フランスの価値観が変わった!「意外」が盛り沢山のフランス旅行記

あなたは「フランス」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?

クロワッサン?エッフェル塔?芸術の街?お洒落な街?

もちろんそれらのイメージは間違ってはいませんが、実はそれ以外にもフランスには色んな特徴があるのです。

今回は以前私がフランスに行って感じたことをご紹介しながら、フランスの知られざる姿を見つけていきたいと思います。

ありきたりなフランスの姿ではなく、リアルなフランスの姿を感じて頂ければ嬉しいです!



色んな人種がいる

フランス人と聞いた時に、あなたはどんなフランス人の容姿を思い浮かべるでしょうか?白い肌で金髪、青い目をしたフランス人というイメージがある人も多いかも知れません。

しかしフランス人はそれだけではありません。

私が実際にフランスに行って感じたのは、黒人の人が多く歩いているということ。感覚としては半分、多いところではそれ以上いたかも知れません。

「意外と黒人もたくさんいるんだな〜」とびっくりしたのを覚えています。

また、私が訪れたパリは世界有数の観光都市。海外からも多くの観光客が訪れていたので、世界の縮図のように様々の人種の人が街にごった返していました。

フランス人と英語

フランスに行く前は「フランス人はプライドが高く英語を話すと無視されるからフランス語で話しかけなければいけない」という情報を聞いて、怖がってフランス語を勉強したりしていました。

しかしパリについて拍子抜け。たくさんのフランス人が英語を何の抵抗もなく使っていました。

ホテルにはブルーノマーズが流れていましたし、道がわからなくて英語で聞くと一生懸命英語で答えてくれました。

小さなアクセサリーショップに入った時も、最初はフランス語で頑張って会話していたのですが、私のフランス語力では会話が弾まず。「うーん…」と困っていたら、英語であちらから話しかけてきてくれました。

「フランス人英語めちゃめちゃ喋ってる!」と安心しました。

英語とフランス語でトライ!フランス観光!

私がフランス観光で特に面白いと感じたのはルーブル美術館。

まずルーブル美術館を目の前にして思ったことは「人が多い!」です。とにかく世界中の観光客が長〜い行列を作っていました。

「一体いつまで待つの!?」と途方にくれること2時間。やっと中に入ることが出来ました。

ルーブル美術館はかなり大きな美術館なのですが、それでも中は人、人、人。

意外だったのは中国の歴史的な物品や、中東の壺など、西洋画だけでなく世界各国の美術館が飾られていた点です。

私は個人的に中東コーナーが気に入り、人が集まっている西洋画コーナーでなく、人がまばらな中東コーナーにずっといました。さて、進み続けるとものすごい人だかりが。

「モナリザだ!!」

ついにあの有名画であるモナリザを発見したのです。

「でも…思ったより小さいな…」

そう、これが私の第一印象。モナリザの絵は想像していたよりも小さく(77センチ×53センチ)人だかりの後ろの方から覗くと小さすぎて何だか分からなかったです。

さらにビックリしたのは、多くの人がモナリザの前で写真を取っていたこと。

「写真禁止じゃないの!?」

私がビックリしたのには理由があります。なぜならルーブル美術館のあちらこちらには、フランス語・英語・スペイン語・中国語・アラビア語などで「館内撮影禁止」と書いてあったのですから!

警備員もいたのですが、モナリザの写真撮影は黙認しているようでした。

「こんなものかな〜?」と私も拍子抜け。私はじっくり10秒ぐらい絵を眺めて次のコーナーに行きました。モナリザはもっと大きい絵だと思っていたので意外でした。

意外!がたくさんだったフランス旅行

私にとってフランス旅行は意外な事実をたくさん発見することのできる旅行でした。

小さな発見ですが、パリ市内は意外とゴミがたくさん路上に落ちていた気がします。観光客が多いので、観光客のマナーも関係しているのかな…?と思いました。

フランス人自体は観光客に慣れている様子で、道に迷っていれば親切に案内してくれたり、英語で一生懸命伝えようとしてくれました。私の本当に拙いフランス語を何度も何度も聞いてやっと理解してくれたお土産やさんのおじさんもいました。

フランスはあまりに有名な国だからこそ、先入観に囚われてしまっていることもあるかも知れません。私は実際にフランスに行って、良いところも悪いところも自分の目で確かめることが出来ました。

あなたももし機会があれば、その目で新しいフランスを発見してみてくださいね。