。
その代わりに、「No worries」「気にしないで」という表現をよく使います。
私も大好きな表現で、「Thank you」と言われたら、「No worries」と返すのが定番になっています。
夏はやっぱりBarbie
オーストラリアの夏のイベントと言ったら「Barbie」なんです!
「バービー人形?」と思うかもしれませんが、「Barbie」は「BBQ」(バーベキュー)の略。
夏になると、「Let’s go for Barbie!」「バーベキューしようぜ!」と、家の庭先や公園、そしてビーチなどいろんなところでバーベキューを楽しみます。
オーストラリアの文化を知るなら、まずはバービーです!
小腹がすいたらMacca’sへ
マクドナルドの略って、関東と関西で違ったりしますよね。
関東では「マック」、関西では「マクド」そしてオーストラリアでは、「Macca’s」(マッカス)と呼ばれています。
人によっては、「マクド」と呼ぶ人もいるので、関西の呼び方はよりオーストラリアっぽいと言えるかもしれませんね。(笑)
ティータイムにはCuppa&Bikkie
オーストラリアはイギリスの影響がとっても強く、モーニングティーやアフタヌーンティーを楽しむ習慣があります。
そんなティータイムに欠かせない紅茶。
「紅茶はいかがですか?」と聞く際には、「Would you like a cup of tea?」と言いますよね。
ですが、オーストラリアではこの「Cup of tea」を省略して、「Cuppa」(カッパ)と言います。
ですので「Would you like a cuppa?」という事もできるのですが、もっとオージーっぽく言うのなら、「Fancy a cuppa?」「お茶でもどう?」なんて言うのもおしゃれです。
そして、紅茶にはやっぱりビスケット!オーストラリアではビスケットのことを「Bikkie」(ビッキー)と呼びます。
ティータイムはCuppa&Bikkieでリラックスしちゃいましょう。
ありがとうはTa!
オーストラリアスラングは、単語を短くするものが多いんです。
その中でも一番短いのが、この「Ta!」という表現。
ありがとうと言う時によく「Ta!」「タ」と一言言って感謝の気持ちを伝えます。
短いけれど、温かい言葉です。
たくさんはHeaps
たくさんあるものを表すには「A lot」とか、「Many」なんかを使いますよね。
ですが、オーストラリアではよく「Heaps」(ヒープス)という言葉が使われます。
「That’s heaps of sugar! 」「砂糖たくさん入れるのね。」とか、「Take this medicine with heaps of water.」「この薬はたくさんの水と一緒に飲んでね。」なんて感じで、フォーマルな場面でも、カジュアルな場面でも使われますよ。
I thinkではなくI reckon
オーストラリアに滞在中、よく耳にしたのが、この「I reckon~」というスラング。
「I think~」と同じ意味で使われ、「She is pretty, I reckon.」「彼女は可愛いと思うよ。」とか、「I reckon that’s not a good idea.」「それは良いアイデアじゃないと思うな。」なんて感じで使われます。
妊婦さんはPreggy
オーストラリアでは、旦那さん「Husband」は「Hubby」(ハビー)、奥さん「Wife」は「Wify」(ワイフィー)そして妊婦さん「Pregnant lady」は、「Preggy」(プレギー)といった感じで呼ばれます。
ですので、「This is my hubby.」「これが私の旦那さんよ。」とか、「My wife is preggy.」「僕の奥さんは妊婦さんなんだ。」と言った感じで使われます。
ちょっとかわいい呼び方にほっこりすること間違いなしです!