カナダに移住する日本人がHAPPYに過ごせる7つの理由

私は現在カナダに住んで2年になりますが、住んでいる中で多くの日本人に出会いました。

今の時代、ネットが普及しているので、私の住む地域は、日本人が少ない地域なのですが、facebookやInstagramなどを通して私と同じようにカナダに住んでいる方と繋がっています。

SNSやインターネットってとても便利だなと実感します。

その中には、学生、ワーホリで短期〜1年という方もいますが、“永住権取得中”という方も多いです。

そこで今回は、そのような“カナダでの永住権”をとるいわゆる“移住”組についてお伝えしたいと思います。



カナダに移住している人ってどのくらいいるの?

まずはカナダ移住の現状について簡単に説明します!

さて、カナダに移住している日本人っていったいどのくらいいるのでしょうか?

2011年に発表されたNational Household survey (国民世論調査)の結果によると、日本人は約11万人(カナダ国民の0.3%)ということでした。

ほとんどはカナダで生まれている人たちなので、日本からの移民は2万5000人ほどです。そのうちの3分の2は女性なんですよ~。

カナダのどこにいるの?

カナダは、

British Columbia州(BC)、Alberta州(AB)、Saskachewan州(SK)、Manitoba(MB)、Ontario(ON)、Quebec(QC)、Newfoundland and Labrador (NL)、New Brunswick(NB)、Prince Edward Island (PE)、Nova Scotia(NS)の10つの州、

そして、北のほうにある3つの準州、Yukon(YT)、Northewest Territories(NT)、Nunavat(NU)から成り立ちます。

そして、少し古いデータになってしまいますが、2001年の時点で日本人移民の92%がバンクーバーのあるBC州、トロントのあるオンタリオ州、BC州のお隣、アルバータ州に在住しているとの統計が発表されています。

2011年に発表されたデータでも、この上位3州は変わらず、人口が増え続けていました。現在は2017年、公式のデータは発表されていませんが、今も変わっていないと思います。

 

日本人がカナダに移住する7つの魅力!

ではでは、いよいよ日本人移民がカナダのどんなところに魅力を感じて移民をするのか?についてお伝えしたいと思います。

①人種にとらわれない国際感覚を身につけることができる

カナダはモザイク社会と呼ばれていて、本当に色々な国の人が移住しています。

目・髪・肌の色が異なる人種の人の”カナダ人”が沢山います。永住権を持つ人、市民権を持つ人など、背景は様々ですが、色々な背景を持っているからこそ、お互いを多方面で理解できます。

私は、カナダに来て日本人でいること、日本のパスポートを持つことのすごさをすごく感じています。

例えば、南米の友人は、両親がカナダに短期間遊びに来るにもVISAが必要です。その手続がかなり大変らしく、私達日本人は、最長6ヶ月もVISAなしで滞在できるので本当に恵まれているなと感じます。

このような事は、日本を出てその国に住んでみないと分からない感覚だと思います。

②充実した自分の時間(personal time)をもてる

カナダでは、もちろん職場にもよると思いますが、あまり残業がありませんので仕事の後を自分の時間にあてることが可能です。自分の仕事をしっかりとこなせば問題ないのです。

Full-timeは週30時間以上で、Part-timeは週30時間以下と定義されています。日本は1日8時間週40時間がフルタイムの定義ですよね、しかし、残業もあるのが多くの職場の現状だと思います。

私は夜は大好きな料理を作る時間に当てています。たまに自宅に仕事を持ち帰ることもありますが、基本的にはメリハリを付けての生活を心がけています。

③長期の休みをとれる!充実したパーソナルライフを過ごせる

カナダの職場は、長期の休みを取りやすいです。私の職場では、2週間—1ヶ月の休みをとる人が多く居ます。

日本は、こんなに長期の休みをとることって難しいですよね。こちらは、『一定期間のお休みはとって当たり前』という感覚です。

日本人の私は、1週間も休みがあれば海外旅行に行ける!と思いますが、カナダ人にとって1週間の休みで海外旅行に行くなんてお金がもったいない!とまで思われます。最低でも2週間はないと!という感じです。

④移住した日本人が若さを保てる最強の秘密

私が会うカナダに移住する日本人は、皆さん本当にHAPPYオーラが溢れていて、ヘルシーで若々しい人ばかりです!

カナダには、スポーツジムが多いです。そして、多くのカナダ人がジムに通っています。また、YOGAスタジオも多く、サイクリングスタジオもあります。

自分のやりたい運動にあわせて色々な施設があるので、やりたいと思った時にすぐに挑戦できるし、仲間がいるから続けられるのです。

オーガニック食材も基本的な野菜・フルーツ・肉は普通のスーパーで手に入れられて、健康に気をつける機会が増えるのではないでしょうか。

もちろん、ジャンクフードは沢山存在しますし、スイーツはものすごく甘いので、それには気をつけなければなりません…

でも、そのようなハイカロリー・ハイファット食材が身近に多くあるからこそ、普段はヘルシーに、たまにはアンヘルシーなものを…とメリハリをつけられるのではと感じます。

⑤医療費がタダ!

カナダには、メディケアと呼ばれる国民皆保険があり、一定期間以上カナダで生活するカナダ国民には日本で言う国民健康保険へ加入することができ、カナダ医療の恩恵を受けることができます。

医療費はすべてタダです。入院費・手術費・検査費も一切かかりません。入院中の薬代もタダですが、院外処方箋で処方された薬は保険適応外で、自己負担、または、別に加入している民間の保険プランでカバーされます。その他、眼科、歯科も適応外です。

しかし、現状は病院での待ち時間が非常に長いということです。病院に行ったとしても、救急の人が最優先なので、死に関わるような状態でなければ何時間も

待たされるという可能性もあるのです。

そこで、カナダは病院ではなく、ちょっとしたことだと薬局に相談に行ったり、インフルエンザのワクチン等は訓練を受けた薬剤師のいる薬局で受けることができたりするのです。

また、毎回毎回病院にいかなくてもいいように薬剤師の管理のもとでRefill prescription (限られた回数使うことのできる処方箋)が存在します。

⑥カナダ永住権を取得すると学費が安くなる秘密?!

カナダの学校の学費には、“Canadian citizen / Permanent Residents of Canada”と“International Students”の2種類があります。

カレッジ・大学や学部(コース)によって学費は違いますが、International studentは2〜3割学費が高いのが普通です。

しかし、永住権を持っている、つまり“Permanent Residents of Canada”になると、学費が安くなるのです。

⑦大自然を満喫できる

私が知っている日本人移住者には、カナダの大自然に魅了されてカナダ移住を決意された方がいます。

広大な山、美しい湖、自然と共存する動物たち….これらはカナダの最大の魅力といっても過言ではないのではないでしょうか。

特に、カナダの西側のロッキー山脈があるアルバータ州バンフには、多くの日本人がいます。日本人が多く訪問するのでツアー業やお土産屋さんを営んでいます。

まとめ

最近、カナダに移住してくる人で多いのは、国際恋愛を経て、国際結婚(marriage)または、common-law partner (いわゆる、事実婚)として、カナダ人又はカナダ国籍をもつ男性(カナダの永住権を持つ方)と生活を共にしている女性ではないでしょうか。

カナダで国際結婚をしている女性の4分の3(75%)は日本人であるという統計も国勢調査で発表されています。

日本で出会った外国人がカナダ人だった、カナダにワーホリに来てカナダ時に出会ったなど、色々なパターンがありますし、国際結婚は婚姻も離婚も手続きが大変なので慎重にならなければいけませんが、そのような多くの壁を乗り越えたからこそ、愛する人と一緒にいられることに日々感謝しながら生活が出来ているのではないかと思います。