英語のコニュニケーションに大切なのは単語を覚えている数や会話力…と思っていませんか?
もちろん、単語がわからず、会話が理解できなければ完璧な理解とはいかないかもしれませんが、コミュニケーションのためには、英語文法が100点である必要はないのです!
では何をすればコニュニケーション力がアップするのでしょう?
それは一語で話す!100点じゃなくてもいいのさ~
ということです。筋トレのようなものです。考える必要はありません。筋力がなくても日々やっていれば筋力が付くように、口の筋肉だってコミュニケーションだって話していれば鍛えられていくのです!
なんて偉そうなことを言っている私自身、実はとっても人見知りな子で、声も小さくて、母語の日本語のコミュニケーションでさえできない状態でした。
そんな私が英語を学んでコミュニケーションを技術として知ることで、今ではネイティブとしっかりコミュニケーションとれるようになりました。
話す内容を考えようとか、面白いこと言わなきゃ、とかそんなこと忘れて良いのです!とにかく勇気を出して、一言、言ってみましょう!
あいづちを打つ
とはいえ、一言、といっても一体何の単語を言えばいいの?と悩みますよね。わかります。
ですから、最初の技は、「あいづち」です!
最初は相手のことばを真似することから始めてみましょう。
その時に聞いた文の中で真似できるものをリピートして頷くだけで、相手の話に興味を持っているということが伝わりコミュニケーションばっちりです。
Oh,を付け加える技ができればよりスムーズです。
例えば、
I went to see my gramma last night.→Oh,your gramma!
という感じです。では練習してみましょう。
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →
どうでしょうか?
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →Oh,birthday!
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →Oh,Hawaii!
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →Oh,dinner!
でしょうか。
すると、相手はあなたがわかる単語に関しての会話をしてきてくれますから、会話は繋がるし、あなたもわかることに関してのコミュニケーションですから、全体を100%理解していないとしても、ちゃんと伝わっているという満足感を得られます。
これを続けていれば自信もつくし、コミュニケーションも楽しくなってきますよ!
疑問詞を使う
あいづち技に大分慣れてきたら、次に便利な技が、「疑問詞」です。
こちらからの質問となりますから、会話の主導権も握れますし、相手のことをもっと知ることができますから、一石二鳥でコミュニケーションがレベルアップします。
この技も、話の内容を考えたりしなくてよいので、超人見知りの私でもすんなりと会話に入ることができて、ネイティブのお友達も作ることができました。
質問の答えから自分に気が合うかどうかもわかるので、是非たくさん質問してみてください。
例えば、
I went to see my gramma last night.→Oh,where?
という感じです。では練習してみましょう。
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →
どうでしょうか?
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →Oh,When?
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →Oh,whose?
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →Oh,why in Hawaii?
いい感じです!
意味を聞く
とは言え、一言さえも言う前に、緊張でパニック、頭が真っ白!なんてことが、私にはよくあります。
そんな時に便利なのが、知らない単語を使ってコミュニケーションする技です。
What is “ しらない単語”?
これだけ覚えておけばバッチリです。相手は説明してくれるでしょう。それでもわからなければ、また同じようにわかるまで聞けばいいのです。
何度もしつこく聞いて嫌がられないかな、と思う必要はありません。
反対の立場で考えてみてください。
外国の方が日本語のわからない箇所を何度も聞きかえしていたら、一生懸命覚えようとしてくれているんだな、とこちらも一生懸命簡単に言い換えたり絵や図を見せてあげたりして教えませんか?
それと同じです。勇気をもって体当たりしてみてください。
例えば、
I went to see my gramma last night.→What is “ gramma”?
Oh,it’s grandmother. →What is “ gradmother”?
Grandmother is a mother of my mother.
という風に説明してくれるはずです。辞書がなくても単語を覚えることもできて一石三鳥?でしょうか。
では練習です。
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →
どうでしょうか?
We had a wonderful birthday dinner in Hawaii. →What is “ birthday dinner”?
私はこの技のおかげで、会話恐怖症がなくなりました!
また現地のスラングやジョークなど辞書には乗っていない面白い言葉を教えてもらえたりと、どこへ行ってもよい出会いに恵まれやすい体質にもなりましたよ!
是非みなさんも試してみてくださいね。
ジェスチャーを使う
当たり前すぎるかもしれないけど、ジェスチャーを使うとコミュニケーションはアップします。
体の動きがおとなしい日本人にとっては、話しながらジャスチャーをするのに抵抗があるかもしれませんが、これこそ体当たりにチャレンジしてください。
しつこいようですが、私は極度の恥ずかしがりでしたので、お遊戯も体育のダンスも苦労しました。ので、ジェスチャーにものすごい抵抗があり、絶対に使うもんか、と思っていた時期がありました。
また、とても気を使うタイプだったので、BBQに誘われていったとき、どうしても苦手な食材を食べられないということが出来ず、ただただプレートに親切にのせられていく食材を見つめて固まるだけでした。
周りのみんなは上の写真のようなジェスチャーで盛り上がってます。ところが、一人、手のひらを水平にしてヒラヒラさせている人がいたら、誰も彼のプレートに食材の載せないのです!
私も真似してみたら、OH! You don’t like it?Ok.What would you like?
と隣の人が気づいてくれたのです。ジェスチャーブラボー!私は一言も話さず、失礼な言葉をいることにもならず、ピンチを切り抜けたのです!
ネイティブはジェスチャーも会話の一部なんだ!ということを学んでから、今では私もすっかりジェスチャーが普通になっています。
ただし、良くない意味のあるジェスチャーもありますので、このあたりはしっかり注意してくださいね。
笑顔
そしてコミュニケーションの最大の武器は笑顔!英語のコミュニケーションは笑顔で体当たり!ですね。
日本人はついつい緊張して引きつった笑顔になりがちですし、証明写真など真面目な顔が推奨されるので、なかなか歯を出して笑うことが少ないと思います。
しかし、歯を見せないで笑うことは卑怯な意味で笑っていると誤解されやすいので、どうか歯を見せた大笑い顔を意識してみてください。幸い私は口だけは大きくて、ネイティブの友人達に、君はいつも笑顔が最高と褒めてもらえます。
HI!というときの「ハー」の状態の口を保って会話する感じがオススメです!
こちらは何の技術も練習も必要ありません。大きな口をするだけの超簡単でコミュニケーションがスムーズになる技ですから、是非すぐにでも試してみてくださいね!
まとめ
- 英語が100点でなくてもとにかく話す
- 知ってる単語一語をつかって相槌を打つ
- 疑問詞ひとつを使って質問する
- 知らない単語一語の意味を聞く
- ジェスチャーと笑顔で体当たり
英語だと壁を作らず、一語でいいのでとにかく笑顔で話してみることからコミュニケーション練習をはじめてみてくださいね!