留学先でなかなか友達ができない事ってありますよね。
せっかく留学したのに、
「人見知りで自分から話しかけに行けない」
「もうすでにグループができていて入るのが気まずい」
「英語ができなくてコミュニケーションが取れない」
「笑われたor間違えた過去があり話すのが怖くなってしまった」
などなど友達を作ろうと思っても出来なくて悩んでる人もいると思います。
友達が居ないと出かける時や勉強する時、いっつも一人で寂しいですよね。
そのうち「学校楽しくない…」なんて思うようになってしまったり、「日本帰りたい」なんてことも。
留学ではただでさえ家族や友達から離れて異国の地に立っているのに、友達がいないと結構辛いものです・・。
今回は、失敗と成功を繰り返し3回の留学経験があり、アメリカ在住5年目の私がどうやって友達を作ったのか、またその原因と解決策をシェアしたいと思います!
目次
まずは友達ができない原因を探す
そもそも友達ができない原因を分かる事が大事です。
なぜ、自分には友達ができないんでしょうか?
私が留学に失敗した時はこうでした。
- 自分から話しかけに行かない
- 挨拶だけでそこから話が広がらない
- 自分の英語力に自信がない
- 話しかけても通じなかったら&間違ってたらと思うと怖い
留学先で友達ができない方はいくつか当てはまるかな?と思います。
まずは原因を考えて、その後に「じゃあこうしよう」と行動に移せばいいのです。
私の場合、その失敗した過去を繰り返さないように2回目の留学先で
- とにかく自分から話しかける(日本人以外)
- 相手の服装や共通の話題などで話を広げる
- 自分は英語ペラペラだと思い込む
- 「間違ったら」など後先何も考えずに思った事を言い「伝わればオッケー」と思い込む
これらを実行した事によってびっくりするくらい友達がたくさんでき、相手の国の言葉を学ぼうとしたり、文化の話をしたりした事が1番よかったと思います。
そうする事で会話が長くでき、相手の事を知る事もでき、「友達」になっていきます。
それと同時に毎日長いこと英語を喋り、日本語を喋らないことによって見違えるほど英語力も伸びました。
友達を作るには「とにかく笑顔でみんなに話しかけること」が重要でした。
留学先でも合わない人とは合わない
合わない人とは合わない。ただそれだけなんです。
無理してアメリカ人と仲良くなろうとしていませんか?
本当にアメリカ人と仲良くなる必要があるんでしょうか?
アメリカ人と仲良くなるために留学したんでしょうか?
きっと答えはノーの人が多いはずです。
留学に憧れを持って漠然として来た人も中にはたくさんいると思いますし、外国人の友達が欲しいという理由で留学している人はいるかもしれませんが、今まで見たことがないです。
それに日本で以外と簡単に外国人の友達はできます。
無理して「英語喋れるようになりたいからアメリカ人の友達が欲しい!」なんて漠然としていて、そう言っている留学生ほどアメリカ人の友達はできないです。
白人のグループに混ざっても浮くでしょうし、合わない人と一緒にいてもストレスになるだけです。
私はアメリカ人と遊んだことがあるんですが、どうも合わなくて、大好きなトルコ人と韓国人と毎日一緒に居たら楽しくて、自然と会話も増えて、プライベートでもよく遊びましたし、見違えるほど英語力がアップしました。
なので、「アメリカ人と友達になったら英語喋れるようになる」というのは本当ですが、それに囚われると、いつまでたっても友達はできないので、同じ留学生でも、気の合う友達を見つけることがとても大切です。
留学の目的は何かをよく考える
「友達を作る」「アメリカ人と仲良くなる」「日本語しゃべらないために日本人と一緒に居ない」
あなたの本当の目的は何か、もう一度よく考えましょう。
「留学して友達ができない」なんて誰にでもあります。
特に人見知りの人や英語力に自信がなくて上手く話せない人は、なかなか友達ができにくいと思います。
しかし、本当の留学の目的を失ってはダメです。
英語を勉強しに来たのか、ビジネスを学びに来たのか、理由は様々だと思いますが、特に語学学校ではなく正規入学して本格的にアカデミックのクラスを取っている人は、英語のハンデがあるのでとくに勉強しないといけません。
私の失敗談としては、スポーツ医療を学びに来ているのに、英語力を上げたい一心で目的を失い、「何しに来てるんだろう」と感じたことは何度もありました。
英語力がなかなか伸びず悩んだときは、
「どうして悩んでるんだろう」
「何しにアメリカに来たんだろう」
「スポーツトレーナーになるためだ」
「勉強しよう!!!」
と、初心を思い出して「こんなことで悩むためにアメリカに来たんじゃない!」と気持ちを入れ替えていました。
英語ができないとはっきり伝える
日本人は特に自分の思っていることをはっきり言えない人が多いです。
私は比較的思っていることを何でも言ってしまうんですが、「英語ができなくて不安」「通じるか不安」「話すのが怖い」なんて思っていると余計に会話をすることはできません。
TEDという有名なカンファレンス(講習会)があるんですが、ある方は(名前忘れてしまいました><)、「I’m so nervous.」と観客の前で言ったのです。
もちろん観客は笑いました。
普通、スピーチするときに「私緊張しているんです」なんて言わないですよね?
でも、その人は緊張していると自分の口で言ったことで緊張が解かれたんです。
たしかに、「私は緊張しています」ということを周りの人が知っていれば少し気持ちが楽になると思いませんか?
そして、聞いている側のほとんどは「頑張れ。大丈夫だよ。」と思っています。
実際私も、今の夫と初めてデートした時、英語は自信ないし、上手く喋れないしでずっと緊張していたんですが、そのことを思い出して思い切って言ってみたんです。
「私緊張してる。シャイだし英語上手くないしつまんない思いさせたらごめんね」と。
そしたら、
「全然大丈夫だよ!気にしないで!俺もシャイだよ(笑)」と言ってくれ、気持ちがすっきりしました。
特に「Hi」だけで会話が終わってしまって「友達」までに発展しなくて悩んでいる人は、「英語勉強してるんだけどなかなか上手くいかなくて…」とか、「もしよかったら英語の勉強手伝ってくれない?」など、思っていることをはっきり相手に伝えてみましょう!
優しいアメリカ人なら快く引き受けてくれます。
そこからさらに仲良くなればプライベートでも遊べる存在になるかもしれません^^
一緒に勉強する
一緒に勉強するのは友達を作る一つの手です。
わからない事を聞く事も出来ますし、会話が増えていけば挨拶以上の会話もできますよ^^
私の友達は日本語のクラスを取っているアメリカ人と仲良くなり、一緒に日本語と英語を教え合っていました。
私も実際英語が飛躍的に伸びたのは、日本語を専攻しているアメリカ人の友達ができたからでした。
アメリカ人に限らず、語学学校でも同じクラスの子に一緒に勉強or宿題しようと誘うと、そこから仲良くなり友達になれるかもしれません。
ネイティヴじゃなくても他の国の子だと英語で会話になるので会話力はとても伸びるはずです。
友達作りはコミュニケーション力
そもそも、「英語ができるから友達が出来る」ではないですよね?
日本でも同じ事が言えますが、友達作りは「英語力ではなくコミュニケーション力」です。
留学して友達がなかなかできないのはなぜでしょうか?
「英語に自信がないから」
「英語が上手くないから」
私はそうではないと感じました。
英語ができないという事を理由に自分から積極的に行けないからだと思います。
実際、英語が全然話せないのに留学生どころかアメリカ人とまで仲良くなっている留学生も何人かいます。
それはその人たちのコミュニケーション力が高く英語ができなくても「伝わればいい」と思っているからです。
日本人は特に発音や文法を気にしすぎで、間違える事も恐れているからなかなか自分の気持ちを発信しないのです。
友達を作る最大のポイントは言葉の壁ではなくコミュニケーションをするかしないかでとても変わります。
まとめ
このように、私は失敗した事を繰り返さないように行動に移しました。
そのおかげで友達もたくさんでき英語力も伸びました。
原因を探し、行動に移す事が大事だと思いますが、決して無理して日本人と離れようとしたり、アメリカ人と仲良くなろうとしたり、気が合わないのに一緒にいるという事はオススメしません。
友達が全くできない時は日本人から友達になるのが1番です。
他の留学生やアメリカ人と友達になりたい時はとにかくいろんんな人に話しかける事。
そして共通の話題や、気が合う人がいればこまめに話しかけたり、一緒に勉強したりすれば、プライベートでも遊べるようになり、「クラスメート」や「知っている人」から「友達」になれます^^
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