「すっきりした」を英語でいうと?場面別に使えるフレーズ12選

「すっきりした」は英語でどう言うのでしょうか?

必要にかられて「すっきりした」を英語で言う機会というのはなかなかないかもしれませんが、自分の状態を相手にパッと伝えられると便利ですし会話も始められます。

片付けが終わったとき、もやもやが晴れたとき、気分がいいとき、ミントを噛んだとき、色々な状況での「すっきりした」があると思います。

今回は様々な「すっきりした」を英語で伝えるために、シチュエーション別に例文を紹介します。

読んでいただければ、英語で何かを言うには様々な表現方法があるということが分かります。

「すっきりした」の例文を見て、どう言ったら「すっきりした」のニュアンスが相手に伝わるのか、どう言い換えて英語で表現しているか、そういったところも見ていきましょう。



見た目が「すっきりした」ときに使える例文4選

掃除をして、整理整頓もして綺麗になったら「すっきりした」感じがしますよね。

またはダイエットに成功して見た目が「すっきりした」という場合もありますし、長かった髪を切って「すっきりした」と言いたくなることがあるかもしれません。

英語でこれらを言いたい場合の表現方法は以下のようになります。

・ものが少なくなって部屋がすっきりした。

「This room (looks much better/has a better feel) with less stuff in it.」

・やっと整理整頓されてすっきりした。

「It’s neat and clean now.」

・痩せて見た目がすっきりしたね。(痩せたように見えるよ。というのが直訳です。)

「Looks like you lost some weight.」

・髪を切ったら見た目がすっきりしたね。(=さっぱりしたね。)

「You look great after you got a haircut.」

「すっきりした」は感覚なので、基本的には「Feel(感じる)」を使います。

しかし見た目がさっぱりした時には、「Look(見る)」を使って、「It Looks better(よりよく見える=さっぱりした)」と英語で表現することができます。

そのため最初の文で「better feel(いい感じ)」を使うと、部屋の見た目というよりも掃除した本人の気分がすっきりしたという感覚が強くなります。

どこで「すっきりした」を感じるかによって言い方は変わります。

気持ちが「すっきりした」ときに使える例文4選

先ほどお伝えしたように、「すっきりした」のが気分なら主に「Feel」を使って表現します。

その後で、気分転換ができたことでの「すっきりした」なのか、つっかえていたものがとれた「すっきりした」なのか、どの「すっきりした」なのかによって色々な単語を使って「どう感じたか」をより具体的にする必要があります。

・気分がすっきりした。

「I feel much better.」

・シャワーを浴びてすっきりした。

「It feels good to have a shower.」

・髪を切って気分がすっきりした。(さっぱりしたも同じです。)

「I feel refreshed after I got a haircut.」

・頭がすっきり

「It cleared my head.」

・言いたいことが言えてすっきりした。

「I finally got everything off my chest.」

普通の「すっきりした」なら「Feel better」もしくは「Feel good」を使います。

直訳すると「気分がよりよい」、「気分がいい」となりますが、「さっぱりした」という意味でも使うことができます。

3番目の「Refresh」や「Clear」も日本語でそのままリフレッシュやクリアと言うように、爽快な気分を表します。

4番目ですが、「Get 〜 off」で「降りる」という意味があります。「胸のもやもやが全部無くなった=すっきりした」ということです。

味、感覚などそのほかの「すっきりした」を伝える例文4選

見た目、気分、そのほかにも「すっきりした」と言える場面はいくつかあります。

直訳すると「すっきりした」という言葉からは遠回しな表現していることもありますが、「要するにすっきりしたんだね」というくらいの感覚を持ってほしいです。

また見た目や気分の「すっきりした」はジェスチャーで伝えられる部分も多いのですが、味についてはなかなか難しいので、できれば優先的に覚えておくのがベストです。

・すっきりした味がする。

「It has a refreshing taste.」

・すっきりしていて美味しい。

「It’s nice and light.」

・空気がすっきりしている。(空気が澄んでいる)

「The air is crisp and clear.」

・私はそれをすっきりと終わらせたい。

「I want to completely finish it.」

先ほども出てきましたが、日本語の爽やかに当たるのが「Refreshing」です。

次の文の「Light」はこの場合「軽い」という意味なので、軽い口当たりを表しています。

「Crisp」はあまり聞きなれない言葉ですが、シャキッとした、清々しいといった意味を持っています。

最後のような文の場合は、「すっきり」に当たるような言葉を使わなくても表現できます。

直訳すると、「完璧に終わらせたい」ですが、上の訳のように言うこともできます。

まとめ

「すっきりした」を表現する12の例文を今回は紹介しました。

  1. 見た目が「すっきりした」なら「Look」を使って表現する
  2. 気持ちが「すっきりした」なら「Feel」を使って表現する
  3. 言い換えながらほかの「すっきりした」を表現する

一言付け加えると、「聞いて感じたこと」は「Sound」を使います。

今回の「すっきりした」の表現を例にとって、ほかの表現も英語でどう伝えられるのかを見てみてください。

例文を見て、直訳を掴んだら意訳がどうなっているのかを見るのも勉強になります。