初めて会う人の前では、緊張してしまっていつもより大人しくなってしまう、うまく話もできないし、顔もまっすぐ見て話せない…。
そんな人を、「人見知り」と言いますね。英語では何て言うでしょう?
「恥ずかしがり屋」は「shy」ですから、これをそのまま使ってもいいのですが、「shy」の前後に少し言葉を付け足してみましょう。
すると、より日本語の「人見知り」のニュアンスに近づくことができます。
英語で日本語に近いニュアンスの言葉を探すとき、ついつい単語のみで考えてしまいがちです。
そんなときに思い出して欲しいのですが、知っている簡単な単語の前後に少し他の言葉を付け足すだけで、言いたい言葉に簡単に近づくことができるのです。
しかも前後に言葉をつけていくわけですから、それだけでセンテンスとなって、より自然な会話になっていくわけですね。
新しく難しい単語を頭に入れていくより簡単です。
それではそんな感じで「人見知り」を見ていきましょう。
人見知りって、どんな「shy」?
「人見知り」は、初めて会う人の前で大人しくなってしまう人、事でしたね。
ではとりあえず「shy」に言葉をつけていってみましょう。
どちらも、「彼女は人見知りをする」の意味になります。strangerは他人ですね。
直訳すると、with strangers(他人と)、 around strangers(他人の周りで)で、どちらも「他人の前では」という事ができます。
つまり「他人の前では恥ずかしがり屋」となり、「人見知り」となるわけですね。
「She is shy with strangers. 」というこのセリフ、私の子供が月齢6か月になる頃によく言っていたのを思い出します。
私はアメリカ在住ですが、こちらの人はとにかく子連れに声をかけてくれるんですよね。
ちょっとお出かけするだけで、何人もの人に「She is so adorable! (可愛い赤ちゃんね!)」や「Take care Mama!(ママ頑張ってね!)」などなど声をかけてもらっていました。
これって、子育て中の母親にはとても励みになるものです。
私も何度この言葉たちに癒されたかしれません。
でも赤ちゃんは月齢6か月前後に人見知りが始まります。
声をかけてもらっても、子供がママー!と泣いて私にしがみついてしまうので、なんだか悪い気がして、その度に「She is shy with strangers. 」と言ってました。
話が逸れましたが、その他にも
で、直訳すると「新しい人々といると恥ずかしがり屋」、つまり「人見知り」となったり、
で「最初は恥ずかしがり屋」、つまり「人見知り」となります。
「Shy」の他にもあるの?
では「Shy」の他にも人見知りを言い表す単語やフレーズはあるのでしょうか?
ここでその幾つかを紹介したいと思います。
・Timid
この「Timid」は、臆病とか内気とかいう意味です。
これはshyに非常に似たニュアンスになります。例えば
・She is so timid.
と同じ例文の中で置き換えてみます。
「She is so shy」は「彼女は恥ずかしがりだ」とするなら、「She is so timid.」は「彼女は内気だ」となり、多少ニュアンスが違ってきますが、似た感じで使えるでしょう。
また「cautious」は「用心深い」や「注意深い」という意味ですが、これも使えますね。
といった感じで、「慎重なやつ」みたいなニュアンスで人見知りを表すことができます。
変わったところでは、「Anto-social」もいけるかもしれません。
「social」は「社交的」で、「anti」は日本語でもおなじみ、「アンチ」ですね。「非〜」です。
つまり「非社交的」となり、付き合いが悪いとか、人を避けがちな人のことを指します。
などとなります。
「人見知り」とはちょっと違うかもしれませんが、「shy」の一種ということで…。
それから「hesitant」は「ためらいがちな」とか「躊躇した」とかいう意味ですが、
といった感じで使えます。
まとめ
「恥ずかしがり屋」の意味の「shy」に言葉を付け足して、「人見知り」を言い表すことができるということと、「shy」の他の言い表し方を紹介しました。
- shy with strangers.
- shy with new people
- shy at first
で「人見知り」。
- Timid
- Cautious
- Anti-social
- Hesitant
が「shy」の他の言い表し方でした。
これらを覚えて使うもよしですし、まずは簡単な単語「shy」に言葉を付け足して表現するのもいいですよね。
慣れてきたら、いろいろな言い方で使いまわしていきましょう。