英会話でWhat’s your favorite food? と聞かれたことはありませんか?
「オムライスです」とか「私は日本食が好きなんですけど、娘はオムライスみたいな洋食ばかり食べたがるんですよ」などと言いたい時…ふと思いませんか?
「オムライスって英語で何て言うの!?」
――と。
そこで今回はオムライスの英語の言い方と、英語ではオムライスをどのように解釈して言葉を当てはめているのかなどについてご紹介します。
オムライス以外の洋食の言い方についても触れていきますのでぜひこの機会に覚えてくださいね。
オムライスは英語で?
オムライスは英語で rice omelette , omelette and rice, omelette stuffed with rice, omelette with a rice fillingなどと言います。
日本食の寿司がsushiで通じるようにoh-moo-rice(オムライス)とそのままの発音で通じることもあります。
まずチェックしておきたいのはstuffという単語。Staff(スタッフ)とはまた違う単語ですね。
このstuffは名詞では「もの、飲み物、食べ物」動詞では「〜を詰め込む」という意味があります。
例えば餃子の具のことはstuffing of dumplingと言いますね。大福の中身のあんこなんかもstuffingです。
ここではomelette stuffed with riceなのでご飯が詰め込まれたオムレツという考え方ですね。
英語の食べ物の名前は意外とシンプルに捉えられていて、簡単にomelette and riceと言ってもOKです。カレーもcurry and riceと言いますね。
次に確認したいのがfillingという単語。この単語もstuffingと同じく中身という意味の単語です。
この二つの語はほとんど違いはありませんが敢えて違いを言うならば、stuffingの方がfillingよりもぎゅうぎゅうにつめこまれているような感じがします。
オムライスの場合はstuffingもfillingもどちらも使いますが、サンドイッチの具などふんわり包んであるものはfillingで、餃子の具のようにぎゅっと詰め込まれているものはstuffingというイメージですね。
食べ物の単語を広げよう
では言いたくても言えない洋食の英単語をいくつか学んでいきましょう。
〈グラタン〉
グラタンはもともとフランス語の単語です。英語もフランス語と同じくgratinと言います。
英語では時々フランスの上流階級のようなお高く止まった人のことをgratinと呼んだりしますね。
またグラタン皿に様々な具材を入れてチーズを入れて焼いたグラタンのような料理を英語圏ではcasseroleと言います。
Casseroleと言ってもグラタンのイメージが伝わるでしょう。ちなみにドリアはrice casserole と言います。
〈パスタ〉
パスタはpastaと言ってもspaghettiと言っても通じます。
厳密に言えばpastaはマカロニの様な小麦粉を練ったものの総称で、spaghettiはpastaを細長く練ったものなのですが、pastaでもspaghettiでもあの「スパゲッティ」だと伝わります。
ちなみにペペロンチーノはpepperono と言いますし、カルボナーラはcarbonara と言います。
〈ハンバーグ〉
ハンバーガーはhamburgerですが、ハンバーグはどのように言うのでしょうか?
ハンバーグは英語でhamburger steakと言います。
アメリカ英語ではhamburgerはファーストフードの「ハンバーガー」と「ひき肉」という意味があります。
イギリス英語ではhamburgerは同じく「ハンバーガー」のことですが、ひき肉のことはminced porkやminced beefと言います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
オムライスを含めた洋食の名前ってなんだか英語っぽい響きだし、そのまま使ってしまいそうな気もしますが、実は和製英語という場合も多いです。
また食べ物の英単語はアメリカ英語とイギリス英語で微妙に違うものを指す場合もありますので、単語を覚えるときに一緒にその違いもチェックすると新しい発見があるかもしれません。
これでもう「オムライス」と英語で言えるようになりましたね!